2011年03月27日

かまやつひろし、忌野清志郎











続きましては~


1939年1月生まれの御年「72歳」(!)という年齢も驚きの東京都出身のアーティスト、日本の音楽界の生き字引とも言える「ムッシュ」こと、あの
かまやつひろし

師匠を取り上げて、その歌声をお届けしたいと思います。
エルメスのニット帽がトレードマークのムッシュかまやつこと、釜萢弘(かまやつ ひろし)さんは、先にも紹介しましたように、1939年1月12日、東京生まれのアーティストで、父親は、今の若い人には全く縁遠い存在かもしれませんが、アメリカはカリフォルニア州ロサンゼルス生まれの日系アメリカ人2世で、日本ジャズ界の草分け的存在とも言われているシンガー・ディープ釜萢さんで御座いまして、そうした方を父親に持った訳ですから、当然、幼少の頃から周囲には洋の東西問わず種々様々な音楽が溢れており、自然のうちにムッシュもミュージシャンの道を志すこととなる訳です。
こと音楽に関しては環境も影響もあり、早熟だったムッシュは、青山学院高等部に進学した頃には、プロのカントリー&ウエスタン歌手としてデビューし、ミッキーカーチスさんなどと共に肩を並べ活躍。1963年には父親であるディープ釜萢さんが名付け親でもあったGSグループ「ザ・スパイダーズ」に参加。バン・バン・バン」や「ノーノーボーイ」など数々のヒット曲を書き下ろし、「ザ・スパイダーズ」の人気躍進ぶりに大いに貢献する訳です。1970年からはソロ活動に入り、お馴染みのヒットチューン「我が良き友よ」をはじめ、今日に至るまで数々のヒット曲を飛ばしては、72歳の現在も「現役ミュージシャン」として、音楽に対する情熱を枯らすことなくプレイされている訳です。
~というところで、それではここでそんなムッシュの楽曲を1曲お掛けしたいと思います。
曲はムッシュ自身、愛煙して止まないフランスはアルタディス社製のタバコ「ゴロワ―ズ」を題材にした「ゴロワ―ズを吸ったことがあるかい」です。それではどうぞ聴いてください!ムッシュです。

ムッシュかまやつ:フォーライフレコードオフィシャルサイト
http://www.forlife.co.jp/artist/?aid=FL00159

                                                 


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。







蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は冒頭のコーナーでお掛けしたRCのヴォーカルで、2009年5月に、58歳の若さながら癌性リンパ管症で亡くなってしまった日本が世界に誇る愛すべきソウルシンガー・
忌野清志郎

さんを偲んで、もう一丁RCの「カバーズ」から「明日なき世界」を聴きながらお別れしたいと思います。



そろそろリビア空爆もやめてほしいぜ!オバマさん




で、ちょいとご報告ということで~

来週からこの番組は毎週土曜日の晩11時にお引っ越しします。


これまで通り御愛聴の程、よろしくお願い致します。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年3月27日オンエアー分) 
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 10:24ROCK・MUSIC

2011年03月21日

RCサクセション、ザ・ブルーハーツ









クレモンティーヌが被災地に癒しの歌のプレゼント
http://www.possion-h.com/cle/






皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!



それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。



このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。





さて、今日はさんざん他の番組でも話題に上っていることかとは思いますが~。
当番組でも、無論、この話に触れない訳にはいかないということで…。






この番組はご存知の通り、録音ですので、毎度のことながらリアルタイムで発生した問題等にいち早く反応できないというところに難点も御座いますが、本当に今回、宮城県をはじめとする東北地方や関東近辺の地域が未曽有の大震災と、身の毛もよだつような津波災害に見舞われ、あの忌まわしき阪神淡路大震災を凌駕して余りある被害を出したと言うことで、お亡くなりになった方々には慎んで哀悼の意を表するとともに、まだまだ凍えるほどに肌寒いと聞く東北地方で、避難所生活を強いられている被災者の皆さんに対し、心よりお見舞いを申し上げます。また一刻も早い各地域の復興を願っております。本当に皆さん、頑張って下さい。





しかし、それにも増して腹が立つのは、地震災害に追い討ちをかけるように発生した福島第一原発でのトラブル。炉心溶融(メルトダウン)を引き起こし、狭い国土のこの日本が死の灰の恐怖に晒されるやも知れないというのに、歯切れの悪い説明で責任回避とも取れる、しょ~もない会見を繰り返した東京電力幹部の莫迦さ加減には、ほとほと呆れました。



講釈垂れの彼らによれば、『想定外』のマグニチュード9・0の地震によって発生した、これまた『想定外』の津波に襲われ、燃料棒を再臨界させないようにする冷却水を送り込む装置が波にさらわれ、炉心溶融、つまりは映画「チャイナシンドローム」でもお馴染みのメルトダウンの危機に瀕したということですが、唯一の被爆国であり、放射能という言葉には誰よりも敏感に反応するこの国『日本』にあっては、どれほど原子力産業を推進することが難しいかなんてことを、東京電力幹部の皆さんは全く理解していないご様子で、気安く想定外、想定外と連呼していましたが、ひとたび事故でも起これば、取り返しのつかない、正に国の存亡に関わることとなる危険物を取り扱うのに、想定外などということがあっていいものか。私自信、怒りに任せて振り上げた拳はその矛先を求めて、未だ振り下ろすことが出来ない思いで一杯です。




エジプト、リビア(米軍が今、空爆していますが~)、バーレーンなどの政情不安により、化石燃料の供給が難しくなることが必至とされるこの時期に、こうした失態は最悪で、今後、日本は立ち行かない経済とリンクする形でエネルギー問題にも頭を抱え、戦後61年を数える今年、今までにない最も困難な時代を迎えることになるのかなと思ったりする訳ですが。




だからこそ、われわれ日本国民、そしてこの国で共に生きる諸外国の仲間と今こそ一致団結をみせて、前向きに頑張るしかない訳です。どうか、被災地の皆さんは勿論、この日本で生きる皆さんも、今後辛い日々は続こうとも、懸命に歩いて行きましょう。







~ということで、資源に乏しいこの国で、是が非でも原発が要らないと言う訳でもないですが、政治家ともども無責任な東京電力幹部や訳の判らん原子力安全検査院のおっさん達

『フクシマ50』と海外メディアからも賞賛を受けている、現場で働く東京電力の社員の方々の努力には心より感謝しております…。

今回の件でもわかるように有事の際、何時でも貧乏籤を引かされるのは実直に生きる無辜の民。それだけに、なおのこと!政府はじめ東電幹部や原子力安全検査院の鉄面皮達が許せない!あなたたちこそが現地に赴き、責任をとるべく仕事をすればいい!)
に喝を入れる意味で、今日は3曲原発にまつわる曲を用意しました。


曲はRCサクセションの珠玉の名盤「カバーズ」から「ラブ・ミー・テンダー」「サマータイムブルース」と、ザ・ブルーハーツ「チェルノブイリ」に加え、被災地の皆さんに頑張れとエールをおくる意味で、そして日本国民の全てが人に優しくあるように、そうした願いを込め、ブルーハーツの名曲「人にやさしく」の4曲を聞いて下さい。


地震にも、津波にも、放射能にも負けてたまるか!ということで…

それではどうぞ。



















(レディオノーウェア2011・3・27オンエアー分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 14:19ROCK・MUSIC

2011年03月20日

ギャング・オブ・フォー、BlieAN…





被災地に届け!歌声(NYタイムズスクエア)


最新NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000524-san-soci

福島第一原発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000334-yom-soci



被災地の皆様へ。

今、自衛隊、消防隊、警察、そして諸外国からの救援チームが皆様方の地域に入り、救援活動に尽力されています。
厳しい環境の中、被災地の皆様方も大変でしょうが希望をもって踏ん張って下さい。




一日も早く、被災地の皆様方に笑顔が戻りますよう、心より祈念致しております。

                             2011 3・20 DJ PON-CHANG!


内田裕也、泉谷しげる東北関東大震災支援活動

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110319-OHT1T00155.htm

辰巳琢郎ブログ「道草日記」

地獄…避難所で子どもが餓死(?)これは本当か?
「この状況を、たくさんの人に伝えて下さい。死体がゴロゴロなんですから。避難所にいるのに、食糧がなく、子供が餓死してるんですよ。お願いします、辰巳さん!」

http://ameblo.jp/tatsumitakuro/entry-10831822328.html



こんなことがこの日本で…。本当に何とかしてほしい。もどかしい、許せない、どうしたらいいのか~






(レディオノーウェア2011・3・20オンエアー分)







皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、今日は久々血湧き肉踊ると言いますか、私がまだ初々しきティーンエイジャーだった頃。第77回芥川賞を受賞した三田誠広さんの著書「僕って何」や岩波文庫から発売されていたフォイエルバッハの「唯心論と唯物論」などを読んでは、遅れてきたプチ学生運動家を気取り、さらにはピストルズやクラッシュなど、1970年代当時のロックシーンを鮮やかに席巻していたふてぶてしいパンクロッカーの洗礼を受けては暴力衝動、破壊衝動の塊として、まさに悪態つきまくりのとんがりコーンだった時代。ボアダム、つまりは退屈とは言いながらも、ロンドンはもちろんのこと、何だかんだと言いつつも、私の周囲も少なからず燃えていたように記憶していますが、問題はその後。直ぐに70年代後半から80年代にかけて、パンクは商業資本に飲み込まれ、一般ピープル受けするような体裁とともに、ニューウェイヴの名のもとに手懐けられ、またまた情けなくも退屈な代物に、その姿を変えてしまった訳です。
そんな中でもスリリングな刺激を与えつつ、今に続くポストパンクの元祖として、1977年に、イギリスはリーズから登場し私の心に躍動感を呼び戻してくれたのが、アンディ・ギル率いるところの「ギャング・オブ・フォー」で御座いまして、そのギャング・オブ・フォーが今年1月に16年振りということでニューアルバムを発表し、見事、健在ぶりをアピールしてくれていて、今や完璧にオッサンと化した私としても、のりピー、うれピー、マンモスピーとばかりに、小向容疑者のように、イラン人から余計な買い物をしなくても、合法的にハイになっている次第で御座います。
~というところで、話が上手く伝われば良いですが、要は久方振りに復活の狼煙を上げ、ポストパンク界の現人神として、現在リスペクトされているギャング・オブ・フォーの音を今日はこの場でご紹介しようということで御座いまして、また時を同じくするように、国内の音楽シーンに目を向けても、この頃ポストパンクサウンドを標榜する、粋の良い若手のバンドが幾つも台頭してきているような機運も伺えるということで、お勧めの国産若手ポストパンクバンドも合わせて2バンドご紹介したいと思います。
まずは何と言ってもギャング・オブ・フォーということで~
通常なら新譜のご紹介というのが当たり前でしょうが、それはまた次の機会にして、今日は1979年発表のファーストアルバム「エンターテイメント」から、「ダメージド・グッズ」と「アイ・ファウンド・ザット・エッセンス・レア」「アット・ホーム・ヒーズ・ア・ツーリスト」の3曲を聴いてください。どうぞ!
●ギャング・オブ・フォー
http://www.gangoffour.co.uk/





                                                   

はい。ということで先ずはギャング・オブ・フォーで3曲を聴いて頂きましたが~
続きましては国内に目を向けてということで~
今月2日に新譜「モノリス」を発表した長崎県出身のポストパンクバンド「BlieAN」(ブライアン)、現在はフリクションと同じく、ベースと太鼓の2人組になっていますが、今日は2009年発表の、まだブライアンがギターを含めた3人組だった頃のアルバム「do gazar」(ドゥ・ゲイザー)から「morgof」(モーゴフ)と「セルフィッシュ・カンダム」の2曲と、さらにお勧めということで、もうひとバンド。2005年に元ナンバーガール、ザゼンボーイズのドラムだった「アヒト・イナザワ」が、自らヴォーカルその他のパートを務め、新たに結成した「ボラ・アンド・ジ・オリエンタル・マシーン」で、昨年9月に発売となったアルバム「プリンシブル」から~♪国を滅ぼす奴らが暗躍跋扈。左に傾く君の姿勢の悪さを修正♪~と歌う「Flag」を聴いてください。
それでは3曲続けてどうぞ!









●BlieAN HP
http://www.bliean.com/
●BlieANのドラム「Genki」のブログ
http://ameblo.jp/bliean-genki/entry-10412164540.html
●ボラ・アンド・ジ・オリエンタル・マシーン
http://www.volafc.com/





 


 






さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、1973年にアメリカで結成された奇抜なメイクと衣装でロックファンの度肝を抜いたハードロックバンドと言えば、最早、説明不要のKISSということで、ここ日本でも相変わらずの人気を維持しておりますが、途中、メイクを落とし素顔をさらした時期もありましたが、未だペルソナメイクは健在。今年中には新作スタジオアルバムも発表するということで、楽しみでは御座いますが、今日はそんなKISSの1977年に発表されたライブアルバム「ALIVEⅡ」から、●ロいタイトルも素敵な「メイキン・ラブ」、しかして邦題は「果てしなきロックファイアー」ということで、何でこんなタイトルがついたのかわかりませんが~。
それでは聴いてください。ケイ・アイ・エス・エス、KISSです。どうぞ!
                                               




“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は2009年7月に急性硬膜外血種でお亡くなりになったギタリスト「アベフトシ」を偲んで、久々ミッシェル・ガン・エレファントの曲と言うことで、2003年発表のアルバム「サブリナ・ヘブン」から「ブラック・ラブ・ホール」をお掛けしてお別れしたいと思います。





それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年3月20日オンエアー分) 

               


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:11ROCK・MUSIC

2011年03月13日

Kocorono

東北太平洋沖地震で被災されました皆様方にお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々並びにそのご家族の皆様方に心よりお悔やみ申し上げます。
 一刻も早い被災地の復興を祈念するとともに、日本国民のひとりとして微力ながらも御支援させて頂きたくも思っております。
 被災地の皆様、頑張って下さい!

                             2011・3・13 DJ・PON-CHANG!








シャルケ04・内田篤人、ケルン・槙野からもメッセージ。インテル・長友は喪章を
http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1299972496
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110312-00000000-spnavip-spo.view-000
http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/f-sc-tp3-20110312-747501.html


(レディオノーウェア2011・3・13オンエアー分)

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。







このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、今週は元ナンバーガールの紅一点だったギター担当の田渕ひさ子さんの加入によって、そのノイジィーでダイナミックな出色のロックサウンドにますます磨きのかかった北海道は留萌で結成された孤高のロックバンド「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」。そのブッチャーズのリアルな横顔を「77BOADROM」や「アナーキー」といったドキュメンタリー映画を手掛けては、新進気鋭の映像作家として、世間から注目を集めている川口潤監督が、初期のブッチャーズの貴重な映像も織り交ぜながら、「現在」を走るバンドに密着取材を敢行し、緊張感溢れる映像作品として完成させたのが、ブッチャーズの名盤と誉れも高い『アルバムタイトル』をそっくりそのまま拝借した「Kocorono」という作品で御座いまして、本日はその映画の公開と共に、またまた俄かにその周辺が騒がしくなってきている
「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」

をピックアップしては、そのサウンドをお届けしたいと思います。



ブラッドサースティ・ブッチャーズは、北海道は留萌市にある留萌工業高校(ちなみにこの高校は2001年に閉校となっていて、現在はないそうです~)のクラスメートであった吉村秀樹氏(Vo・G)と射守矢雄氏(イモリヤ・タケシ、B)の二人が1987年に結成した「畜生」というバンドを母体として、1989年に高校の後輩である小松正宏氏をドラマーに迎え、正式に「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」としてスタートを切り、その後、札幌のハードコア・シーンを牽引する最重要バンドとして、北海道のロックシーンを熱く彩って行く訳です。そして1991年、アメリカはワシントン出身のハードコアバンドであるフガジの初来日公演での共演をきっかけに、活動の拠点を東京に移すことになり、そこから今日に到るまでの23年間、「Kocorono」をはじめ「NO ALBUM 無題」など数々の名盤を発表するも、その道程は決して順風満帆と言えるものではなく、今回、そんな彼らの動きを追った川口監督のドキュメンタリー作品にも、その辺りの苦悩などが克明に記録されているようです。
この映画は先月5日、東京は渋谷にある「シアターN渋谷」で公開となり、その後は順次愛知、大阪、広島、福岡と全国各地を行脚するように公開されることになっておりますが、残念ながら、ここ関西においては、大阪はミナミに在る「シネマート心斎橋」で、先月26日から今月11日の日程で、既に公開は終わっておりまして、かくいう私も鑑賞のチャンスを逸して、正直観ておりません。是非、また近畿圏での再上映、それが叶わないのであれば、早々にDVD化をお願いしたいとも思っております。実に勝手なことを言っておりますが~(笑)
それでは、ビークルのヒダカトオルや俳優・浅野忠信など、星の数ほどのアーティストやアクター、そしてクリエイターにリスペクトされて止まない、そんな日本ロック界の至宝とも言われるブッチャーズの曲ということで、本日はジミー大西がジャケット画を手掛けたアルバム「未完成」から「ファウスト」と「未完成」、そして名盤「Kocorono」から「2月」の3曲お届けします。
お聴き下さい。どうぞ!

●長編ドキュメンタリー映画「Kocorono」
http://www.kocorono-movie.com/
●ブラッドサースティ・ブッチャーズ
http://www.bloodthirsty-butchers.com/















                                                   

続きましては~


1970年にドイツはデュッセルドルフで結成された、後にアフリカバンバータや、日本では坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の3人組からなる、言わずと知れた国民的音楽集団「YMO」に多大なる影響を与えた、元祖テクノバンド、日本語に訳すと「発電所」という意味なるバンド名を持つ
「クラフトワーク」

(因みに母国ドイツではクラフトヴェルクと発音するようですが…)をご紹介したいと思います。
クラフトワークは先にも紹介したように1970年、ドイツはデュッセルドルフで結成された4人組で御座いまして。現在はバンドの創始者であるラルフ・フッター以外オリジナルメンバーは在籍していませんが、シンセサイザーを前面に打ち出した「エレクトロ・ポップ」といった音楽性については、全く変化のないところであります。
YMOをはじめとするテクノミュージシャンや、ヒップホップの黎明期には「ゲロッパ!」でお馴染みのR&B界の巨人「ジェームス・ブラウン」御大の楽曲と共に、最もサンプリングされたバンドのひとつに数えられているということです。
それでは今宵は1977年発表の「ヨーロッパ特急」から、日本では広島県出身のデザイナー「三宅一生」が登場したサントリー角瓶のCMを通じてヒットした「ショールーム・ダミー」を聞いて下さい。それではどうぞ。クラフトヴェルグです!
●クラフトワーク
http://www.kraftwerk.com/








                                               

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…何時もなら「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日もまたまたこのコーナーはお休みさせて頂きまして、本日のラストは大阪市此花区生まれのSAMURAIギタリスト、昨年EMIミュージックジャパンに移籍し、名前も新たに
「雅-MIYAVI」(ミヤヴィ)

とした、その彼の通算10枚目のシングルである「TORTURE」(トリート)をお掛けしてお別れしたいと思います。












スラップを中心としたアコースティック・ギターによる独特のプレイスタイルが素晴らしく、一聴するとエレキに聞こえるかもしれませんが、今回お掛けする曲もアコギによるプレイですから!ビックリしまっせ!ホンマ!
~ということで、それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年3月13日オンエアー分) 


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 12:38ROCK・MUSIC

2011年03月06日

グラミー賞、筋肉少女帯





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、先月13日。世界最高峰とも言えるワールドワイドな音楽賞「第53回グラミー賞」が、今年はロサンゼルスのステイプルズ・センターを舞台に挙行された訳ですが、今年は何と4人の日本人がタイトルを獲得するという快挙が起こり、それが故に朝のワイドショーなどでは、B'zの松本孝弘氏の受賞の模様や、スタンリークラーク・バンドの一員として栄誉に浴したジャズピアニストの「上原ひろみ」さんなどを、直接ゲストと引っ張り出しては、例年になくグラミーのニュースを頻繁に取り上げておりましたが…。
で、今年のグラミー賞。主要4部門では、まず年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞の2部門で栄冠に輝いたのは、下馬評通り、アメリカはテネシー州出身のバンドで、『南北戦争以前』と言う名前を持つ「レディ・アンテベラム」の「ニード・ユー・ナウ~いま君を愛してる」でしたが、一方、レディ・アンテベラムをはじめエミネムやレディー・ガガなどの強力な競争相手を抑え込み、見事、周りの予想を覆し、年間最優秀アルバム賞を手にしたのは、カナダはケベック州モントリオール出身の、木琴やクラリネットなどを駆使した、どちらかと言えばロックバンドというよりも「旅芸人の一座」と表現した方が、イメージ的にはぴったりくるようなインディーズ界出身のバンド「アーケイド・ファイア」の「ザ・サバーブス(郊外)」で御座いまして、これには当地の数多ある音楽マスコミもびっくりしたようで御座いますが。また最優秀新人賞には、かのジャスティン・ビーバー君を抑え、アメリカはオレゴン州ポートランド出身のアフリカ系アメリカ人で、ウェールズやスペインの血も受け継ぐという才気豊かなマルチ・インストゥルメンタリストで、主にベースをプレイするエスペランサ・スポルティングさんという女性ミュージシャンが獲得しました。結構、私はこの手の黒人混血女性に弱いですな~。個人的な趣味の話はどうでもいいですが…(笑)。
しかし今回は何と言っても注目の的となったのは、芸能マスコミが色めきたったように4人の日本人がタイトル・ホルダーになったこと。最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバムに輝いたのは、あのルーム335のおっさん「ラリー・カールトン」とタッグを組んだ松本孝弘のアルバム「TAKE YOUR PICK」、そして最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞ということで、クラシックピアニストの内田光子さんがモーツァルト・ピアノ協奏曲第23番・第24番で受賞、上原ひろみさんがスタンリークラーク君とともに最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞で受賞、さらにポール・ウィンター・コンソートの一員として「最優秀ニューエージアルバム賞」を受賞し、トロフィーを手にしたのが松山夕貴子さんということで、本当に日本人にとっては嬉しさも100倍といった感じの今年のグラミーとなりました。
 いや~スポーツの世界と言い、音楽の世界といい、日本経済が落ち込む中でも明るい話題を提供してくれるニュースが他方では多く、同じ日本人としては嬉しい限りではございますなぁ~。
 ~というところで、それでは今宵はグラミーに因んでということで、これがレディー・ガガとかエミネム、ジャスティン・ビーバーとかが独占するような催しになっていたら、完璧に他の番組聞いてくれという具合になっていたでしょうが…。いやいや嘘、嘘…。
 で、今日はラリーと松本氏の作品であります「TAKE YOUR PICK」から、タイトルチューンの「TAKE YOUR PICK」を、そして年間最優秀アルバム賞の栄冠を手にしたアーケイド・ファイアの「ザ・サバーブス」からお届けできたら良かったんですが、私手持ちがないんで、今日は2004年発表の1st「フューネラル」から「ネイバーフッド#1(タネルズ)」の2曲を聴いて頂きたく思います。それではどうぞ!















第53回グラミー賞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC53%E5%9B%9E%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%BC%E8%B3%9E





                                                  

続きましては~

中学生時代の1979年に結成した「ドテチンズ」や「筋肉少年少女隊」を母体に、1982年から活動を開始した、現在、作家、エッセイスト、タレントとしても活動の幅を広げている才能溢れる大槻ケンヂ君と、過去に「週刊ファミ通」への連載も持っていたゲーム通としても一部では知られているベースの内田雄一郎氏を核とするバンド「King-Show」こと「筋肉少女帯」、このバンドに今宵はスポットを当ててご紹介したいと思います。
江戸川乱歩をこよなく愛し、多感な中学時代に諸星大二郎や蛭子能収などの特殊漫画家(このフレーズは根本敬さんの専売特許か!)に多大なる影響を受けた大槻ケンヂの幻想的で自虐的な世界観をベースにした歌詞と、プログレ、ハードロックに通ずる異常にテクニカルな演奏で、日本のロックシーンにおいて出色の個性を放つバンドとして存在感を示すKing-Showでは御座いますが、その楽曲タイトル、たとえば「高木ブー伝説」とか、「日本をインドにしてしまえ!」でお馴染みの「日本印度化計画」など、その独特の表現手法が世間ではかなり誤解の種として流通しているきらいがあり、イロモノ、際物、コミックバンドの類と位置付けられるといった不幸な側面をも持ったバンドであります。
じっくり聞いて頂ければ、人生における悲哀や無情さなど切々を刻みつける歌詞やめちゃめちゃクオリティーの高い演奏など、他のバンドにはない、その素晴らしさにきっと気付いて頂けることかと思います。
それでは筋肉少女帯で2曲行きましょう。
「僕はこの世を憎む」と犯行声明を出して、爆弾騒ぎを起こす、猫とサボテンだけが友達とする孤独な少年を主人公とする「サボテンとバンドライン」、そして「いつか恋も終わりが来るのだから」「ひとりででも君が生きていけるように」と、彼女に今、僕が出来ることは何かと自問自答する男の子の気持ちを綴った「香菜、頭をよくしてあげよう」を聞いてください。筋肉少女帯です。ほんとに良いバンドでっせ!どうぞ!






大槻ケンヂHP
http://www.okenkikaku.jp/okenkikaku/o-ken/top.html

                                                 

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日はちょいお休みをいただいて、最後も先にお掛けした筋肉少女帯を聞きながら、お別れしたいと思います。
曲は「僕の宗教へようこそ」です。




それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年3月6日オンエアー分) 




  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 14:20ROCK・MUSIC