Radio Nowhere Inside Blog 　

Radio Nowhere
FM81.4　NISHIYAMATO
（ＳＵＮ）20：30～21：00
DJ　PONーCHANＧ!（ぽんちゃん）
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“ラジオでロック”「Ｒａｄｉｏ　Ｎｏｗｈｅｒｅ」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。





蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今回も先週に引き続きまして永遠のジャンキー、まさにＮＹの裏通りのワルガキ、チンピラといった表現がぴったりな愛すべきロクデナシ・ジョニー・サンダースの、前回はＮＹドールズの音をお届けしましたので、それ以降のジョニーということで、大いに自分の趣味性と言いますか、そのロッカーとしての魅力を前面にフューチャアして私も含めて世界の不良を魅了して見せたザ・ハートブレイカーズ時代の音に耳を傾けながらお別れしたいと思います。
1975年にドールズを脱退したジョニーは、テレヴィジョンにいたリチャードヘル（Ｂ・のちのパンクファッションの元祖。この当時からシャツなどを破いて着用。それにピストルズのマネージャー・マルコムとヴィヴィアン・ウエストウッドがヒントを得てパンクファッションを作った。）と、同じくドールズを脱退したドラマー・ジェリー・ノーランを誘い、ハートブレイカーズを結成。1977年にイギリスに渡り唯一のアルバム作品「L．Ａ.Ｍ.Ｆ」を録音。その後そのヘヴィージャンキーぶりが常に取り沙汰されては、最も天国に近い男とストーンズのキースと共にそんな称号を得ていたが、これが予想に反してなかなかくたばりもせず日本にも何回か来日し素晴らしきロックショーや、清志郎に大江慎也、鮎川誠などとも共演を果たし、われわれを楽しませてくれました。
しかし残念ながら91年の4月にニューオーリンズのホテルで、ヘロインのオーヴァードーズで死亡。帰らぬ人となってしまいました。
それでは、今日はそんなジョニーを偲んで「ボーン・トゥ・ルーズ」と「チャイニーズ・ロック」を聴きながらお別れしたいと思います。
では、また来週！
お相手はぽんちゃんでしたっ！

（４/２７オンエアー分）