2009年11月23日

Thee Out Mods、イアン・デューリー





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

まず、最初のコーナーは、
ミュージックカレイドスコープ

のコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて、今日は、この番組でも以前から応援させて頂いております。ロックの本場である「アメリカ」のライブハウスをサーキットしては、堂々たる自信と共に凱旋帰国。荒削りながらもロックスピリットに溢れた、まさに「本場仕込み」のR&Rを聴かせてくれる、あのThee Out Modsから喜びの知らせが舞い込んで参りまして…。
既に、ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、あのマックベアーとブディーベアという表紙を飾る「熊のイラスト」でも御馴染みの「日本一の青年漫画雑誌」と言われ、今年2009年で、1979年の発刊から「30周年」という記念すべき年を迎えた集英社の
「ヤングジャンプ」

こちらの方で、先頃、誌面を通じて開催しました
「イメージソング・コンテスト」

の結果発表がウェブで行われまして(誌面では12月に入ってからということらしいですが~)、そこで我らが
Thee Out Mods

は何と、かの
本宮ひろ志先生の「新・サラリーマン金太郎」のイメージソングに選出

され、見事、当コンテストで銅賞の栄誉に輝き、10万円の賞金を手に入れました。まぁ、賞金はええか~(笑)
先月は、香港、マカオ、台北のアジアの三大都市を回るツアーを敢行し、行く先々で充実の手応えを感じることが出来たとする彼等。
今後はこの勢いに乗って、日本国中をライブサーキットして、われわれの心の琴線に触れるご機嫌なR&Rを届けてくれることかとも、私としては期待しております。来年辺りは大々的にメジャーブレイクかも~!
では、今日はそんなThee Out Modsさんの受賞を祝して、1stアルバム「ロックンロール・パイレーツ」(こちらのアメリカ盤も売り切れ真近!是非、興味ある方はお早めにお買い求めくださいね!)から、まず、その「新サラリーマン金太郎」のイメージソングに選ばれた「ロクデナシ」、そして「サクラ」「トレジャーランド」「うまくいかないぜ」の4曲を連発でお届けします!それではどうぞ!聴いてください!
Thee Out Mods

です!











Thee Out Mods HP
http://www.myspace.com/theeoutmods2006

ヤングジャンプ30周年記念総額100万円イメージコンテスト結果発表
http://www.myspace.com/yj30

Thee Out Mods CD取扱店
http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=96836797&blogId=515786908

続きましては~







その頭文字にアルファベットのIが来るアーティストということで、2000年3月27日に胃癌のため57歳の若さで亡くなってしまいました、幼い頃に罹ったポリオで半身麻痺というハンディキャップを背負いながらも、1970年代のイギリスの「パブロックシーン」や「パンクシーン」の中で、パワフルなファンク・サウンドと、イギリス人特有のウィットネスに富んだ歌詞を聴かせては、偉大なる足跡を遺してみせた御大
「イアン・デューリー」

今回は、その彼にスポットを当てて、楽曲の方を皆さんとともに聴いてみたいと思います。

往年のロックスター「ジーン・ヴィンセント」に憧れを抱き、自らもロックンローラーの道を志したイアン・ロビンス・デューリーは、1942年5月、イギリスはロンドンのハーロウと言う町で、バス運転手の父・ビルと、大卒で医者の娘である母・マーガレットの間に生まれる訳ですが、両親の離婚と共に7歳の時、先にも言いましたように、ポリオとなり、半身麻痺のハンディを背負い込むこととなる訳です。しかし、この方は、並々ならぬ不屈の精神の持ち主で、この逆境にもめげず、1963年には雑誌のイラストレーターとして活躍、また1966年からは美術学校で教鞭をとることになり、その頃から、友人や美術学校の教え子などを仲間に引き入れ、バンド活動を行うようになり、結果、ギルバーン&ザ・ハイ・ローズを結成。このバンドで1974年にWEA傘下のラフトというレーベルと契約し、イアンは32歳と言う年齢で遅咲きのプロ・デビューを果たすこととになる訳です。しかし、このバンドは長続きせず「ハンサム」とタイトルされたアルバムを発表した直後に解散。しかして、程なくイアンは「ビザンチウム」というバンドでギターを弾いていた、メロディーメイカーとしてもピカイチの才能を有していた「チャズ・ジャンケル」を相棒に「ザ・ブロック・ヘッズ」を結成。1978年には全英1位となる「ヒット・ミー」のヒットを飛ばし、一躍スターダムにのし上がり、以降、英国の国民的な英雄として、大勢の人達から愛されることになる訳です。

では、この辺でそんなイアンの代表的なナンバーをお掛けしたいと思います。

曲は、サビの部分が、日本語に訳しますと「ぶって!ぶって!ぶって!」となる、ちょっぴり変な、それでいて全英で、1978年に第1位の栄冠に輝いた「ヒット・ミー・ウィズ・ユア・リズムスティック」(因みにこの曲は、今政治家に加齢に転身を図っているヤッシーこと「田中康夫」氏が小説家として脚光を浴びた、あの「なんとなくクリスタル」その中でも取り上げられていましたが~)、そして、イアンが愛して止まなかった彼にとっての永遠のアイドル「ジーン・ヴィンセント」に捧げた「スウィート・ジーン・ヴィンセント」、この2曲を聴いてください。
イアン・デューリーです!どうぞ!




“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/

さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今日はですね、先のコーナーでも取り上げました
イアン・デューリー


「インビットウィニーズ」

を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手は
DJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)

でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(11・29オンエアー分)




  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 12:32Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年11月22日

イギーポップ・石野見幸





さて、今週はHからひとつコマを進めて、その頭文字にアルファベットのIが来るアーティストということで、パンク界のゴッドファーザー、とても62歳とは思えないマッチョな肉体の持ち主、アメリカはミシガン州、自動車産業が盛んなことで御馴染みの工業都市・デトロイトはアン・アーバー産まれの、本名「ジェームズ・ニューエル・オスターバーグ・ジュニア」という
「イギーポップ」

にスポットを当てて、その音と共にご紹介したく思います。

ドアーズのヴォーカリストである「ジム・モリソン」の影響を多大に受けたイギーは当初、ハイスクール時代に結成した「イグアナズ」というバンドでドラムを叩いていたが(因みにイギーというステージネームは、このイグアナズが由来となっている)、その後1967年に、ギター担当のロン(故人。残念ながら2009年1月、自宅で心筋梗塞に倒れ帰らぬ人になってしまう…)と、ドラム担当のスコットというアシュトン兄弟とともに、日本語訳すると「馬鹿の集まり」という意味合いになる「ストゥージズ」を立ち上げて、活動を開始。1969年にはヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退したばかりのジョン・ケイルのプロデュースの下、工業都市「デトロイト」の喧噪をそのままパッケージしたようなノイジィーなアルバム「イギーポップ&ザ・ストゥージズ」で鮮烈デビューを飾り、ガラスの破片の上を転げ回っては血塗れになったり、嘔吐したりととても尋常とは思えない、ショッキングなライヴ・パフォーマンスの評判とともにゲテモノバンドとして、ロックシーンの中で穿った見方をされつつも注目を集めていくが、メンバーの薬物依存などが原因で、1974年に解散。その後、ストゥージズの3枚目のアルバム「ローパワー」(の本で発売された当初は邦題の方は「淫力魔人」とされていた。実に滑稽!「淫力魔人」ってつけも付けたりだなぁ~)のプロデュースを担当したことから友好関係が出来た、かのD・ボウイの力を借りて、1977年にソロとして、あの名曲「チャイナガール」を収録した「イディオット」で再デビュー。以降は、決して安定したペースでの活動とはいえないまでも、ピストルズのジョニーロットンをはじめとする多くのパンク・ミュージシャンや、ニルヴァーナのカート・コバーン、そして最近では、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトなどに敬愛されるミュージシャンとして人気を集めながら、今日に至るまで現役選手として第一線で頑張り続けており、今年5月発売の「キング・オブ・ザ・ドッグズ」では何とジャズやシャンソンにまで挑戦し、更なる新境地を求め、孤高のロック道を歩み続けるイギーではごじゃりますが~
それではここで、今日はそんなイギーの曲を聴いて行きたいと思います。
曲は
「ザ・パッセンジャー」

それではどうぞ!イギーです!






“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/









さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、2007年11月8日、がん性腹膜炎によって35歳の若さながらお亡くなりになった、私も生前応援させて貰っていた
石野見幸

さんを偲んで、アルバム「カレント」から、「Goody! Goody!」
を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(11・22オンエアー分)

  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 07:59Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年11月21日

AC/DC





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
その前に、一言お断りしておきたいと言いますか~。
実は、ここんとこ暫く、病知らずの健康優良児たる私PON-CHANG!では御座いましたが、とうとうと言いますか、まぁ~こういうのを「鬼のかくらん」というのでしょうが、見事、風邪を引いてしまいまして、喉は痛いわ、鼻水は垂れるわの最悪のコンディションで、本日はそんなこんなでお聞き苦しい点多々あるかとは思いますが、その辺りはひとつご容赦賜りましてお付き合いの程、宜しくお願いしたく思います。
まぁ~不幸中の幸いと申しますか、現在、罹っている方からすれば、気分の良い表現とは言えないかも知れませんが、取り敢えず国内のみならず全世界で猛威を振っているあの「新型」、今はもうA型という扱いを受けていますが、かの「インフルエンザ」とは違ったようで、それだけが救いと言えば救いかとも知れませんが~。
でも、公共の電波を通じて放送をしている人間としては、感冒に罹るなんて、やはり以ての外。体調管理がなってないとお叱りを受けても仕様がないこととも痛感しております。
これを教訓と生かして、今後においては健康管理に十分気を使い、頑張っていきますんで、今回ばかりはご勘弁ください。それとくれぐれも、リスナーの皆さんも健康にだけは気を付けてくださいね。病気ほど、詰まらんもんはござんせんよ。ハイ!
~ということで、しょうもない陳謝の弁と言いますか、平たく言えば言い訳でんな。
まぁ~言い訳はこの辺に致しまして、本編の方に行かして頂きます。

~ということで、まず最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。



さて、今日は来年3月というから、まだまだ先で「鬼も笑う」かも知れませんが、前回2001年の来日から9年の歳月を経て、あのラジオ・オーストラリアの「ワライカワセミの鳴き声」というのは古いか…。オージビーフと美しい珊瑚礁に溢れたグレート・バリアリーフと、独特の文化を持つ先住民族「アボリジニ」(余談ではありますが、現在では「アボリジニ」という名称は差別的な意味合いが強いということで、「アボリジナル」若しくは「オーストラリア原住民」というのが一般的に使われつつあるということです!)といった感じで、日本でも御馴染みの国「オーストラリア」を代表するバンドといったら、今日びの若人なんかは直ぐ様「JET」クンを連想するやも知れませんが、そうじゃなくて、われわれのような不惑の世代と、その前後の世代なんかからすると、このバンド、日本語に訳すと「交流・直流」、地元オーストラリアでは親しみを込め、ファンから「アッカ・ダッカ」とも呼ばれており、一部では「交流・直流」ということで、両刀使い、バイセクシャルとか、そういった意味合いもあるなんて「下品な勘ぐり」もなされていますが、実際には「ミシンカバー」の裏にその表示の刺繍(?)があって、そこからヒントを得てグループ名にしたというのが紛れもない真相という、1973年12月にシドニーで結成された、マルコムと「永遠のランドセル小僧」アンガスのヤング兄弟からなる、不滅のヘヴィロックバンド
「AC/DC」

の来日を祝して、2008年10月発表の最新アルバム、今回のツアーのタイトルにもなっておりますが、「ブラックアイス」(邦題は「悪魔の氷」、そのまんまじゃん!)から何曲かお掛けしたいと思います。
で、今回の日本公演ですが、関東圏では、来年3月12日に「さいたまスーパーアリーナ」でライブが開催され、こなた大阪の方では、確かエアロスミスか、ボン・ジョヴィのライブ公演の時だったと記憶していますが、観客が興奮して一斉にジャンプしたところ、近隣住民が「すわ、地震か」と勘違いするほどの地響きが起こったとして、その後、沢山の苦情が舞い込んだという、曰く付きの、大阪は千代崎に在る「京セラドーム大阪」で行われるそうですが、大丈夫でしょうか?9年振りの来日ということもあって、かなりフラストレーションというか、ガス抜きされていないファンの方もいると思いますんで、これまた本編のコンサート内容とは別に、場外乱闘的な波乱が巻き起こりそうな胸騒ぎも覚えますがね~。でも12月にはガンズもコンサートをするということですから、問題は解消されたのでしょうかね?どうなんだろう~。誰か教えて…。マンマンチャアン!(古いなぁ)
まぁ、何はともあれ、9年振り。私からすると前回、彼等の雄姿を目の当たりにしたのは、もう一昔前、1982年の6月に行われた万博ホール(バック・イン・ブラック・ツアー)でのライブ以来ということになりますから、凡そ28年振りということになりますね。
実際、私以外にもこういう方はいらっしゃることかとも思いますが~。
兎に角、CDから聞こえてくる彼等のサウンドも「素晴らしい」の一語に尽きるところではありますが、しかして、その本領はやはりライブで発揮される請け合いで御座いまして、ぜひ興味というか、ロック道を志す若人君達は、直にその眼で、その肌で、彼等の熱気ムンムンのライブを浴びるように体感して、某かのものを彼等から受け取って頂きたいとそのように思います。
それでは、お待たせしました。前回の来日から9年振り。来年3月に「京セラドーム大阪」で、また伝説の一夜を築き上げること間違いなしのAC/DCのアルバム「ブラックアイス」から今日は3曲。
アルバムのオープニングを飾るに相応しいキャッチーなナンバー「ロックンロール・トレイン」、そして「ビッグジャック」、さらに「気分はアメリカン」といった趣の強いキャッチーで大陸的なリフが印象的な「エニイシング・ゴウズ」、この3曲をお聴きください!

AC/DCで~す!

AC/DC・オフィシャルサイト(英語)
http://www.acdc.com/
AC/DCアンオフィシャルサイト(日本語)
http://music.geocities.jp/acdc_fan_jp/












Radio Nowhere

http://radionowhere2.narasaku.jp/

(11・22オンエアー分)

  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 03:49Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年11月13日

ウォッカコリンズ「VODKA COLLINS」





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

さて今日は、通常の番組メニューを変更して、以前から名前は聞いていたものの、改めてその音に触れた途端、「1970年代の日本に、こんな素晴らしい、時代を先取りしたかのような画期的な音を聴かせるR&Rバンドが存在したのか」と、今更ながらではありますが、感心するとともに、一方で大いに反省をすることになってしまった一組のバンドにスポットを当て、懺悔の意味も込めながら、今日はリスナーの皆さんとその音を大いに堪能して行こうといった趣向でお送りしたく思っております。
それでは何はともあれ、今日ご紹介するのは、この曲のオリジナル・バージョンを創った方ということで、先ずはこの曲を聴いてください。

ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ


「アイ・ラブ・ロックンロール」!




先ずはジョーン・ジェットで「アイ・ラブ・ロックンロール」を聴いて頂きましたが、今日は勿論のこと、この「ジョーン・ジェット」を特集で取り上げると言うことではなく、これを作った
「アラン・メリル」

という1951年、アメリカはNY生まれで、御年58歳のロックンローラーが、今年1月25日に、残念ながら「肝臓癌」の為に亡くなってしまった元・テンプターズ(“ショーケン”こと萩原健一氏が在籍していたことで有名なアイドルGSバンド)のドラマー
「大口広司」

氏とともに、1972年に、此処日本で結成されたのが、伝説のグラムロックバンド
「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)

で御座いまして、今日はこのバンドを取り上げては、「1970年代の当時から、われわれの国にも、こんなに表情豊かなR&Rを聴かせる、世界水準のバンドがいたんだ」と言うことを再認識してもらいたいということもあって、特集企画としてお送りさせて頂こうと思い立った訳です。
この「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)は、1968年から、ザ・リードと言う名前の、外国人の所帯から成るバンドを率いて、東京で活動していたアラン・メリルがソロとなり、その後、渡辺プロダクションと契約。元エモーションの近田春夫氏と結成した「ゴジラ」というスリーピース・バンドなどでの活動を経て、先にも申しましたように1972年に、ドラムに大口広司氏、そして、後にテンソウのギターとなる横内 健亨氏(たけひろ・通称タケ)がベースで加わり、かのR・ストーンズのキースが愛飲していたというカクテルドリンクの名前に因んで、「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)と命名して活動を始めた訳です。このバンドは、当時、流行りのグラムロックの影響下にあって、D・ボウイの「ハンキー・ドリー」やモット・ザ・フープル、ルーリード、ストーンズなどの音を聴き漁っては、アンチ・コマーシャルな楽曲を書き下ろし、正に時代の先端を行くバンドとして、当時、アップ・トゥ・デートな風俗に敏感だった人々の関心を集めるに至った訳です。
しかし、そうはいっても本格的なロックサウンドを支持してくれる人など、当時は極々少数ということもあって、直ぐに金銭的な行き詰まりに瀕し、1stアルバム「TOKYO NEW YORK」の完成を待たずにアランは1973年に渡英し、
「アローズ」

を結成、「アイ・ラブ・ロックンロール」をヒットさせた。バンドはアランが脱退した時点で、一旦解散したものの、1996年に
ムッシュかまやつ
氏(G)と元ゴールデンカップスの加部正義氏(EX、ジョニー、ルイス&チャー、ピンククラウド)を加え、再結成。以降、それまでとは打って変わって「ケミカルリアクション」「ピンク・スープ」(共に96年発表)そして98年には「ボーイズライフ」と立て続けにアルバムを制作し、アクティヴな活動を続けましたが、その後、残念ながら「自然消滅」というような雰囲気でフェイド・アウトしてしまいました。

~というところで…。

それでは、お待たせしました。何時もと同じく、前口上が長くなりましたが、2004年にポリスターから編集盤として発売となりました、まぁベスト盤ですね、「Boys in the band」とタイトルされた作品から、先ずは「オートマチック・パイロット」「ヴァキュームガール」の2曲を聴いてください。どうぞ! 

 

                   

~続いても「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)で、2004年発売の「Boys in the band」から、今度は「ピンク・ソープ」、そしてあの「アイ・ラブ・ロックンロール」を聴いてください。どうぞ!

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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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では、最後も、今日は「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)のナンバーで、曲は「サンズ・オブ・タイム」をお掛けして、お別れしたいと思います。



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(11・15オンエアー分)


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:45Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年11月08日

Radio Nowhere










♪~

故郷に帰る道を見つけようとしていた
ラジオから聞こえてきたのはただブーンと言う単調な音
人工衛星を通じて配信される個性のない音楽
それが最後の孤独なアメリカの夜を粉砕した
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい

役に立たないダイヤルを回し続けた
どれもこれもファイルされた生気のない曲
暗いトンネルを進んだ
魂のある世界を探して

こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい

聴きたいのは激しいリズム

欲しいのは千のギター、轟くドラム、熱狂的な百万の声…

霧雨の中、車を走らせた
ミステリートレインを探して
青空の荒野を進んだ あなたと繋がることを心から願いながら


       ~♪ B・スプリングスティーン「レディオ・ノーウェア」



この番組は、この曲の歌詞内容に感銘を受けたことをきっかけとしてスタートした番組です!

             今後とも「ベイビー、宜しく!」

                           By PON-CHANG!


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 20:21Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年11月07日

ザ・ハイヴス、ザ・ランナウェイズ





さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、1993年、スウェーデンはファルゲシュタという工業都市に住む若者5人のもとに、謎の人物「ランディ・フィッツシモンズ」(専らギター担当のニコラウス・アーソンのことだと言われているようだが~)から手紙が送られてきたことをきっかけとして結成されたという、2000年頃から始まった全世界的な「ガレージロック・リバイバル」の中心的存在とも目されているバンド
「ザ・ハイヴス」

を、今回はご紹介したいと思います。

ハイヴスといえば、何といっても元クリエイションのアラン・マッギーが2001年に設立したイギリスの音楽レーベル「ポップトーンズ」から、翌年発売となった、最早、世界のガレージロック・シーンにおいて、金字塔を打ち立てたコンピレーション・アルバム「ユア・ニュー・フェイヴァリット・バンド」を通じ、一躍「時代の寵児」として、メジャーロックシーンに台頭してきたバンド。ガレージバンドの範疇で紹介されるだけあって、そのサウンドは、タイトなリズムに、全くけれん味のないギターが絡みついただけのシンプルなもので、ロックが本来持つ初期衝動が「まんま」痛快に感じられる代物で御座いますが、その一方で、ライブでは「大衆向け」とも言えるコミカルなMCを聞かせたと思えば、ヴィジュアル的にも白と黒を基調にした、何処かしら滑稽なイメージを与える、「お揃いの衣装」で演奏してみたりと、その手のバンドに有りがちな、斜に構えたような険しいポーズは一切なく、老若男女、誰が観ても十分楽しめる雰囲気のステージとなっており、これが他のバンドよりも、頭ひとつ、ふたつ抜きん出た状態で、世界的に支持されるバンドとして、今もって活躍している所以かとも思います。

では、そんなハイヴス。今日は2004年7月に発売となった3枚目のアルバム「ティラノザウルス・ハイヴス」から、オープニングを派手に飾っている「アブラ・カダヴァー」、そしてMTVのヘヴィ・ローテーションに選ばれて大ヒットした「イディオット・ウォーク・イディオット」、さらには「ノー・パン・インテンディッド」の3曲をお掛けします。

それでは聴いてください。ザ・ハイヴスです。どうぞ!




「イディオット・ウォーク・イディオット」

http://www.youtube.com/watch?v=UsazuAL1J70


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」


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Radio Nowhere

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さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、かのジョーン・ジェットも在籍していた1975年に結成(解散は1979年)された元祖ガールズロック、パンクの先駆けとも言われている
「ザ・ランナウェイズ」

そこのドラマーで2006年の10月21日、47歳の若さで肺がんの為、亡くなってしまったサンディ・ウェストを偲んで彼女達の代表曲である
「チェリーボム」

を聴きながらお別れしたいと思います。





それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手は
DJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)
でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(11・8オンエアー分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 01:23Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年11月03日

ナイトメア





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて、今日は、この番組の内容を詳らかにしておりますブログの「お気に入り」の方にも登録させて貰っていますが、「けん」さんと言う方がやっていらっしゃる「少しマニアな音楽データベース」(少しじゃなくて、かなりマニアックとは存じますが…)、そちらの方で、過日紹介されておりました、今月5日の「日本武道館」での公演を持って倒産(解散)した、宮城県は仙台市が誇るコミック・ヴィジュアル・バンド“癒しの宅急便”こと「仙台貨物」
このバンドの紹介と共に、本家本元の「ナイトメア」「東京傷年」と言う曲も合わせて紹介されておりまして、試しに聴いたところが、これが実に良かった!

サビの部分は、例えば「アシッドブラックチェリー」をはじめとする一連のヴィジュアル系にもありがちな歌謡曲的な節回しで、正直、この点は今ひとつといった印象を持った私では御座いますが、その他、リフと言い、楽曲全体としては、本当にクオリティーも高く、完璧なアレンジが施されています。

聞くところによると、ギター担当の「咲人」氏はヴィジュアル・シーンでは、速引き、タッピング、スラップ奏法など多様なテクニックを有する屈指のプレイヤーとして、つとに有名とのことですが、それにも素直に頷ける堂々たる演奏振りを披露しておりますし、特に、エンディングのハイスピードで転調し、スリリングに終わりを迎える展開など、正に「しょんべんばちびりますたい!」と言った具合で、大興奮すること請け合いの仕上がりとなっています!

私としては、これまでにもdir en grey(ディル・アン・グレイ)とか、中には一部、好みのバンドもありましたが、総じてCDを購入したりする程には思い入れも持てないジャンルであったヴィジュアル系ですが、今回の「目から鱗」のナイトメアさんとの出会いを契機に、真摯に「こりゃ失礼!」と、お猿の次郎クンの如く、認識も新たに反省させて頂きます。「どうもすいませんでした!」(響じゃないけど~)




株式会社:太郎倶楽部
http://www.osaruland.com/

…ということで、来年2010年には「さいたま・スーパーアリーナ」で結成10周年のスペシャルライブも予定されている、そんな「ナイトメア」に敬意を表する意味でも、素晴らしい作品「東京傷年」が収録されている、2004年発表(バップ)の「リヴィド」の方から3曲行きましょう。曲はアルバム4曲目に収録されている「underdog」とナイトメア5枚目のメジャーシングル曲の「シアン」、そして何といってもこの曲「東京傷年」の3曲をお送りしたく思います。それではどうぞ!
ナイトメア
です!







「ナイトメア」オフィシャルHP
http://www.nightmare-web.com/pc/

ナイトメアWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%82%B7%E5%B9%B4

仙台貨物HP
http://www.sendaikamotsu.net/

「少しマニアな音楽データベース」
http://sukosimania.jugem.jp/?eid=516

(11・8オンエアー)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 10:06Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年11月01日

Electric Eel Shock、ハイウェイ61





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANGで御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて、今日は1996年に結成された3ピースのご機嫌な「国産ガレージ・メタル・バンド」ながらも、本国・日本よりも欧米で先に人気を勝ち得て、先月7日、オランダの音楽サイト「セラバント」が運営するファンからの寄付5万ドルによってアルバム製作が出来るというユニークなシステムに基づいてレコーディングされた、通算6枚目に当たるフルアルバムCD「スゴイ・インディード」が注目を集め、漸くその存在が国内でもクローズアップされることになってきた
Electric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)

を取り上げては、ご紹介したいと思います!






Electric Eel Shock(エレクトリック・イール・ショック)は、先にも申し上げた通り、3人編成のガレージ・メタル・バンドで、ヴォーカル・ギター担当の森本明人氏(アキ)とベースの前川和人氏(カズト)は共に大阪出身で、学生時代から馴染みの存在だったそうで、一緒に地元大阪で結成したポップロックバンドのメンバーとして上京してはメジャーデビューを果たし、本格的な音楽活動に臨むことになる訳ですが、直ぐに方向性を見失い空中分解。そのため、森本氏と前川氏は一旦それぞれに別の道を歩み、森本氏はバス釣りにおける秀でた才覚を生かし、プロのバスフィッシャーマンに転向(余談ですが、今持ってプロのバス釣り師として活躍しており、バス専門誌“Basser”にコラムを連載中で、偶にサンTVなどでオンエアーされている釣り番組に登場したりもしているそうな~)。また前川氏は、とあるファンクバンドのセッション・ベーシストとして活動しては生計を立てることになる。その後、互いにそれぞれの道で成功を収めるも、前川氏が自身の音楽活動を通じ知り合ったドラムのジャイアンこと伊藤知治氏を森本氏に紹介することで、再びバンドを結成。それが今日ご紹介のElectric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)であり、結成の翌年にあたる1997年には「Maybe… I Think We Can Beat Nirvana」をインディーズからリリースし、これを契機に本格的な演奏活動を展開する。そして1999年には初のアメリカに進出。NYツアーを行うも、これについては特別、母国「日本」に対してどうのという気持ちがあった訳でもなく、「単純に楽しそうだったから~」という動機から計画したようだが、結局はこれが引き金となり、2000年にも再びNYツアーを敢行。ここで大きな反響を呼び、EESは日本よりも欧米諸国で人気が先行し、今ではNY、ロンドンに活動の拠点を置き、ハノイ・ロックスやセパルトゥラなど有名ハードロック・バンドと共演するなど、将来が嘱望されるワールドワイドなバンドとしての評価を得るに至っている訳です。
~というところで、それでは海外で評価も高く、現在にあっては逆輸入的にその評判が日本国内でも浸透しつつあるElectric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)。今日は「ジューダスプリースト」や「スコーピオンズ」などのプロデューサーとしてもお馴染みのアティ・バウを起用して制作した、2007年発表の
「トランスワールド・ウルトラ・ショック」

から、ミニー・リパートンをオリジナルとする「ラヴィン・ユー」のカヴァーバージョン、そして、このアルバムの日本盤のみにボーナストラックとして収録された彼等の十八番(おはこ)のナンバーである「バスタード!」のインダストリアル・MIX、さらに、あの44マグナムの代表曲「ノー・スタンディング・スティル」のカヴァーの3曲をドバッとお掛けしたいと思います。

それでは聴いてください!出来ればボリュームは大きめで~。Electric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)です!どうぞ!

EES HP
http://www.electriceelshock.com/
バンド・オフィシャル・マイスペース
http://www.myspace.com/beatme
EES・AKIの「ロックンロール・フィッシャーマン」BLOG
http://rocknrollfisherman.blog16.fc2.com/
EES・Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/Electric_Eel_Shock







続きましては~

その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、2005年5月に、ワーナー・ミュージック・ジャパンより発表した「サヨナラの名場面」が『中島みゆき』さんの楽曲に酷似していることから、盗作問題に発展。同年6月発表の1stアルバムも発売中止となり、その後、ワーナーとの契約も解除。自らでインディー・レーベル「BOUND FOR GLORY !! records」を設立し巻き返しを図るも、2007年9月、富士山の麓にあります「朝霧高原」で主催した2日間の野外ロックフェス「MUSIC PEOPLE FESTIVAL」を最後に解散してしまった、シンプルでストレートなサウンドが売りだったバンド
「HIGHWAY61(ろくじゅういち)」

にスポットを当てて、今回はご紹介したいと思います。
私がこのバンドを知ったのは、メジャー第一弾のシングルにあたる「POWER TO LIVE」(パワー・トゥ・リヴ)のジャケットが、あのトム・ロビンソン・バンドの名盤「パワー・イン・ザ・ダークネス」のジャケットにそっくりだったことから、手を伸ばしたのがきっかけで、まぁ、実際聴いてみると、「可もなく不可もなく」と言った印象で、(現在もそうですが~)当時の邦楽ロックシーンを席捲していた、ハイスタやブルーハーツを勘違いした一連のメロコアや青春パンクと何ら変わらない代物で、正直「肩透かしを喰った」というのが率直な感想です。
『中島みゆき』さんの「ファイト」にそっくりとされる楽曲「サヨナラの名場面」を巡る盗作問題では、インターネット上でもかなり強力なバッシングにあい、居場所を失してしまったHIGHWAY61ではありますが、これは何もこのバンドに限ったことではなく、これまでにも繰り返し「盗作問題」というのは音楽業界では枚挙に暇もない程起こっており、勿論、意識せず仕上げた作品が誰かの曲に酷似している、確かにこれだけ世の中に様々な音楽が蔓延している訳ですし、更に言えば、ヒップホップやラップの世界ではサンプリングの名のもとに、他人の楽曲の「美味しいフレーズ」を拝借するなんて日常茶飯事の行為となっていますし、最早「偶然の産物」として、そういったものが染み出して来ると言うのは、仕方の無いことなのかも知れませんが、出来れば、創作に携わるミュージシャンの矜持として、又は「最低限の礼節」として、仮に他人の曲との「関連」を指摘されるような「疑惑の作品」が、予期せぬ形で出てきたとしても、それを潔く斬り捨ててしまう位の勇気と決断を示して、格好良く処置して貰いたく思いますね。
現在、HIGHWAY61の元メンバーがどのような活動をされているかは知る由も無いですが、もし、今もって音楽活動に従事されていると言うことであるなら、過去は過去の事として(発売中止の措置も取られている訳ですし…)今一度、仕切り直しを行った上で頑張って頂きたく思っております。そういった「応援のエール」としての意味合いをも込めながら、それでは今日は、彼等の記念すべき1stシングル(先にも述べたように、さほど楽曲には思い入れはないですけども…)「POWER TO LIVE」(パワー・トゥ・リヴ)「ノー・モア・ティアーズ」の2曲をお掛けしたいと思います!それではどうぞ!HIGHWAY61です。

HIGHWAY61 Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/HIGHWAY61


 

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は予定を変更して、冒頭のミュージックカレイドスコープのコーナーでご紹介した、EESのカヴァーによる44マグナムの「「ノー・スタンディング・スティル」、ここではそのオリジナルの方をお掛けしてお別れしたいと思います。



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(11・1オンエアー分)

  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 07:12Comments(0)ROCK・MUSIC