2008年04月19日
アタリティーンエイジライオット
Radio Nowhere
FM81.4 NISHIYAMATO
(SUN)20:30~21:00
DJ PONーCHANG!(ぽんちゃん)
(REQUEST-MESSAGE)
E-MAIL
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
はい、というわけで続きましてはキーワードAtoZのコーナー。
先週、先々週は頭文字をAとするアーティストということで、まずは邦楽ロックの分野からARBをセレクトしちゃってその粋の良いロックンロールサウンドをお届けしましたが、さて今週は頭文字にAが来るアナーキー度満点の洋モノ・アーティストをご紹介したいと思います。ドイツ出身のデジタルハードコア野郎。その面構えもなかなか不敵で、如何にも尋常な感覚の持ち主ではなさそうな不気味な佇まいがたまらないアレック・エンパイア率いるところのアタリティーンエイジライオットをご紹介したいと存じます。
10代の頃にパンクに触発されバンドを結成し、その音楽遍歴を生まれ故郷のドイツでスタートさせてアレック・エンパイア。しかし「パンクは死んだ」として直ぐにバンドへの興味を失った彼は、何故かドビュッシーやバルトークという、所謂現代音楽の作曲家たちの作品に耳を傾けるようになり、其の内にアシッドハウスに転向。1991年にはアレック・エンパイア個人名義でドラムンベースの個性溢れるトラックを十数タイトル発表。そして翌92年に、ハニンとカールの2人と共にデジタルハードコアユニット「アタリティーンエイジライオット」を結成する。1stシングルのタイトルは「Hetzjagd Auf Nazis(ナチを捕まえろ)」。その楽曲のタイトルもさることながら、歪んだブレイクビーツと激しいノイズ、そしてがなり声のようなシャウトが滅茶苦茶ウルトラヴァイオレンスで、デビュー当初から次世代を担うデジタルアーティストとして大々的に注目されていた。日本にも2度来日。毎年苗場で開催されている恒例のロックの一大イベント「フジロック」のステージにも登場し話題を巻き起こした。しかし、2001年にMCのカールが精神的なバランスを崩し、非業の死を遂げるという衝撃的な事件に見舞われ、それをきっかけとしてユニットとしての活動を中止してしまう。
その後、2006年にアタリは再結成し、初のベスト盤をリリース。地味ながら現在に至るまで活動を続けている。
で、グループ名のアタリ。この名称はアレックが使用していたアタリコンピュータから頂戴したものであります。
今日はそんなアレックエンパイア率いるところのアタリティーンエイジライオットのアルバム(60セカンドワイプアウト・1999年ビートレコーズ)から今日は2曲「レヴォリューション・アクション」と「バイ・エニイ・ミーンズ・ネセサリー」を聴いて頂きたいと思います。破壊力抜群のデジタルハードコアサウンド。とくと、ご賞味あれ!
(4/20オンエアー分)
FM81.4 NISHIYAMATO
(SUN)20:30~21:00
DJ PONーCHANG!(ぽんちゃん)
(REQUEST-MESSAGE)
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
はい、というわけで続きましてはキーワードAtoZのコーナー。
先週、先々週は頭文字をAとするアーティストということで、まずは邦楽ロックの分野からARBをセレクトしちゃってその粋の良いロックンロールサウンドをお届けしましたが、さて今週は頭文字にAが来るアナーキー度満点の洋モノ・アーティストをご紹介したいと思います。ドイツ出身のデジタルハードコア野郎。その面構えもなかなか不敵で、如何にも尋常な感覚の持ち主ではなさそうな不気味な佇まいがたまらないアレック・エンパイア率いるところのアタリティーンエイジライオットをご紹介したいと存じます。
10代の頃にパンクに触発されバンドを結成し、その音楽遍歴を生まれ故郷のドイツでスタートさせてアレック・エンパイア。しかし「パンクは死んだ」として直ぐにバンドへの興味を失った彼は、何故かドビュッシーやバルトークという、所謂現代音楽の作曲家たちの作品に耳を傾けるようになり、其の内にアシッドハウスに転向。1991年にはアレック・エンパイア個人名義でドラムンベースの個性溢れるトラックを十数タイトル発表。そして翌92年に、ハニンとカールの2人と共にデジタルハードコアユニット「アタリティーンエイジライオット」を結成する。1stシングルのタイトルは「Hetzjagd Auf Nazis(ナチを捕まえろ)」。その楽曲のタイトルもさることながら、歪んだブレイクビーツと激しいノイズ、そしてがなり声のようなシャウトが滅茶苦茶ウルトラヴァイオレンスで、デビュー当初から次世代を担うデジタルアーティストとして大々的に注目されていた。日本にも2度来日。毎年苗場で開催されている恒例のロックの一大イベント「フジロック」のステージにも登場し話題を巻き起こした。しかし、2001年にMCのカールが精神的なバランスを崩し、非業の死を遂げるという衝撃的な事件に見舞われ、それをきっかけとしてユニットとしての活動を中止してしまう。
その後、2006年にアタリは再結成し、初のベスト盤をリリース。地味ながら現在に至るまで活動を続けている。
で、グループ名のアタリ。この名称はアレックが使用していたアタリコンピュータから頂戴したものであります。
今日はそんなアレックエンパイア率いるところのアタリティーンエイジライオットのアルバム(60セカンドワイプアウト・1999年ビートレコーズ)から今日は2曲「レヴォリューション・アクション」と「バイ・エニイ・ミーンズ・ネセサリー」を聴いて頂きたいと思います。破壊力抜群のデジタルハードコアサウンド。とくと、ご賞味あれ!
(4/20オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 01:28│Comments(0)
│ROCK・MUSIC