2010年01月30日

アシッドイ―ター、ローザ・ルクセンブルグ





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
その前に先ずは一言。リスナーの方にお詫びをしないといけませんが、実はですね、過去に虫歯で治療しておりました左奥歯の被せ物が、ひょんな拍子に外れてしまいまして、その時点で、無理にでも時間を作って、歯科医の門を叩けばよかったものの、別段、神経も抜いてあり、これといって不自由もなかったので放っておいたところ、舌の裏側に、被せの外れた歯の尖がったところが執拗に接触しては、荒れて、荒れて、今では呂律も十分に回せない程の傷となり、腫れてしまっている次第で御座いまして、そういうことで、今日はお聴き苦しいところが多々あるかと思いますが、その点はひとつご容赦頂きまして、最後までお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

~と、いうことで~
それでは本編の方に突入させていただきたく思います。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。





さて、今週は、衝撃のファーストアルバムから2年。蛇のように絡み付く猥雑なファズギターとチープなヴィンテージ・オルガンの音色、そして畳みかけるビートとともに、迫りくる常軌を逸したシャウトで、聴く者の音楽感性を強烈に刺激する、そんな「猛毒ガレージ・パンクサウンド」を満載とした待望のセカンドアルバム「ブラック・ファズ・オン・ホイールズ」を、今月20日に発表した、浪速が誇る4人組のバンド「ACID EATER(アシッドイ―ター)」
をご紹介したいと思います。
このバンドは、何とあの「ホークウィンド」や「ゴング」との共演経験もあり、80年代~90年代にかけて活躍、女性ヴォーカルを前面にフューチャアし、日本人独特の叙情性をベースに、幻惑的な音を聞かせたサイケデリック・バンド「エンジェリン・ヘヴィ・シロップ」のギター・戸田房尾(フサオ)さんと、日本が誇るノイズ・ゴッド「マゾンナ」こと、山崎マゾさんが1993年結成した爆裂デュオ「クリスティーヌ23ONNA」を足掛かりに、バンド形態へと発展させたグループで、2005年4月1日に、正式に現在のグループ名「ACID EATER」に変更。2005年に東京のUFOCLUBで行ったライヴ映像のDVDの発売を足掛かりに、2006年6月には、アメ村にあるタイムボムレコーズから発売されたコンピレーションアルバム「デモニック・フリーク・シーン」に参加、そして2007年6月には、1stアルバム「ヴィルレント・ファズ・パンク・アシッド」を発表。2008年10月発売の3曲入りアナログ盤「ダーティ・EP」を間に挟んで、今月20日、さらに磨きの掛ったアシッドパンクサウンドを収録した待望のセカンド「ブラック・ファズ・オン・ホイールズ」を発表した訳で御座います。
現在のメンバーは、山崎マゾさん、フサオさんの他、オルガンを宮地健作さん、ドラムを秋葉さんが担当するというメンバー構成となっております。
で、新譜紹介をしながら、誠に申し訳ない話ですが、今、まだその新しい音源が入手出来ていないということで、今日は1stアルバムの方から、彼らの音世界の醍醐味をご堪能頂こうと思っております。
その前に、フサオさんが以前参加していましたサイケグループ
「エンジェリン・ヘヴィ・シロップ」

の曲「僕だけが」と、アシッドイ―ターの前身ユニットに当たる
「クリスティーヌ23ONNA」

で、「ドライヴ・トゥ・クリスタル・プラネット」を聞いて頂きたいと思います。それではどうぞ!













 

はい、ということで先ずは「エンジェリン・ヘヴィ・シロップ」の曲「僕だけが」と、アシッドイ―ターの前身ユニットに当たる「クリスティーヌ23ONNA」で、「ドライヴ・トゥ・クリスタル・プラネット」の2曲を聴いて頂きました。

~ということで、続きましては、今宵のメイン・ディッシュであります
「ACID EATER」

の音をお掛けしたいと思いますが…。

しかしと言いますか、先にも申し上げましたように、手持ちのアルバムは、1st「ヴィルレント・ファズ・パンク・アシッド」で御座いまして、新譜「ブラック・ファズ・オン・ホイールズ」の方は、未だちょっと入手出来ておりません。
誤解のないように申し上げておきますが、既にセカンドアルバム自体は今月20日に発売されておりますので、お間違えなく。また入手次第、こちらも取り急ぎご紹介させて頂く心算では御座いますので、今日聴いてみて、ファンになった方は楽しみにして置いて下さい。
~ということで、本日は1stアルバムから「ネヴァー・アローン」「トップ・オブ・スポット」の2曲をお届けしたく思います。
ハウリングとノイズの嵐、タイトル通り「ヴィルレント(猛毒)」に満ち満ちてはおりますが、しかしその一方で、60年代、70年代のサイケバンドの遺伝子も随所に散りばめられている小面憎くさで、まさに侮りがたしの「ACID EATER」!
それではお聴きください。どうぞ!








“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…何時も通り~
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、京都大学出身、「平成教育委員会」で、ロザンの宇治原クンより先にレギュラー出演しておりました
「どんと」

さん。残念ながら2000年1月28日、37歳の若さで脳内出血の為、ハワイ島ヒロ市内でお亡くなりになりましたが。今日はその「どんと」さんを偲んで、
「ローザ・ルクセンブルグ」

時代の♪~汚れた水だって綺麗になるよ、二人で植えた芥子の花~♪のフレーズも素晴らしい
「橋の下」

をお掛けして、お別れしたいと思います。



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(2010 1・31オンエアー分)




  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:11Comments(0)ROCK・MUSIC

2010年01月24日

マイケル・シェンカー・グループ(MSG)





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて今日は、今月12日から来日し、ここ関西では15日(金曜日)に大阪は「なんばHatch」で、初代ヴォーカリスト「ゲイリー・バーデン」など往年のメンバーを擁し、LIVEを敢行!完全復活を日本の観客に印象付けました「マイケル・シェンカー」率いる
「MSG」(マイケル・シェンカー・グループ)

を取り上げてみたいと思います!
マイケル・シェンカーと言えば、云わずと知れたドイツ人、かのスコーピオンズのリーダーでギタリストである「ルドルフ・シェンカー」の実弟で御座いまして、(余談では御座いますが、この兄弟には、さらに「バーバラ」という妹がいて、その昔、偉大なるヴァイオリニスト「ニコロ・パガニーニ」の子孫である「マーク・パガニーニ」とともに、彼女自身は鍵盤担当でしたが、「Viva」というバンドをやっておりました。解散後は兄・マイケルのファンクラブの運営に携わっていたようですけども…。その彼女も、今どうしているんでしょうね?)そのマイケルも1955年1月10日生まれと言いますから、今年で55歳。その昔は、黒い革ジャンとフライングVがとっても似合うワイルドなメタル・ギタリストとして、この日本においても絶大な人気を誇っていた訳では御座いますが~。
で、兄の影響でギターを始めたマイケル(ドイツではミヒャエルと読むそうな~)は「コペルニクス」というバンドで、ギタリストとしてのキャリアをスタートするも、1971年には解散。その後、ヴォーカル担当のクラウス・マイネとともに、兄のスコーピオンズに参加しましたが、1972年にイギリスのハード・ロック・バンド「UFO」の前座を務めたことを切っ掛けに、兄・ルドルフの勧めもあり、英語に堪能なガールフレンドを伴い、当時17歳の年齢ながらもマイケルは英国に渡り「UFO」に移籍。しかし、この移籍は「マイケル」の名を、一躍世界のハード・ロック界の檜舞台に押し上げるには、余りある衝撃を与えたものの、一方で、「UFO」のリーダー兼ヴォーカルであるフィル・モグの執拗な苛めや、バンドメンバーのアルコール及び薬物依存などがマイケルの肉体や精神を強烈に蝕み、幾度となく失踪を繰り返したり、新興宗教にのめりこむなどの奇行に走らせては、遂に彼はバンドを脱退。一時期は「再起不能」と噂され、現役復帰は望むべくもないと厳しい報道をされることもあった訳です。
しかし、周囲の絶望的な予想を打ち破るように、地道な治療によりアルコール及び薬物への依存症を克服したマイケルは、自らのリーダーグループ「マイケル・シェンカー・グループ」をUFO時代の盟友であるキーボード兼ギターの「ポール・レイモンド」と共に結成。かの名盤「神~帰ってきたフライング・アロウ」を引っ提げ、華麗なる復帰を遂げることになります。
だが、その後もマイケルの神経質な性格が災いしてか、グループは迷走を続けては、繰り返し危機的な状況に瀕してはきましたが、漸く一昨年、初代ヴォーカリストのゲイリーなどをグループに再び迎え、熱の籠った作品「In The Midst of Beauty」を制作。加えて、その勢いのまま、久方振りの来日を、今回果たした訳であります。
今のところは、MSGとしての活動は以後においても継続していくようですが、これまでにも波乱万丈の歴史を重ねてきた前歴のあるマイケルですから、正直、この先についても、不安は大いに募るところでは御座いますが~。
で、今日は、二度とそんなことがないように「是非、頑張って頂きたい」という、ファンとしての私の切なる思いも込めまして、1982年発表の「ワンナイト・アット・ブド―カン」(邦題は飛翔伝説:MSG武道館ライブ)を取り上げては、その中から
「アームド・アンド・レディー」
「クライ・フォー・ザ・ネイションズ」
「アー・ユー・レディー・トゥ・ロック」

の3曲をお届けしたいと思います。それでは久方振りの「来日」を祝して(…と言いながらも、今回のコンサートには足を運ぶことのできなかった私ではありますが~)、今後の活動にも期待を寄せながら、リスナーの皆様とそのサウンドを一緒に楽しんでみたいと思います!
では「マイケル・シェンカー・グループ」です!お聴きください!どうぞ!







MSG・HP
http://www.michaelschenkerhimself.com/


UFO「ライツ・アウト」


MSG「ライツ・アウト」

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、1991年の11月24日にHIVの感染合併症であるカリニ肺炎の為、45歳の若さで亡くなってしまった「フレディ・マーキュリー」を悼みながら、先週も取り上げましたが、
クイーン

の曲で「マイ・ベスト・フレンド」をお掛けして、お別れしたいと思います。



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(2010 1・24オンエアー分)


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 14:37Comments(0)ROCK・MUSIC

2010年01月17日

1・17




前田耕作氏写真http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/photo/maeda/index.html


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100117-00000185-yom-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100117-00000111-yom-soci

http://www.kobe-np.co.jp/news_now/10shinsai.shtml

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100116-00000095-jij-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100116-00000046-san-soci

http://www.jiji.com/jc/v?p=hanshin-awaji-earthquake_0401&rel=y&g=soc
※被災地データ

(以上2010年震災関連ニュース)





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

さて、今日は
1月17日

ということで、今を遡ること15年前の1995年、皆様もご存じの通り、震度7の激震と共に、死者6434人、行方不明者3人、負傷者43792人という多数の犠牲者を出すことになった
「阪神・淡路大震災」

が起こった日でありまして、地震に見舞われた午前5時46分には、被災地の神戸市にあります「東遊園地」などで、例年と同じく追悼式典も開催され、不幸にも予期せぬ災害で命を落とされた方々の御霊を慰めるべく「竹灯篭」に火が灯された次第ではありますが…。私も改めてこの場を借り、心より哀悼の意を表したいと思います。

合掌。

あの日、私は奈良県と大阪府の境にあった、当時の安普請の住まいにて、この震災を経験した訳ですが、震源地から遠く離れたこの奈良の地においても、その地震の凄まじさは家屋の揺れを通じ十二分に伝わって来て、TV報道などで長田区の火災を目の当たりにするに至っては、凡そ、現実の出来事とは思えないような恐ろしさを噛みしめては、放心状態に陥ったことを未だはっきりと覚えております。

ライフラインも絶たれ、外からの情報もシャットアウトされるなど、不自由を絵に描いたような前時代的な生活に晒されることになった被災地の人々にとって、その時、一筋の光明と成り得たのは、NHKや民間のラジオ局、特に普段から地域密着型の情報提供に奮闘していたコミュニティFM局「FMわいわい」さんなどで、そのことを切っ掛けに、今、われわれが携わっているミニFM局が注目され、それこそ雨後の筍の如く、全国規模で増設されることとなったわけですが~。
(※厳密にいえば、1992年12月24日、北海道は函館にて設立されたFMいるかの開局を切っ掛けに普及が進んだものではありますが…)
で、ちょっと話は本筋から外れてしまうかも知れませんが、そのコミュニティFM局が、昨今のリーマンショックをはじめとするアメリカ発の不況のせいもあり、第3セクターであろうが、民間であろうが、この辺りは分け隔てなく、現状、非常に厳しい情勢に立たされています。
ここFM81.4にしても、その設立目的は、災害発生時の迅速なる情報提供、また自治体、行政からの地元民に対する情報発信などにあって、そういった責務を果たすべく、日々、公共の電波を用い、放送をオンエアーしている訳ですが、これからもそういった意味でのコミュニティFM局の地域における必要性というものを、リスナーの方々は無論、地域住民の方々にも再認識して頂いた上で、「FM西大和」への大いなるご理解と後ろ盾、改めて宜しくお願いしたく思います。スタッフの方々も、地域の縁の下の力持ちとなるべく、毎日、懸命に活躍されていますので!
また、緊急の際には、TV、携帯よりも絶大な効力を発揮し、人々の支えとなるのがラジオですから。これは、災害時においては完璧に実証済みですから。ハイ。

~というところで…。話がかなりトッ散らかってしまいましたが~

では、ここで一曲お届けしたいと思います!この番組の真のテーマソングともいえるこの曲!


ブルース・スプリングスティーン


「RADIO NOWHERE」

です!聴いて下さい!どうぞ!



♪~
故郷に帰る道を見つけようとしていた
ラジオから聞こえてきたのはただブーンと言う単調な音
人工衛星を通じて配信される個性のない音楽
それが最後の孤独なアメリカの夜を粉砕した
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きている奴はいるのかい
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きている奴はいるのかい

役に立たないダイヤルを回し続けた
どれもこれもファイルされた生気のない曲
暗いトンネルを進んだ
魂のある世界を探して

こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きている奴はいるのかい
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きている奴はいるのかい
そっちに誰か生きている奴はいるのかい

聴きたいのは激しいリズム

欲しいのは千のギター、轟くドラム、熱狂的な百万の声…

霧雨の中、車を走らせた
ミステリートレインを探して
青空の荒野を進んだ あなたと繋がることを心から願いながら
         ~♪ B・スプリングスティーン「レディオ・ノーウェア」



ハイチでも大地震。以下、赤十字社の救援募金
サイトです。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1301013/index.html

●JCBA日本コミュニティー放送協会
http://www.jcba.jp/
                                           

ここからが番組の本編ということで~
最初のコーナーはお馴染み「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

今日は、昨年末にイギリスにあるPPL(UKの全てのアーティストの楽曲ライセンスを管理する会社。この会社に登録さえしておけば、国内の各放送局などで自らの作品がオンエアーされる度に報酬が自動的に支払われることになっている~そういった会社)から発表されました2000年から2009年までの十年間で、イギリスで最もオンエアーされた楽曲のベスト10と、それと、これは昨年の5月期発表ということですので、ちょっと前の話になってしまいますが、PPL設立75周年ということもあり、設立から2009年に至るまでの75年間で、同じくイギリス国内においてオンエアーされた回数が多かったアーティストのデータが発表されておりましたので、それをご紹介するとともに、幾つかの楽曲をピックアップしてはお届けしたいと思いますが。
先ず2009年までの10年間で、ラジオ、テレビ、オンライン、ショップなどの公共の電波、施設を通じオンエアーされた回数の多かったアーティストのベスト10は次の通りとなったそうで、簡単にご紹介しますと…。

1.スノウ・パトロール「チェイジング・カーズ」
2.テイク・ザット「シャイン」
3.シザー・シスターズ「アイ・ドント・フィール・ライク・ダンシン」
4.ザ・フィーリング「ラヴ・イット・ウェン・ユー・コール」
5.シュガーベイブス「アカント・ユー・ナウ」
6.テイク・ザット「ルール・オブ・ザ・ワールド」
7.ジェイムス・ブラント「ユー・アー・ビューティフル」
8.カイザー・チーフス「アイ・プリディクト・ア・ライオット」
9.カイリー・ミノーグ「キャント・ゲット・ユー・アウト・オブ・マイ・ヘッド」
10.ナールス・バークレイ「クレイジー」


~という結果に落ち着いたようですが、私としては、テイク・ザットや、カイリ―・ミノ―グあたりがオンエアー頻度も高く、英国のパンピー紳士淑女に支持されることについては、ある程度、予想していたところでもあって、チャートインについては違和感もなかったですが、1位のスノウ・パトロール「チェイジング・カーズ」については、正直、意外な印象を受けましたね。またPPL設立75周年を祝しての、昨年までの75年間のオンエアー回数ベスト10(実際には20位まで発表されていましたが、若干割愛)については~

1.プロコル・ハルム-青い影( A Whiter Shade Of Pale) 8/6/67
2.クイーン-ボヘミアン・ラプソディー( Bohemian Rhapsody) 29/11/75
3. エヴァリー・ブラザーズ-オール・アイ・ハブ・トゥ・ドゥ・イズ・ドリーム( All I Have To Do Is Dream) 4/7/58
4 .ウェット・ウエット・ウエット-ラブ・イズ・オール・アラウンド( Love Is All Around )4/6/94
5. ブライアン・アダムス-(エヴリシング・アイ・ドゥ)アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー((Everything I Do) I Do It For You) 13/7/91
6. ロビー・ウィリアムス-エンジェルズ( Angels) 1/12/97
7.エルビス・プレスリー-オール・シュック・アップ (All Shook Up) 12/7/57
8. アバ-ダンシング・クイーン( Dancing Queen) 4/9/76
9.ペリー・コモ-マジック・モーメンツ Magic Moments 28/2/58
10 ビング・クロスビー-ホワイト・クリスマス( White Christmas) 1/1/42


~といった結果になったそうですが、皆さんはこのランク付けについてどのようなご感想、印象をお持ちになったでしょうか。
私は異を唱えることもなく、「妥当なところか」と言った印象を抱くと同時に、こういったアーティストを御用達としないこの放送というのは、実にマイノリティ-向けの特殊な音楽番組であるんだなぁ~と再認識しては、ますます妙な自信を得た次第で御座います。(笑)
~というところで、まぁ何はともあれ、75年の歴史を誇る英国の「PPL」の、栄誉ある10年間及び75年間に亘るチャートのベスト10にランクインしたということに対して、素直に敬意を表し、今日は「カイザー・チーフス」(このバンドは、当番組にもピッタリ、フィットする感じのバンドでは御座いますが~)の「アイ・プリディクト・ア・ライオット」、そしてクイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」をお聴きください。それではどうぞ!



 

続きましては~

本来なら夏場辺りにご紹介するのが、背筋も凍りつきそうな感じで、良い雰囲気かとも思いますが、前のコーナーが、存外、この番組としては例外的に地味なニュアンスで進みましたので、ここは一発強烈なインパクトと共に、他とは違う、この番組としての醍醐味をも堪能して頂きたいということで、四国が誇る恐怖のアングラ・ホラーシンガー「井内賢吾」さんをご紹介したいと思います。

井内賢吾さん。
詳しいことについては良く分かりませんが、現在は第一線から身を引いて、地元「四国」にて、静かなる生活を送られているようですが、彼を語るに当たり一番有名な作品は、かの漫画家「丸尾末広」氏(長崎県生まれの漫画家、イラストレーター。54歳。代表的な作品は「少女椿」で、江戸川乱歩や夢野久作の影響を感じさせる怪奇的な作風が特徴。アメリカのアヴァンギャルド・サックス奏者「ジョン・ゾーン」のプロジェクトである「ネイキッドシティー」のアルバムジャケットも手掛けている方)がジャケット画を担当し1997年、限定500枚で発売となったLP「あなたの狂気の春が咲く」で、今もYahooのオークションなどで、その取引を見かけることがあります。
基本は、地元の四国の伝承文化をベースとした「アシッド・フォーク」風弾き語りではありますが、時に放つ、その雄叫び(シャウトというには余りに苦しげ)とノイズは、凡そ尋常な精神のバランスを保った者とは思えない、正に鬼気迫る代物で、聴く者を、確実に、恐怖の音塊が渦巻く無間地獄へと導いてくれます。
私の手元にあるのは、彼が1990年に、自らのレーベル「四国満都」から発表したライブテープ「邪気祭‘89ライブ」というカセット作品で、今日はそこから狂気の弾き語り「夢うつつの世界」を聞いて下さい。
夏の夜の肝試しには“持って来い”のBGMと言える曲です。
誰かが「夜聴くと気持ち悪く、朝聴くと具合が悪くなる作品」とのコメントを彼の作品に寄せては、そう評していましたが、まさしく言い得て妙。
兎に角、怖いもの見たさ(?)で聞いて下さい。井内賢吾さんです!どうぞ!





“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

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さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、昨年12月24日、クリスマス・イブの日に29歳の若さで急逝したフジファブリック志村正彦さんを偲び、彼らの代表曲「虹」をお掛けしてお別れしたいと思います。
まだまだ発展途上の、次代を担う大いなる可能性を内に秘めた、期待のミュージシャンだっただけに本当に残念です!



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!



(2010 1・17オンエアー分)


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 09:03Comments(0)ROCK・MUSIC

2010年01月09日

Echo and The Bunnymen、INXS





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて今日は、新年第1回の放送に引き続きまして、イギリスはリヴァプール出身で、70年代の終わりから80年代にかけて、ティアドロップ・エクスプロ―ズやワー!ヒート、オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク、さらにはデッド・オア・ドライヴといったバンドと共に、「リヴァプール・ニュー・マージービート」と呼ばれるムーヴメントの盛り上げ役として活躍するも、ヴォーカル・イアンの脱退をきっかけにバンドは失速。ドラムのピート・デ・フレイタスをバイク事故で失うに至っては、最早、バンドは空中分解といった状態に陥る訳ですが、それが昨年12月、何と「ポーキュパイン」や「オーシャン・レイン」と言った往年の傑作と比較しても遜色ない仕上がりの、まさに新たなる黄金期を予感させるに余りある作品「ザ・ファウンテン」を引っ提げ、我々の目の前にカムバックして参りました
「エコー&ザ・バニーメン」


~ということで、今週もそんなバニーズにスポットをあて、そのサウンドを十二分にご堪能頂こうと思っておりますが。今回は最新作、話題の新譜であります
「ザ・ファウンテン」

の方から、たっぷりと楽曲をお送りしたいと思います。
それでは先ずは1曲目ということで、アルバムの冒頭を飾っている「シンク・アイ・ニード・イット・トゥ」、これをお聴きください。それではどうぞ!エコー&ザ・バニーメンです。   

       

ハイということで、エコー&ザ・バニーメンで新譜「ザ・ファウンテン」、日本語に訳すと「湧き上がる泉」ということになりますが、そちらの方から先ずは1曲「シンク・アイ・ニード・イット・トゥ」を聴いて頂きましたが~。
先週はデビュー当初のバニーズということで、1stアルバム「クロコダイルズ」から、荒削りながらも、若々しさも満点の粋の良いサイケロックを聴いて頂いた訳ですが、その頃から比べると、このアルバムは実に落ち着き払った上質のブリティッシュ・ポップと言った佇まいを見せてくれている訳ですが、マァ、それもその筈で、イアンにしても、ギターのウィル・サージャントにしても、月日は流れ、現在は50歳を超える英国老紳士になっておりまして、その点からいっても、この音楽的な円熟振りというのは素直に納得出来る部分でも御座いますが~
イアンの歌声も、荒々しくシャウトするジム・モリソンの「それ」ではなく、低音を効かせたビリー・アイドルみたいになっていますしね…。
しかし、私個人の見解を述べさせてもらうなら、コンパクトにソツのない形で作品群を纏め上げてしまうよりは、未完全ではあっても、多少なりとも血沸き肉踊る、デビュー当初のようなワイルドネスを感じさせてくれる部分を若干でも残しておいてくれれば、尚のこと、この新譜を楽しむことが出来たとも思うのですが~。
皆さんはどのようにお感じになるでしょうか。それでは続けて3曲。
「ドゥ・ユー・ノウ・フー・アイ・アム?」「ドライブタイム」、そしてタイトルチューンの「ザ・ファウンテン」を聴いてください。それでは続けてどうぞ!エコー&ザ・バニーメン、バニーズです。







続きましては~
その頭文字にアルファベットのIが来るバンドということで、AC/DCやビージーズと並び称される、オーストラリア出身のカリスマバンド
「INXS(インエクセス)」

の音を御紹介したいと思います。
インエクセスは1977年、男の色気をムンムンさせては、世界の女性から熱視線を浴びることになるボーカルの「マイケル・ハッチェンス」と「ファリス3兄弟」を中心に結成された、ファンキーなうねりをもって、独特のR&Rを聴かせるダンサブルなバンド。
1984年に「シック」のナイル・ロジャースが手掛けた「オリジナル・シン」のヒットをきっかけに世界の音楽シーンに飛び出して行き、1985年発表の5枚目のアルバム「リッスン・ライク・リーヴス」、そして「ニード・ユー・トゥナイト」や「ニュー・センセーション」などのヒット曲を収録した6枚目のアルバム「KICK」の爆発的な大ヒットによって、その人気は不動のものとなる。しかし、一説にはボブ・ゲルドフ夫人との不×などが原因と言われているが、突如、1997年11月22日、シドニーのホテルの一室でボーカルのマイケルが自殺。その後も残されたバンドの面々は、テレンス・トレント・ダービーやアメリカのTVオーディション番組を通じ、合格となったJ.D.フォーチュンなどをボーカルと擁して、(因みに彼は2009年の香港ツアーの際、他のメンバーから解雇されている)活動を続けているとのことです!
~というところで、それではここで、そんな「インエクセス」の楽曲を1曲お届けしたいと思います。
曲はアルバム「KICK」に収録されている大ヒットナンバー「ニューセンセ-ション」です。それでは聞いてください!インエクセスです。どうぞ! 



                


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
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さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は1980年に死去した「ボンゾ」こと
レッド・ツェッペリン

のドラマー「ジョン・ボーナム」を偲んで、1979年発表のツェッペリン9枚目のアルバム「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」から
「ケラウズランブラ」

をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!








(2010年1・10オンエアー分)


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 20:54Comments(0)ROCK・MUSIC