2009年12月31日

エコー&ザ・バニーメン その①






謹賀新年!


皆さん今晩は!そして、新年明けましておめでとう御座います。
これからの30分間は、昨年同様、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは、今年じゃなくて、来年ですな(笑)「年男」の私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!本年もひとつ、宜しくお願い申し上げます!

新年のご挨拶も恙無く終えさせて頂いたところで、それでは早速、2010年(平成22年)寅年、先ずは一発目に当たります「Radio nowhere」をお届けさせて頂きたく思います。

で、コーナーの方は昨年同様、変わりなくお届けしたく思います!

頭はお馴染み。このコーナー!「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー。
まぁ~華麗かどうかは分かりませんが、気合も十分に、先ずは番組冒頭、飾らせて頂きたく思います!

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂く、そういった趣向のコーナーで御座いますが。

新年第一発目の今日は、2005年発表の「サイベリア」から4年、コールド・プレイのクリス・マーティンが参加したことでも話題となった、通算11枚目となるフル・アルバム「ザ・ファウンテン」を、昨年12月16日に発表すると同時に、デビューから記念すべき30周年を迎えることとなった、イギリスはリヴァプール出身のネオ・サイケディック・バンド「エコー&ザ・バニーメン」を御紹介したいと思います。

エコー&ザ・バニーメン。
結成は今を遡ること、32年前の1978年秋。それまで、後に英国ロック界のカルト・ヒーローとなるピート・ワイリーやジュリアン・コープなどの幼馴染みと共に「クルーシャル・スリー」などのグループを結成しては、バンドの真似事のようなことをしていたイアン・マカロックが、友人でギター弾きのウィル・サージャントと、ベースのレス・パティスンを誘って、本格的に立ち上げたのがバニーズで、当初中々ドラマーが見つからなかったことから、エコー社製のドラムマシンを用い、ライブを展開。そのことで当時のロックシーンにおいて、注目を集めたことから、今日までドラムマシンの会社名を頭に付けた「エコー&ザ・バニーメン」のグループ名で活動している訳です。
1979年には、地元のインディ・レーベル「ZOO」からデビューシングル「ピクチャーズ・オン・マイ・ウォール」を発表。この後、バンドはメジャーレーベル「コロヴァ」と契約を交わし、またピート・デ・フレイタスを正式にドラマーとして迎え入れ、翌年の1980年にはメジャー第1弾アルバムにして、未だ「傑作」と誉れも高い「クロコダイルズ」を引っ提げては、ニューウェイヴ、ポストパンクのバンドが席巻する英国ロックシーンを舞台に華々しい狼煙を上げることとなる訳です。
81年発表のセカンド「ヘヴン・アップ・ヒア―」、そしてサードの「ポーキュパイン(やまあらし)」と立て続けに、イギリス特有の陰影を湛えたサイケデリックアルバムを発表するも、87年発表のグループ名をそのままタイトルに施したアルバム「エコー&ザ・バニーメン」を最後に音楽性の違いを理由にイアンがバンドを離脱、新しいヴォーカルを擁して残されたメンバーはバンドを継続していくが、89年にドラムのピート・デ・フレイタスがバイク事故で他界。これを契機に、バンドは完璧にその勢いを失していきます。
が、1997年にイアンとギターのウィルが「エレクトラフィクション」というプロジェクトをスタート。ここにベースのパティンスンも合流し、再度、オリジナルメンバーによる「バニーズ」として活動していくこととなり、今日に至っては、同期のU2やキュアー、はたまたニューオーダーなどのバンドに遅れを取った感は否めないものの「ポーキュパインの頃以来、今が最も充実している」というイアンを始めとするメンバー達の元気なコメントも聞かれる中で制作されたアルバム「ザ・ファウンテン」を昨年12月に発表し、颯爽と完全復活を成し遂げたバニーズであります。
~ということで、新譜の方は、来週のこのコーナー「ミュージックカレイドスコープ」で、改めてお届けすることに致しまして、今日は先ず、今もってジョイ・ディヴィジョンの「クローサー」と共に「ポストパンクの名盤」として語り草になっております1stアルバム「クロコダイルズ」の方から何曲か御紹介したいと思います。
曲は1stシングル「ピクチャーズ・オン・マイ・ウォール」と、「オール・ザット・ジャズ」、そしてタイトルチューンの「クロコダイルズ」の計3曲を聞いて頂きたく思います。それではお楽しみください!エコー&ザ・バニーメンです!どうぞ。







エコー&ザ・バニーメンWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%BC&%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3   

続きましては、その頭文字にIの付くアーティストということで、1991年、アメリカはカリフォルニア州で結成された、デビュー当初こそ「ニューメタル」「ミクスチャー」の範疇で語られることが多かったものの、最近ではフォークやサイケデリックサウンドの要素なども取り込みつつ新境地を開拓して見せている「インキュバス」(因みにインキュバスとは、キリスト教における悪魔のひとつである、男性型の夢魔、淫魔、要はスケベな変態色魔との意味だそうですが…)、そのバンドを御紹介したいと思います。
インキュバスは先にも申し上げた通り、1991年結成のヴォーカルのブランドン・ボイドを中心とした5人組のオルタネイティヴ・バンド。活動を開始した当初は4人組だったが、1995年に「DJキルモア」がバンドに参戦。ここから5人組としての歩みを見せる。メジャーデビュー初期までは所謂「ニューメタル」「ミクスチャー」と、当時隆盛を極めつつあった音楽ジャンルの一角を担うバンドとして、その存在を知らしめていたが、3枚目のアルバム「メイク・ユアセルフ」からメロディアス路線に多少シフトチェンジ。さらに枚数を重ねる毎に、新たなバンドとしての側面を見せるべく、意欲的に様々な音楽性を自らの中に取り込んでは、現在に至るまで、まさに「千万変化」と評するに相応しい表情豊かな音を聞かせてくれています。
では、今日はそんなインキュバスのアルバムの中でも、私が特に贔屓とさせてもらっている2004年発表の5枚目の作品「ア・クロウ・レフト・オブ・ザ・マーダー」からタイトルチューンの「ア・クロウ・レフト・オブ・ザ・マーダー」をお聴きください。
それではどうぞ!インキュバスです。  

 


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/

さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今日は冒頭、御紹介しましたエコー&ザ・バニーメンのドラマーで1989年にバイク事故で他界しましたドラマー、ピ-ト・デ・フレイタスを偲び、もう一曲バニーズの曲ということで、アルバム「クロコダイルズ」から「GOING UP」「レスキュー」の2曲を聴きながらお別れしたいと思います。
来週はバニーズの待望の新譜「ザ・ファウンテン」の方から何曲かお届けしますので乞うご期待!お楽しみにということで~。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)こと唐鎌 嗣浩でした!

2010年寅年もよろしく!

それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 





(2010・1・3オンエアー分) 
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 11:12Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年12月23日

黒猫チェルシー、井上陽水




2nd Mini Album
『All de Fashion(オール・ド・ファッション)』

01.スピーカー
02.オンボロな紙のはさみ
03.廃人のロックンロール
04.毛にからまって
05.のらりのらねこ
06.ショートパンツ
07.南京錠の件
08.排泄物 from くち
09.ロンリーローリン

2009年12月2日発売
DCRC-0066
DECKREC/UK PROJECT
¥1,995(税込)

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオで
ROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!
どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

さて、2009年も残り僅かということで、皆さん如何お過ごしでしょうか~
今年も色々あったということで、さまざまな感慨を抱きながら、今、このラジオをお聴きになってらっしゃる方もいるかと思えば、一方で、年末年始にも拘らず、普段通り、お仕事ということで、「年末も糞もないぞ!この野郎!」と殺気立っている方も数多いらっしゃることかとも思いますが、取りあえず、否応なしに、あと何日かすれば「2010年」もやって来るということで、兎に角、私としては、来年も「無病息災」「ビンボーでも元気が一番」「年末ジャンボ当たりやがれ!」と祈念しながら、残りの日日を過ごしたく思います。
しかし、かの映画界の巨匠「スタンリー・キューブリック」が手掛けた映画作品「2001年宇宙の旅」では、2001年の時点で、人類はもはや地球を離れ、月面で生活し、主役のボーマン船長に至っては、木星で巨大な石柱「モノリス」と遭遇し、スターチャイルドに変貌するといったストーリー展開になっておりましたが、未だ現実には小林多喜二の「蟹工船」の方がリアルとする、この現実、世界はなんなんでしょうか。
ホンマ、現実とは「夢」も「希望」もござんせんなぁ~。
来年こそは良き年になるよう、民主党さんには、世の中の仕分けを上手くやって頂いて、この国の地図を素晴らしいものに塗り替えていってほしいと思いますね。頼むで!おかんから金もうて、苦しい答弁してるようではあきまへんで!
と、いうことで、ウダ漕ぎはこの辺りに致しまして、先ずは当番組お馴染みのメニュー~

「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー」!

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて今日は、今年も洋の東西問わず、様々な作品が色んなアーティストによってリリースされた訳ですが、その中でも私個人としては、特にこのアーティストとの出会いが印象に残っているということで、先月16日にニューアルバム
「オール・ド・ファッション」

を発表しました
黒猫チェルシー

を取り上げまして、その最新作から幾つか音源を紹介したいと思います。
今年全般の傾向としては、やはり年配のアーティスト達によるバンドの再結成など、そういったものが主流ということで、なかなか元気な若いアーティストにお目にかかることがなかったような印象が強い1年だったように思います。ラップとかヒップホップとかあの辺りの方々は抜きとしまして。私は正直、あの辺については全く聴きもしなければ、音楽的な魅力とか解りませんので…。
そんな中でも、この黒猫の登場は、実におっさんとしましては、痛快と言いますか、久方振りのヒットということで快哉を叫んでしまいましたね。
高校生にも関わらず、オールドスクールなパンクや、R&Rなど、特にびっくりしたのはみうらじゅん原作で、あの田口トモロヲが映画監督を務めた「色即ぜねれいしょん」の主題歌として、黒猫のヴォーカルの渡辺大知くんが、かの「村八分」の名曲「どうしようかな」をカヴァーしてみせたこと。当然、脇を固めているのが、みうらさん、田口さん、また共演として銀杏BOYZの峯田君、くるりの岸田君といった曲者揃いですから、安物臭い選曲をする筈はないですが~。
それにつけても、よりによって「村八分」をチョイスして、それを歌いこなすとは凄い若者では御座います。~ということで、そんな早熟な若者四人からなる、私個人としては今年最大の収穫と言っても良いでしょう!黒猫の、それでは新譜「オール・ド・ファッション」から、「スピーカー」「廃人のロックンロール」そしてこいつはピストルズだ!の「ロンリーローリン」の3曲を聴いてください!黒猫チェルシーです。

黒猫チェルシー
http://kuronekochelsea.jp/index.html#indexBody

 



続きましては~
その頭文字にアルファベットのIが来るアーティストということで、今日はかの大物フォークシンガー、私も最初にギターを手にした時、彼の「心もよう」でアルペジオの練習をした記憶が御座いますが(笑)、そうです、かの
「井上陽水」

さんを取り上げてご紹介したいと思います。
余りにメジャー過ぎて、今更、陽水さんのプロフィールとか必要ないでしょうが、ごくごく簡単にご紹介させていただきますと、井上陽水さんは1948年8月30日生まれの御年なんと61歳の福岡県出身のフォークシンガーで御座いまして、本名は陽水と書いて「あきみ」と読むようですが…。実家は「歯科医」で、幼少期より恵まれた生活環境にあり、そのせいもあってかどうかは知りませんが、身長も178センチということで当時にあっては大柄。1969年「アンドレ・カンドレ」という芸名で、デビューした辺りからアフロっぽい髪型でしたから、当時としては「コブクロ」の黒田クン並みにタッパのあるアーティストとして印象も強かったのではないかと思いますが。どうでもよい話ですが(笑)
で、1972年に名前も本名の「井上陽水」(読み方は「ようすい」でありますが…)に変えて、ポリドールに移籍。そこからが彼の黄金時代の始まりでありまして、特にその存在を、日本の音楽シーンに決定的に刻みつけることになったのが、1972年12月に発表となったアルバム「氷の世界」で、これは日本初のミリオンセラーとして、日本の音楽界に金字塔を打ち立てることとなった訳です。
それでは今日は「日本初のミリオンセラー」となった陽水さんの
記念碑的作品「氷の世界」
から
「あかずの踏切り」「氷の世界」「自己嫌悪」

の3曲を聴いてください。
どうぞ! 

  


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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さて最後は…

ノックオンザヘブンズドアのコーナー

蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今年最後になるのかな?
今日はですね、先のコーナーでご紹介しました井上陽水さんのアルバム「氷の世界」からの曲をお掛けしてお別れしたいと思いますが、勿論、陽水さんがお亡くなりになった訳ではなく、このアルバムの3曲目に、かの忌野清志郎さんとの共作にして、名曲と誉れの高い
「帰れない二人」

が収録されていますので、今年5月に亡くなった清志郎さんを偲びながら、それを聴きつつお別れしたいと思います。
ちなみにギターは高中正義さん、ベースは細野晴臣さんが担当してます。



それではみなさんまた来週。おわっ!来年か!
時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(12・27オンエアー分) 


来年も一つ宜しくお願いいたします!

  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 11:06Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年12月20日

ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

先ず本編に突入するその前に一言、リスナーの皆様方にお詫びを申し上げなければいけませんが~
実は、先々週6日にオンエアーされました放送の際ですが、あろうことか、この私、時間の配分を誤りまして、最後のコーナーであります『ノックオンザヘブンズドア』のコーナー“蘇る古のスーパースターのコーナーで、楽曲のオンエアーはおろか、締めの御挨拶もしない内に、番組がシュルシュルとフェイドアウトでして終わってしまいまして、なんとも不様でカッコの悪い案配となってしまいました。ここに慎んでお詫び申し上げますとともに、その日オンエアーすることにしておりました、2003年7月に喉の癌の為、42歳の若さでお亡くなりになった、関西パンクロック界の復興発展に尽力された林直人さん率いるところのアウシュビッツの曲『ジャーニー・スルー・ザ・ナイト・パート2』を、ここで今一度お掛けして懺悔とさせて頂きたく思います。
それでは先々週のリベンジって、あまり正確な言い回しじゃないですが~
それでは聴いて下さい。アウシュビッツ
「ジャーニースルーザナイトパート2」

です。聴いて下さい。どうぞ!





(さらに追加で謝罪!年内一杯は色々編集上の問題があって、エンディングの部分に不備を残したままでの放送となります。心機一転、来年からは従来通り、尺に合った形で放送できるように努めさせて頂きますんで、少しの間ご容赦ください。申し訳ございません!)

はい、ということで先ずはアウシュビッツで「ジャーニースルーザナイトパート2」を聞いていただきました。
それではここからが従来通り、番組の本編ということで~
最初のコーナーは「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー!!!

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて今日は、♪~ジングルベル、ジングルベル、鈴が鳴る~ということで、街角で聞こえる軽妙なリズムもご陽気な「クリスマスソング」もピークを迎えているような日曜日ということで、当番組からも何か気の利いたプレゼントをと、私の方で考えておりましたら、ありました、そういった形容がピッタリ、フィットするようなバンドの新譜が…。
ということで、今日はこのバンド、ベースにはあのレッド・ツェッペリンの「ジョン・ポール・ジョーンズ」先生、そして太鼓にはあのニルヴァーナ、フーファイターズのデイヴ・グロール君、そしてクイーンズ・オブ・ザ・ストーンズエイジでギター・ヴォーカルを務める体格も立派な“マッチョマン”ジョシュ・オムからなる、まさに聖夜に相応しい奇蹟の3ピース・バンド
「ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ」

の、今年11月17日にソニー・ミュージックから発売となりました1stアルバムを取り上げまして「特集」ということで、存分にその「フィジカル・グラフィティ」の頃のツェッペリン・サウンドを彷彿させるような、重く、そして、変拍子も満載の、本格的なヘヴィ・ロックをお届けしたいと思います。
それでは何はともあれ、彼らからの名刺代わりということで、この曲を聞いて頂きたく思います。アルバム5曲目に収録されています「エレファンツ」です。それではどうぞ!ゼム・クルックド・ヴァルチャーズです。



  

 

さて、このゼム・クルックド・ヴァルチャーズ。
先にも申しましたが、このバンドは、あのツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズ、そしてフーファイターズのデイヴ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーンズエイジのギター・ヴォーカル、ジョシュからなるスーパーバンドで御座いまして、結成については昨年の9月、アメリカの雑誌「GQ」の企画で、デイヴがイギリスに渡って、ツェッペリンに「マン・オブ・ザ・イヤー」を直接手渡しにいったのがきっかけで、その際にジョンに「親友のジョシュと新しいアイディアを持ってバンドを結成するのだが、一緒にしないか」と誘い水をかけたのがそもそものスタートらしく、その時点では、ジョンは「ツアーには出たくない」とするヴォーカル「ロバート・プラント」を抜きとしたツェッペリンのメンバーと共に「別働隊」を組んで、ライブ活動を開始しようとプランニングしている矢先だったようだが、これまたポシャッてしまい、結局、デイヴの提案に乗っかって、このバンドを始めたというのが経緯だとジョン自体が、某雑誌のインタヴューで明かしていますが。
「この先については分からない」としながらも、来年には積極的にライブパフォーマンスも展開していきたいとしている、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ。
1曲1曲が長いので、数はこなせませんが、とにかくどんどんオンエアーして行きましょう。続きましては、結構このアルバムの中では、繰り返し私も聞いている6曲目に収録の「スカムバッグ・ブルース」「デッドエンド・フレンズ」、この曲はグランジファンなどの好みに合うと思いますが!では、この2曲続けて聞いてください。
ツェッペリン・ミーツ・オルタネイティヴ・ロック、「ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ」です。カッコ良すぎ!どうぞっ!






“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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Radio Nowhere
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最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで締めとさせて頂きたく思いますが、今日は、デイヴ・グロール繋がりということで、1994年4月に、自宅で自殺した「カート・コベイン」を偲んで、あの
ニルヴァーナ
のアルバム「ネヴァーマインド」に収録されている「ステイ・アウェイ」を聴きながらお別れしたく思います。

ニルヴァーナWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%8A_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(12・20オンエアー分)

  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 10:12Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年12月13日

エコーズ、ZAMZA、ザ・スターリン





皆さん今晩は!

これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

先ず、一発目のコーナーは「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー!!!

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて、今年はBOSS「忌野清志郎」さんをはじめ、最近では「加藤和彦」さんと、本当に才能に満ち溢れ、これからの活躍が益々期待されていたアーティストの方々が、沢山お亡くなりになった訳ですが、そんな中の一人でもある、未だこの番組ではお悔やみも申しておりませんでしたが、今年7月28日に癌の為、38歳の若さでお亡くなりになった川村カオリさん。幼い娘さんを遺しての旅立ちでしたから、さぞや無念だったことだったろうと思いますが…。ここに改めて、謹んで合掌させて頂きます。
で、川村カオリさんと言えば、その代表曲は、かの辻仁成(じんせい)氏が作詞・作曲を手掛けた「ZOO」であるのは言うに及ばぬところですが、その「ZOO」をセルフカヴァーして歌って聞かせた辻氏のバンド
「エコーズ」


このごろでは、あの元アイドル「中山美穂」の旦那さん、「やしきたかじん」が最も嫌うアーティスト、将又、『第116回芥川賞』受賞作家としてクローズアップされることが、つとに多くなった辻仁成(ひとなり)氏ではありますが、この川村さんの死をきっかけとして、「ZOO」が再び注目され、同時に辻氏、その曲を演奏していた「エコーズ」にも俄かにスポットが集まることになったということで、今回は1981年にデビューし、その10年後である1991年に、10枚のアルバムを残し解散した「エコーズ」にスポットを当てて、そのサウンドをお届けしたいと思います。

エコーズ~。
1980年代初め。当時、徐々に人気を博しはじめていたU2とか、イアン・マカロックが率いるところのエコー&ザ・バニーメンなどの陰影に富んだブリティシュ・ニューウェイヴの音を意識した、ギター中心の4ピースバンドで、歌詞も当時の社会情勢を反映した「重いテーマ」を扱ったものが多く、「いじめ」を主題にした「訪問者(Visitor)」、そして岡田有希子(故人)の事件を連想させる「メモリアル・パークのチャーリー・ブラウン」、そして、青臭い若者の衝動をテーマにしたビートニク・ソング♪~身近な愛を失くしている、僕らはこの街の失業者さ!持ち合わせのない愛を探し続けて明日この路の上で~♪のサビが、何ともブルース・スプリングスティーンな「JACK」など、常に資本側の論理を100%是とするエンターテイメントな「産業ロック」とは違い、デビューから暫くの間は、本当にヒリヒリと心に沁みるような真摯なメッセージを、ビートの効いた軽快なメロディーに乗せて、聴き手である我々に届けてきたものです。
今回、川村さんの死をきっかけに不謹慎とは思いつつも、再度「エコーズ」のことを思い出し、一通り、そのサウンドを聴き直してみましたが、演奏技術の粗さやボーカルの拙さなど、未熟な部分もそれなりに目立つものの、デビュー当初から、1987年発表の「グッバイ・ジェントルランド」辺りまでは、本当に「誠実な表現者」たろうとする、良い意味で「頑固」なバンドの意気込みが、作品のひとつひとつに感じられ、改めて「いいバンドだったなぁ~」と、私としては再評価した次第で御座います。

~ということで、今日は、そんなエコーズの中でも、辻氏はじめエコーズのメンバー全員も気に入っているという1986年発表のアルバム「ハートエッジ」から、まさにU2以外の何物でもないサウンド(~といったら、クサしてるように聞こえるかな?)といった印象の強いオープニング・ナンバー「カッティング・エッジ」に、アルバム3曲目の「メモリアル・パークのチャーリー・ブラウン」、そしてシングル曲でもあった「スティーラ」の3曲を聴いてください!





それでは「泰葉」さんと「たかじん」さんが「大嫌い!」な辻仁成クン率いる(笑)エコーズです!どうぞ!

では、もう1曲、エコーズで、「いじめ」をテーマにした衝撃のデビュー作「訪問者(ヴィジター)」と、昨年ですね、2008年8月に、ジュディー&マリーのベース・恩田快人(よしひと)氏とドラムの五十嵐公太氏というリズム隊に、エコーズのギターだった伊藤浩樹氏を加えて辻氏が結成した、エコーズとは全く方向性の違う、驚天動地のラウドロック・バンド「ZAMZA」(ザムザ)(旧ザムザンバンシー)
の、今年5月13日に発売となった1stアルバム「MANGA」から「In a Waking dream」の2曲を聴いてください!
「ZAMZA」もなかなか良いですよ。それではどうぞ!







“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

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Radio Nowhere
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最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで締めとさせて頂きたく思いますが、今日は、かのスターリンのベーシストで、音楽業界引退後、日本アルプスで山小屋経営を行うも、1996年、泥酔状態で自宅の階段を滑り落ち、帰らぬ人となってしまいました「杉山晋太郎」氏(享年36歳)を偲んで、スターリン「取り消し自由」を聴きながらお別れしたく思います。





それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(12・13オンエアー分)


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 13:36Comments(0)ROCK・MUSIC

2009年12月06日

デッドエンド、インキャパシタンツ、アウシュビッツ





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオで
ROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

さて、今年も12月を迎え、2009年も残り1ケ月足らずとなってきた訳ですが、リスナーの皆さんは如何お過ごしでしょうか。
師走ということで、何となく周囲の動きも慌ただしくもなって来て、より時間に追われているような、焦りの気分を味わっていらっしゃることかとは思いますが~。
まぁ、そんな中でも、日曜日のこの時間に限っては、ダイヤルをFM81.4に合わせて頂いては、心穏やかにと、言っても、この番組のカラー的には、適当な表現ではないかも知れませんがね~、兎に角、「砂漠でオアシス」も適当じゃね~な(笑)、何にせよ、この一時だけはゆっくりと寛ぎながらお楽しみ頂きたいと思います。
この番組も年内は、今日含めてあと4回位だと思いますし、こちらとしても、尚、一層張り切っては、頑張って放送に努めて行きたいとも思っていますので、どうぞお付き合いの程、宜しくお願いしますっ!

~ということで、先ずはこのコーナーから参りましょうか!
「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー!!!

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。





さて、今日は、日本のメタル、ハードロックシーンにおいて、「大ヒット」と称されるような楽曲を残した訳ではなかったものの、黒夢の清春やラルク・アン・シエル、将又、ルナシーの河村隆一にT.M.レボリューションなど後発のミュージシャン達に多大な影響を及ぼしたとされる、あの元祖ヴィジュアル系、さもなくばゴシックメタルと紹介するのが適当なのか、1990年の解散から凡そ19年振りに、今年8月、幕張メッセで行われた、音楽事務所「マーヴェリックD.C.グループ」の主催によるライブ・イヴェント「ジャック・イン・ザ・ボックス」で見事復活、先月11日には新譜「メタモルフォーシス」を発表して、本格的に再始動となったモーリー、クール・ジョー、足立の祐ちゃんから成るあの
「デッドエンド」

を取り上げては、彼等の曲を皆さんとともに聴いて行きたいと思っております。

その前に「デッドエンド」といっても、今の20歳代のリスナーの方なんかは全然ご存じないバンドかとも思いますので、少しばかり彼等のプロフィールをご紹介させて頂きますと~。
その昔、ライアーというアマチュアバンドが御座いまして、そこでヴォーカルと努めていた、当時、関西大学の学生だったヴォーカルの大塚基之氏(モーリー)と、ギターの香川孝博氏に加え、丁度、今、この裏番組としてオンエアーされている「アルファ-・ステーション」の「トワイライト・アヴェニュー」でDJを務めている後藤晃宏氏も在籍していたことで御馴染み、紅一点のヴォーカル・センちゃん(森川邦子)を看板とした、京都のメタルバンド「ラジャス」でベースをプレイしていた増本正志氏(クレイジー・クール・ジョー。彼は大阪芸大の学生でしたね~)が参加して、1984年に結成されたのが、この「デットエンド」で御座いまして。
その後、脱退したギターの香川氏に代わり、元CRY、元テラ・ローザのマイケルシェンカー大好き人間で、当時は「フライングV」をトレードマークとしていた足立のゆうちゃん(祐次・YOU)が合流、さらにはメジャーデビュー直前に、ドラムスの田野勝啓氏(TANO)が体調不良から脱退し、後任として、北海道を代表するメタルバンドだった「サーベルタイガー」でプレイしていた湊雅史氏(ミナト)がオーディションで参加して、「デッドライン」というアルバムをインディーズ時代の作品として一枚残し、1987年に「ゴースト・オブ・ロマンス」を引っ提げ、メジャー進出を果たすことになります。
1990年の解散まで、僅か6年という短い活動期間ながらも、先にも申し述べた通り、ラルクやルナシーといった、後にヴィジュアル・シーンや、ハードロック界にその名を刻む大物ロックバンドなどに影響を与えながら、今日に至るまで、知る人ぞ知る「伝説のカリスマバンド」として語り草とされてきたデッドエンド。勿論、よもやの「再結成」もないとされてきた、このバンドだった訳ですが、しかし、何の予兆もないままに、今年8月15日、「幕張メッセ」で開かれたイヴェント「JACK IN THE BOX」に、黄金のラインナップで復活登場。先月11日には、1989年発表の前作「ZERO」から、何と20年という歳月を費やして、新譜「メタモルフォーシス」を発表し、合わせて、先月17日には「大阪・ビッグキャット」で、残念ながらドラムはミナトでなく、ルナシーの「真矢」がピンチヒッターに立ったものの、熱い手応えを感じさせるステージを披露してくれたデッドエンド!一時的な再結成ということでもなく、今後とも継続して、ライブやレコーディング活動をバンド単位で展開して行くそうなので、ファンとしては「乞うご期待」といったところでしょうか~。
それではこの辺で、その「デッドエンド」の音を聴いてみたいと思います。
今日は、最新アルバム「メタモルフォーシス」からではなく、アメリカは、カリフォルニア州のメタル・HR専門のFM局でも上位にランキングされた名曲「JUNK」を収録している、1988年発表のサードアルバム「シャンバラ」から、「エンブリオ・バーニング」そして、名曲「JUNK」「ブラッドミュージック」の3曲をお掛けしたいと思います。
それではメタルの醍醐味を十二分に堪能して下さい!デッドエンドです!どうぞ!







DEADEND公式サイト
http://www.deadendofficial.com/

DEADEND オフィシャル・マイスペース
http://www.myspace.com/deadendofficial  


さて続いては、その頭文字にIの付くアーティストということで、日本が世界に誇るノイズ・ユニット
「インキャパシタンツ」

をご紹介したいと思います。
名前を聞いただけで今びっくりしているリスナーの方もいるやも知れませんが~
「インキャパシタンツ」というユニットは、海外でもその名轟く「JOJO広重」氏をリーダーとするところのノイズバンド、「非常階段」のメンバーでもある、美川俊治氏(エレクトロニクス、ヴォイス)の個人的なプロジェクトということで、今を遡ること凡そ28年前の「1981年」にスタート。
当時は、大阪在住の大手銀行マンとして生計を立てていることもあり、パートナーとして、東京のライブ小屋である「渋谷ラママ」でライブをする際に、会場に爆弾を仕掛けたり、ユンボで会場を大破したりということで大騒ぎとなった、かの悪名高き「ハナタラシ」や「ボアダムズ」の中心人物として御馴染みの山塚アイなど。擁しては、関西を中心にライブ演奏(?)を展開。その後、東京に転勤となってからは、普段は、これまた、お固い職業と言える「公務員」として働いている小堺文雄氏(エレクトロニクス、ヴォイス)を正式なメンバーに加え、多数の音源をリリースするなどの活動を行ってきた。ともに銀行員、公務員であることから、そのネームバリューに比べると、互いの仕事の関係もあって、極端にそのライブ数は少ないが、このインキャパシタンツ、一度ステージに上がれば、暴力的なまでに美しい「純粋培養」されたノイズサウンドを、圧倒的な音量を持って、オーディエンスにぶちまけるだけでなく、そのサウンドに合わせて、肉体を痙攣させるなど、かなりヴィジュアル的にも、迫力のある奇異なパフォーマンスも見せつけるとのことで、ノイズのグループにしては珍しく、飽きさせないライブを披露するノイズバンドのひとつにも数えられているとのこと。
では、今日はそんなインキャパシタンツ~
これをオンエアーするに当たっては、こちらとしても結構、その決断には勇気も要りましたが、今回はですね、「アルケミーレコード」から発売となっている(現在は、残念ながらアンテナショップも閉店し、通信販売も終了されています…)アルケミーレコード20周年記念のオムニバスCD「アルケミズム」から、「デフォルト・スタンダード」とタイトルされる作品を適当な時間、お掛けしたいと思います。それでは聴いてください。辛かったらこの間で、お手洗いにでもどうぞ(笑)!インキャパシタンツです、どうぞ!



インキャパシタンツHP
http://www.japanimprov.com/incapa/incapaj/index.html

放送事故と思われた方もいらっしゃったかも知れませんが(苦笑)
インキャパシタンツで「デフォルト・スタンダード」でした…。
まぁ、こういう音楽も世の中にはあるということで。

すいませんでしたっ!(笑)



“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/

さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今日はですね、先のインキャパシタンツと同じアルケミーレコード繋がりということで、あの芥川賞作家「町田康」とともに、伝説のパンクバンド「INU」を立ち上げ、アルケミーレコードの専務取締役を務めては、関西パンクシーンの牽引車として活躍しながらも、残念ながら、2003年7月に喉に出来た癌の為、42歳の若さで亡くなった「林直人」氏を偲びながら、彼が率いていた正統派ロックバンド
「アウシュビッツ」

の曲で、「ジャーニー・スルー・ザ・ナイト・PART2」を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 

おまけ
林氏がギターを弾いています!♪~道頓堀にはまれ!~♪

(12・6オンエアー分) 
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 00:32Comments(0)ROCK・MUSIC