2009年01月01日

R・ストーンズ「シャイン・ア・ライト」2009第1回目!

皆さん!
今晩は

そして、
新年明けましておめでとうございます!

これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。
お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!

で御座います。
今年も1年、何卒ひとつ宜しくお願い申し上げます!

さて昨年は子年。年末には『派遣切り』とか、大企業が押し寄せる不景気の波を避けるため講じた非情の選択に、沢山の非正規雇用の労働者が路頭に迷うことになったりと、とんでもない状況に陥っては、今年2009年もその余波を引き摺りながらの幕開けとなってしまった訳ですが、今年は何とかそういった問題を1日も早く解消して、「日本」というこの国で働き、生活する全ての人々が幸せになれる1年となって欲しいと心から願っております。昨年を表す漢字一文字は「変」ということでしたが、今年丑年にあっては、是非良い意味で変化を求めることの出来た1年という意味での「変」であることを期待したいと思います。

~ということで年頭に際してのコメントは、この辺に致しまして、この番組としましては昨年のうちに、音楽界における1年の総括と言いますか、ベストアルバムの選出とか、そういった陳腐で凡庸と言われればそれまでですが、音楽番組らしい行為に一切及んでおりませんでしたので、2009年の幕開け、今月1月においては、私が選ぶ昨年のベストアルバムということで(色々異論も御座いましょうが…)、洋楽2枚、邦楽2枚の計4枚のアルバムをセレクトしては、番組の方お届けしたいと思います。





ではでは、今日はその第1回目ということで、昨年12月5日に全国ロードショーとなり絶賛の嵐を受けている、あの「ディパーテッド」でアカデミー賞をGETした巨匠・マーティン・スコセッシ監督がメガホンを取った、
R・ストーンズ

主演の映画
「シャイン・ア・ライト」

この映画のサントラ盤であります2枚組のアルバム。これが最高の仕上がりで御座いまして、今日はそのアルバムを昨年発売のベストアルバムの1枚としてご紹介させて頂きまして、既に映画をご覧の方は、収容人員僅か2800人という小さな劇場、ビーコンシアターでのストーンズの暴れっぷりを今一度イメージしながら、またご覧になってない方は、予習の心算でその音を、先ずはじっくり堪能して頂きまして、出来れば映画館に足を運んで頂きたいと思います。
ストーンズのアルバムに外れは無いですが、特にこのアルバムは、やはり何時ものような馬鹿でかいスタジアムでの演奏ではなく、オーディエンスを間近に感じるような小屋での演奏ということもあって、ストーンズのメンバー自体も新鮮味というか、大いに刺激を感じプレイしている雰囲気が如実に表れており、それが聴いているこちらにも伝わってきて、実に興奮させられる1枚となっております。
デビューから45年。ブルーズを母親に「ルーツ・オブ・ロック」とも言えるサウンドを構築しながらも、今もって立ち止まることなくその名の通り「転がる石」たるストーンズ。
それでは、そんなストーンズのプレイを聴いて頂きましょう。
先ずは映画のオープニングを飾る
「ジャンピンジャックフラッシュ」


「シャッタード」

を聴いて頂きたいと思います。それではどうぞ。


シャイン・ア・ライト公式サイト

http://www.shinealight-movie.jp/   



                                  

先ずは、「ジャンピンジャックフラッシュ」と「シャッタード」を聴いて頂ききました。
この映画、残念ながら奈良の映画館では公開されているところはありませんが、大阪のTOHOシネマズ梅田、なんば、鳳などで現在公開中でありますので、この正月休みを利用して是非、音を聞いて背筋に電気が走った方は観に行って頂きたいと思います。それでは続きましては、ミック(65)との年齢差何と38歳というクリスティーナ・アギレラ(27)との共演も凄い
「リブ・ウィズ・ミー」


「スタート・ミー・アップ」

を聴いて頂きましょう!それではどうぞ!                                      


ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
郵便物〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)

またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!

●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere2.narasaku.jp/

●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/

それと、FMハイホー携帯サイトがオープン!
FMハイホーHP上のQRコードでアクセスいただくか、空メールを…
office@fm814.co.j p
に送信して頂ければプレゼントや地域に関する事柄など素敵な情報が満載のサイトとアクセスして頂けます!是非ご活用下さいね!

さて最後も今日はストーンズ「シャイン・ア・ライト」、2枚組のオリジナルサウンドトラックから、マーティン・スコセッシのメッセージとともに
「シンパシー・フォー・ザ・デヴィル」

をお届けしてお別れしたいと思います。
それでは皆さん、また来週。来週も私が選んだ2008年のベストアルバムということでお届けしたいと思います。来週は因みにアクセル君が登場です。是非ご期待くださいね!
お相手は
DJ・PONーCHANG!

でした。
バイバイ!
(2009・1・4オンエアー分)


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 14:19Comments(0)サウンドトラック・映画音楽

2008年09月05日

20世紀少年

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!
「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しく!

それでは早速番組の方進めていきたいと思いますが…。

先月まではフジロックやサマーソニックなどの野外ロックイベントに、不幸にして参加出来なかった私や貴方の為に(特に私と同世代の中年の皆々様の為に…)ということで、仮想ロックイベント・サマーソニックならぬ「サマーパニック」略して『サマパニ』を企画して、皆さんと楽しんで来た訳では御座いますが、さて、今月から再び通常のメニューに戻しまして、天高く馬肥ゆる秋、運動の秋、食欲の秋、芸術の秋、そして性欲の秋(失礼!)果てはロックの秋とばかりに気合十分、さらなる内容の充実、グレードアップを目指しながら番組作りを進めていきたいと思っておりますので、何卒お付き合いの程宜しくお願い申し上げます!

では、前向上はこの辺りに致しまして~

まず、最初のコーナーは、
ミュージックカレイドスコープ
のコーナー。









このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

今日は「20せいきのおわりに、悪のそしきがせかいせいふくにうごきだしました。」という『よげんの書』の一節をキャッチコピーにして、先月30日から全3部作の第1章が公開となった「浦沢直樹」原作の本格科学冒険映画
『20世紀少年』

を少しばかりご紹介しながら、主題曲である
T・REX・マークボラン

が遺した名曲に耳を傾けてみたいと思います。

累計発行部数2000万部強。小学館・ビッグ・スピリッツ・コミックスから刊行されている(連載はビックコミックスピリッツ誌上で1999~2006年に行われていた)浦沢直樹のベストセラー漫画をベースとしたこの作品は、何と60億円という巨額の製作費を投じ、唐沢寿明や豊川悦司、常磐貴子等の豪華キャスト約300人を配して、堤幸彦監督がメガホンを取り撮影された訳ですが、早くも34カ国、42社に上る海外配給会社からオファーを集める人気振りを見せてはさらに海外でも注目を集めている次第ですが。
~というところで、簡単にそのあらすじをご紹介しますと…。
1969年、翌年に大阪万博を控え、人類が初めて月に降り立った画期的な年。
その夏のある日、小学生だったケンヂは、同級生のオッチョなどと共に、空地の原っぱに秘密基地を作り、「よげんの書」を書いた。その中には、悪の組織、世界征服、人類滅亡計画、それを阻止する正義の味方などが克明に描かれ、彼らはそれを見て、大いに興奮していた。
時は流れて、1997年。ゲンヂはロックスターになる夢を諦めコンビニ経営をしながら失踪した姉キリコが残した女の子「カンナ」の面倒を見ていた。しかし、昔の仲間ドンキーの死をきっかけに、その周辺は俄かに一変する。
『ともだち』と呼ばれる人物を教祖とする新興宗教にまつわる不可解な事件。またそれが、自分たちが子供の頃に描いた「よげんの書」にそっくりなため驚愕するのである。
そして~
「よげんの書」が結ぶ2000年12月31日人類滅亡のその日。
「ズーン、ズーンとおそろしい地なりとともに、ついにそのきょだいなかげは、東京にすがたをあらわました」と描かれたその顛末にケンヂをはじめとする仲間達は危機感を抱き、敢然と見えない敵に向かい、立ち上がるのです。
果たして東京、世界の運命は如何に?
この後の展開に関しては、映画館の迫力あるスクリーンでご覧くださいね。





それでは、今回、この映画に持ってこいのテーマ曲として白羽の矢が立った、マークボラン率いるところのバンド
「T・レックス」

のナンバー
「20thセンチュリーボーイ」

をオリジナルヴァージョンで、またおまけで(おまけとか言ったT・レックスのファンの方々に怒られるかも知れませんが…)メタル・グルー、チルドレン・オブ・ザ・レヴォリューションの3曲をお聞き頂きたく思います。

それではどうぞ!



(9・7オンエアー分)

  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 22:26Comments(0)サウンドトラック・映画音楽

2008年07月31日

「闇の子供たち」

続きましては、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。





今日は、今月2日からテアトル梅田やシネマート心斎橋といったちょっとマニアックで個性的な映画作品を提供し続けている関西のミニシアターなどで公開がスタートした、幼児売買春、人身売買などの知られざる闇の実情といった重い内容をテーマに据えた映画
「闇の子供たち」

に少し触れながら、エンドロールの際に流れる「この作品の為に」として、
桑田佳佑

が書き下ろした
「現代東京奇譚」

を皆さんと共に聴いてみたいと思いますが。

「闇の子供たち」。
この映画は「血と骨」(この作品もビートたけし主演で映像化されましたが)等の小説で今や文壇の重鎮ごとき風格さえ漂う
梁石日(ヤン・ソギル)

氏の問題作をベースとし、「亡国のイージス」などのクオリティーの高い作品を世に放ち、その手腕に注目の集まる
阪本順治監督

がメガホンをとり映像化されたもの。
内容が内容だけに映画関係者の間では映像化するのはほぼ不可能とされていたが、今回タイでの大がかりなロケを敢行して、見事実写化することに成功した。

さて、その問題の本筋だが、現代の世の中では人をお金で買うことなど出来ない。出来得る筈もない。確かに、その昔においては凡そ人権を無視した忌わしき奴隷制度などの存在が史実の上には残されてもいるが…。しかし、現代社会においては消滅した筈の人身売買も、実は漆黒の闇に紛れて存在していたのだ。それも罪もないキディ(幼子)達を標的とする、厭らしい欲望を抱く金持ち達の手によって。
タイ在住の新聞記者・南部(江口洋介)は、NGOの職員として現地で活動する音羽(宮崎あおい)とこれまたフリーカメラマンとして現地で撮影を続ける与田(妻夫木聡)の協力を得て、実際にタイを舞台に横行するとされる欲望の代償としての幼児売買、臓器密売の実態に迫るべく取材に乗り出す。そして辿り着いた先には底なし沼のような悪夢が横臥わり、愕然とする3人。どうにかして犠牲となっている闇の子供たちを救うべく懸命な努力を見せる3人だったがもがけばもがく程に残酷な現実がせせら笑うがごとく立ちはだかるのであった…。
最終的には、傲慢で金にまみれた欲望の塊のような我々「日本人」に跳ね返ってくるストーリー展開が、何とも言えず苦々しく心を押し潰すような感じとなる訳ですが…。

この映画に出演しているのが江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、そして佐藤浩市といった演技に定評のある実力派ばかり。それ故に映画もリアルに観る者の心に響き、圧倒するのである。





是非機会あれば、この放送をお聞きの皆さんにも、この「闇の子供たち」をご覧いただき幼児売買春、臓器密売の実態を認識して貰い、少しでもこういった問題が解決の方向に向かうように進んでくれたらと私自身も願う許りです。

~ということで、では、この映画のコンセプトに共感して、オリジナル曲として書き下ろしたという
桑田佳佑


「現代東京奇譚」

を聴きたいと思います。

なおこの映画の詳しいことに関しては映画の専用HPが御座いますのでそちらの方をご覧くださいね。

闇の子供たちHP

http://www.yami-kodomo.jp/

また、闇の子供たちHPには違法で人権蹂躙も甚だしい破廉恥な幼児売買や臓器密売をSTOPするためのコードプロジェクトや日本ユニセフ協会のHPもございますので、是非アクセスしてください。


コードプロジェクト

http://www.unicef.or.jp/code-p/index.htm


日本ユニセフ協会

http://www.unicef.or.jp/about_unicef/advocacy/movie080701.html

それでは桑田佳佑で
「闇の子供たち」
の主題歌
「現代東京奇譚」

です。
どうぞ。

(8・3オンエア分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 07:03Comments(0)サウンドトラック・映画音楽

2008年04月06日

アントン・コービン/CONTROL

Radio Nowhere

FM81.4 NISHIYAMATO
(SUN)20:30~21:00
DJ PONーCHANG!(ぽんちゃん)
(REQUEST-MESSAGE)
E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)

はい、ということで、改めまして皆さん今晩は!
これからの30分はFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますこの番組「レディオ・ノーウェア」でお楽しみ下さいませ。
お相手させて頂きますのはDJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)ことT・KARAKAMAで御座います。
どうぞよろしくお願い申し上げます!
では、早速番組の方、進めさせて頂きたく思います。

 先ずは アットランダムに世間を賑わす、その時々の話題をピックアップ。それに則した形で様々なミュージックをチョイスしてはお届けするコーナー「ミュージックカレイドスコープ」からお送りさせて頂きたく思いますが。



さて、今日は、先月3月15日に、東京は渋谷公園通りにありますシネマライズで先行上映され、今月からはここ関西でも、大阪は梅田にあるガーデンシネマの方で公開されますU2、デビット・ボウイ、ビョークなどの世界のロックアーティスト達を撮り続けてきたフォトグラファーである「アントン・コービン」が初めてメガホンを手にして、かのニューオーダーの前身バンド、最早世界のロック史において伝説と足跡を残している「ジョイ・ディヴィジョン」
そのバンドのボーカルでありますイアン・カーティスをモデルとした映画「コントロール」を簡単にご紹介しながら、そのサウンドトラックより素敵な曲をお届けしたいと思います。



さて、この「コントロール」という映画。
2007年のカンヌ国際映画祭でのカメラドール・スペシャル・メンション賞の獲得をはじめ、数々の賞を総なめにした話題の作品で、その内容は今を遡ること1980年の5月18日。全米ツアーに旅立つ朝に、イギー・ポップの「ザ・イディオム」をターンテーブルの上で回しながら、首つり自殺をし、23年の人生に自らの手で終止符を打ったイアン・カーティスの生涯を題材にしたもの。
彼はオリジナリティー溢れる音世界を構築してみせるポストパンク界の雄・ジョイ・ディヴィジョンのボーカルであり、その存在そのものだった…。
華やかに熱狂のステージでスポットを浴びるその一方で、イアン・カーティスは原因不明の痙攣と、妻のデボラと愛人アニークのあいだで悩み、揺れ続けていた…。

そんな悩める、硝子のように繊細なカリスマ・イアン・カーティスの姿を妻という立場から克明に著したデボラの原作本「タッチング・フロム・ア・ディスタンス」をベースに、フォトグラファー&アーティストであるアントン・コービンが独特の美しいモノクローム映像で誰もが経験する青春期の悩ましい感情を普遍的なものとして炙り出して見せたのがこの作品で御座います。
しかして、映画も素晴らしいが、そのサントラも非常に充実した内容で、今日はそのサントラから2曲お届けしたいと思います。

まずは勿論、イアン・カーティス率いるジョイ・ディヴィジョンの曲で「ラヴ・ウィル・ティアー・アス・アパート」そして、ザ・キラーズでジョイ・ディヴィジョンのカバー曲「シャドウプレイ」を聴いて頂きたく思います。

それではどうぞ。

映画コントロールオフィシャルHP
http://control-movie.jp/indexp.html

(4/13オンエアー分)


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:26Comments(0)サウンドトラック・映画音楽