2011年07月09日

バズコックス、ルーリード、四人囃子

バズコックス、ルーリード、四人囃子





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、唐突では御座いますが、他のFM局の番組プログラム等を眺めていても、例えば伊藤政則さんやキャプテン和田誠さんなどキャリアある音楽評論家の方々がDJを努める、メタルやハードロックに特化した音楽番組はあちこちで聴くことはできますが、一方パンクに関しては殆どそうした体裁の番組がない。大貫憲章さんや鳥井賀句さん、森脇美貴夫さん、阿木 譲さんに小野島大さんとか、枚挙に暇もないほど、パンク黎明期から勃興期、果てはそのアンチなスピリットなどは全く継承せず、様式美ばかりを追求し、メロコア、スカコアなどと称し、称され「もう、どうでもいいや」的な雰囲気となっているパンクもどきに至るまで十二分に熟知されているグレードロックティーチャー達が、未だ健在で頑張っているにも関わらず、です。こんなこと言ったら怒られるかも知れませんが、当放送局にもパンクロック専門といった看板を掲げている番組が過去にありましたが、あれとてハイスタ・横山健さん以降のパンクじゃないパンクを紹介する番組でしたからね。そうした意味では、当番組の方が十分過激で、ラジオでロックというより、ラジオでパンクという感じでしたから、まあ推して知るべしといったところで御座いましょうが。
~ということで、今後、このミュージックカレイドスコープのコーナー。基本的に趣旨を変更する心算はないですが、ここで話題とする小ネタがない時は、パンク夜明け前の1960年代後半から70年代前半、またその後のパンク草創期から勃興期及びその頃のアーティストに準ずる品のなさを有した、まさに恥知らずな方々を、そのスリリングな音と共にご紹介していきたいと思います。ということで、乞うご期待としながらも、今日はその一発目として、早速1976年にデビューした
バズコックス

の音を紹介したいと思います。

バズコックスは、イギリスはマンチェスターから登場したバンドで、ピストルズのライブを観て感銘を受けたピート・シェリーとハワード・デヴォ―ドによって結成されたグループです。マンチェスターといえばジョイ・ディヴィジョンにザ・スミス、オアシス、ザ・ストーン・ローゼズ等の音楽的にも充実した有名バンドを沢山輩出している都市で、その土台というか基盤を作り上げたのが、このバズコックスとも言われています。1981年に一旦解散するも、1989年に奇跡の再結成。今日に到るまで、地道に活動を続けております。

~ということで、それでは今日はバズコックスということで、何曲か聴いて頂きたいと思いますが、曲は「ファスト・カーズ」、「ユー・テア・ミー・アップ」、「ラヴ・バッテリー」そして「パルスビート」の計4曲、今日はお届け致しましょう。それでは聴いてください、学んで下さい。バズコックスです。どうぞ!






                                                

続きましては~


本日は超有名な、言わずと知れたNYCマン、ブルックリン出身のユダヤ系アメリカ人
「ルーリード」

様を取り上げて、その代表曲も多いことから今週と来週の2回に分けてご紹介したいと思います。



バズコックス、ルーリード、四人囃子





 ルーリード御大は1942年生まれと言いますから、今年で何と69歳の現役ロックシンガーで御座いまして、若い頃にはあのUSニュースなどで全米第1位とされるマックスウェル・スクール(日本語に訳しますと行政学と言うことになりますが…)など12学部を有する名門大学シラキューズ大学に進学され、その在学中には、日本では殆ど無名に近いユダヤ人作家でありますが、一方、欧米ではかなり著名とされる「デルモア・シュワルツ」氏(日本でも、畑中佳樹さん訳で、村上春樹さんなどその他の作家が翻訳作品を持ち寄ったとされる『とっておきのアメリカ小説12篇』の中に、彼の作品が収録されているとのこと。私は残念ながらまだ読んでおりません。念の為!)、そうした人物に教えを乞い、詩の勉強をしたとのこと。しかし、1963年には、何故か勿体ないことに大学を中退し、ニューヨークのど真ん中に自らの生活拠点を移し、レコード会社お抱えのソングライターという立場で「ミュージシャン」としてのキャリアをそこでスタートすることになります。その後、イギリスはウェールズ出身で現代音楽を学びにニューヨークに来ていたジョン・ケイルと運命的な出会いを果たし、1965年に道端に落ちていたSM小説のタイトルを拝借し「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」を結成。グリニッジ・ヴィレッジにある「カフェ・ビザ―ル」を活動の拠点とし、演奏を続ける中で「ポップアートの大家」である、あのアンディ・ウォーホルに見染められ、1967年にバナナのジャケットで有名な「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ」というアルバムで見事メジャーデビューを果たしたが、活動期間中には全く商業的な成功を手にすることはなく、このバンドは1973年までの6年間という短い歳月の間に、5枚のアルバムを残し、時代の彼方に一旦、消えて行く訳ですが。で、今日に到るまで何回かは再結成を果たしライブも行っているので、それほど不遇なバンドというイメージはないかも知れませんが、当時は悲惨な扱いを受けていたのは間違いありません。
ということで、今週はそのヴェルヴェット時代のナンバーをお届けするということで、先ずは「スイート・ジェーン」と「ロックンロール」の2曲をお掛けしたいと思います。で、来週はソロになってからのルーに脚光を合わせての紹介とさせていただきたいと思います。それではルーリードの歌声で
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」

のナンバーをお聞きください。どうぞ!

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
http://olivier.landemaine.free.fr/vu/index.html
ルーリード
http://www.loureed.org/






                                                 

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。


バズコックス、ルーリード、四人囃子




蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、5月25日に蜘蛛膜下出血(くもまくかしゅっけつ)お亡くなりになった四人囃子の初代ベーシスト「中村真一」さんを偲んで、但し、そのベース演奏は中村さんではなく、後にプラスチックスに参加する佐久間正英さんのものでは御座いますが、今日は
四人囃子

の超有名なナンバー「一触即発」という楽曲をお掛けしてお別れしたいと思います。





それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 

(レディオノーウェア2011・7・9オンエアー分)



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Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 22:25 │ROCK・MUSIC