2008年07月13日
ブライアン・イーノ
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しく!
それでは早速番組の方進めていきたいと思いますが…。
最初のコーナーは、
ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて、皆さん。今月7日から3日間、北海道は
洞爺(とうや)湖でサミットが開催
されて、多分今回は…
(注・というのも、この番組はご存知の方も多いことかとは思いますが、録音で、前倒しの収録をさせて貰っているので、現時点では正確な動きが判らないという事情があるわけでは御座います。)
…原油高などに端を発したエネルギーにまつわる経済問題のほか、当初からマスコミ等を通じ話題となっていたように、人類の存亡に関わる環境問題が俎板の上に乗せられては、あ~だこ~だと自国の不利益にならない程度の範囲で、スタイリッシュに意見を戦わせながら、シーモじゃないけど、生きていたら「またあいましょう」とばかりに洞爺湖宣言かなんかを発しては、ご陽気にシャンシャンで閉幕になったことかとは思いますが。
このサミットに合わせ、特別番組などが各TV局でオンエアーされ、皆さんも嫌と云う程ご覧になったかとは思いますが、しかし残念ながらというか、案の定というか、どれもが奇麗ごとの警鐘を鳴らすばかりで、物事の本質を伝えるものではなかったように感じます。
そんな中、中部大学の、資源材料工学の権威でもある
武田邦彦教授
が書き下ろした
「偽善エコロジー」(幻冬舎新書)
はまさに快哉を叫ばずにはいられない好著であり、いちいち納得しながら読ましていただきました。
スーパーのレジ袋不使用運動から、室内温度28℃調節運動に至るまで、それは生半可な自己満足、他愛ない言い訳にしか過ぎず、やるべきことは他にあると喝破されております。
環境問題は、今や待ったなしの全人類における最重要課題であるには言うに及ばず、各国首脳が時間を割いて座卓を囲み、話し合いを持つことに反対するものではないが、問題はその中身。とにかく『人類すべてがエゴを捨て、一致団結することを潔しとしないことには問題解決には至らない』と指摘しながら、緩やかな自殺に似た滅びの道は続くとばかりに、武田教授はこの本の中で糾弾する。
私も同感。環境問題は自らの問題でありながら、最早個人の規模で解決する問題ではない。これとこれを止めて、これとこれを交換してと、悠長に「エコ」なんて言える時節はとうに過ぎてしまった。時計の針を戻すように、今ある経済活動を一旦封印しなければ確実にアイスランドの氷も解ければ、ツバルも海に沈んで、挙句世界は終わってしまう。
まぁ~、今回のサミットがどのような解決策を全世界に向けて発信したのか(しかし、終わり間近で、焼きの回ったブッシュに、朝倉総理の足元にも及ばない不人気振りを発揮する福田さんと、キャストもパッとしないサミットですから、あんまり期待はしてませんが…)それなりに興味深いところでは御座いますが。
…てな具合で、存在自体が公害(ポリュージョン)な私が今回はガラにも無く環境問題に触れながら冒頭の話を進めさせて頂いたということで、おかけする曲もそれに因んでということで、
環境と言えばアンビエントミュージック。
アンビエントと言えば
「ブライアン・イ―ノ」
ということで今日は彼の曲を聴いて頂きたく思います。
では今日は、1975年発表のソロ3作目、アンビエントミュージックへの目覚めが感じられる意欲作「アナザーグリーンワールド」から、『ザ・ビッグシップ』と『スピリッツ・ドラフティング』を、そして77年発表のカンやクラスターなどの豪華ゲストの招いて作成した「ビフォア・アンド・アフターサイエンス」から『バイ・ディス・リヴァー』をお掛けします。
それではどうぞ。
(7・13オンエアー)
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しく!
それでは早速番組の方進めていきたいと思いますが…。
最初のコーナーは、
ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて、皆さん。今月7日から3日間、北海道は
洞爺(とうや)湖でサミットが開催
されて、多分今回は…
(注・というのも、この番組はご存知の方も多いことかとは思いますが、録音で、前倒しの収録をさせて貰っているので、現時点では正確な動きが判らないという事情があるわけでは御座います。)
…原油高などに端を発したエネルギーにまつわる経済問題のほか、当初からマスコミ等を通じ話題となっていたように、人類の存亡に関わる環境問題が俎板の上に乗せられては、あ~だこ~だと自国の不利益にならない程度の範囲で、スタイリッシュに意見を戦わせながら、シーモじゃないけど、生きていたら「またあいましょう」とばかりに洞爺湖宣言かなんかを発しては、ご陽気にシャンシャンで閉幕になったことかとは思いますが。
このサミットに合わせ、特別番組などが各TV局でオンエアーされ、皆さんも嫌と云う程ご覧になったかとは思いますが、しかし残念ながらというか、案の定というか、どれもが奇麗ごとの警鐘を鳴らすばかりで、物事の本質を伝えるものではなかったように感じます。
そんな中、中部大学の、資源材料工学の権威でもある
武田邦彦教授
が書き下ろした
「偽善エコロジー」(幻冬舎新書)
はまさに快哉を叫ばずにはいられない好著であり、いちいち納得しながら読ましていただきました。
スーパーのレジ袋不使用運動から、室内温度28℃調節運動に至るまで、それは生半可な自己満足、他愛ない言い訳にしか過ぎず、やるべきことは他にあると喝破されております。
環境問題は、今や待ったなしの全人類における最重要課題であるには言うに及ばず、各国首脳が時間を割いて座卓を囲み、話し合いを持つことに反対するものではないが、問題はその中身。とにかく『人類すべてがエゴを捨て、一致団結することを潔しとしないことには問題解決には至らない』と指摘しながら、緩やかな自殺に似た滅びの道は続くとばかりに、武田教授はこの本の中で糾弾する。
私も同感。環境問題は自らの問題でありながら、最早個人の規模で解決する問題ではない。これとこれを止めて、これとこれを交換してと、悠長に「エコ」なんて言える時節はとうに過ぎてしまった。時計の針を戻すように、今ある経済活動を一旦封印しなければ確実にアイスランドの氷も解ければ、ツバルも海に沈んで、挙句世界は終わってしまう。
まぁ~、今回のサミットがどのような解決策を全世界に向けて発信したのか(しかし、終わり間近で、焼きの回ったブッシュに、朝倉総理の足元にも及ばない不人気振りを発揮する福田さんと、キャストもパッとしないサミットですから、あんまり期待はしてませんが…)それなりに興味深いところでは御座いますが。
…てな具合で、存在自体が公害(ポリュージョン)な私が今回はガラにも無く環境問題に触れながら冒頭の話を進めさせて頂いたということで、おかけする曲もそれに因んでということで、
環境と言えばアンビエントミュージック。
アンビエントと言えば
「ブライアン・イ―ノ」
ということで今日は彼の曲を聴いて頂きたく思います。
では今日は、1975年発表のソロ3作目、アンビエントミュージックへの目覚めが感じられる意欲作「アナザーグリーンワールド」から、『ザ・ビッグシップ』と『スピリッツ・ドラフティング』を、そして77年発表のカンやクラスターなどの豪華ゲストの招いて作成した「ビフォア・アンド・アフターサイエンス」から『バイ・ディス・リヴァー』をお掛けします。
それではどうぞ。
(7・13オンエアー)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 07:17│Comments(3)
│ROCK・MUSIC
この記事へのコメント
理系のことは科学誌読むんだよ 大卒の常識
本じゃないんだよ
本なんか読んでるから騙されるんだよ
http://www.petbottle-rec.gr.jp/syoseki/index.html
http://homepage2.nifty.com/koshi-net/other/kaihou/73-2.htm
http://www.cir.tohoku.ac.jp/~asuka/
http://www.rakkousha.co.jp/books/ka_02.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%82%A6%E5%BD%A6
もう何から何までウソ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416150624
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3015591.html
本じゃないんだよ
本なんか読んでるから騙されるんだよ
http://www.petbottle-rec.gr.jp/syoseki/index.html
http://homepage2.nifty.com/koshi-net/other/kaihou/73-2.htm
http://www.cir.tohoku.ac.jp/~asuka/
http://www.rakkousha.co.jp/books/ka_02.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%82%A6%E5%BD%A6
もう何から何までウソ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416150624
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3015591.html
Posted by おまえが騙されてんだよ at 2008年07月13日 18:56
ご意見承りました。
確かに今一度検証も必要と思われる部分もあり、それについては私の方も追っかけ勉強させて頂きます。
ただ、「お前」呼ばわりされる覚えもなければ「騙されてんだよ」と語気を荒げて偉そうな口調で言われることもないかと思います。その点、もう少し常識の範囲内で冷静にお願い致したく存じます。
確かに今一度検証も必要と思われる部分もあり、それについては私の方も追っかけ勉強させて頂きます。
ただ、「お前」呼ばわりされる覚えもなければ「騙されてんだよ」と語気を荒げて偉そうな口調で言われることもないかと思います。その点、もう少し常識の範囲内で冷静にお願い致したく存じます。
Posted by PON-CHANG! at 2008年07月13日 20:31
この本読みました。
私は面白かったです。
環境問題は数値も大事ですが、実際に現地で撮った写真など、目で
見られるものや、本当に自分が行って見た事実が一番確かなのでは、
と思います。
この本で大切なところは、情報を自分で判断することの大切さを語って
おられるところではないでしょうか。
この本が正しいとは思いませんが、理詰めで書かれた論文を読むより、
多くの人が環境問題に関心を持つきっかけになると思います。
そして自分でその情報の真偽を確かめることの大切さを知るのでは
ないでしょうか。
「騙されてんだよ」と言う前に、あなたも騙されているかもしれないという
危機感を持つべきだと私は思います。
そうしたら、この問題に関してそんな言葉は自ずと出てこないはずです。
本当に大切な環境なら、物事が切迫しているなら、人を中傷するよりも、
人を正しい方向へ導こうとするほうが先ではないでしょうか。
真摯に感じられないコメント、本当に環境問題を考えているとはとても
思えません。
私は面白かったです。
環境問題は数値も大事ですが、実際に現地で撮った写真など、目で
見られるものや、本当に自分が行って見た事実が一番確かなのでは、
と思います。
この本で大切なところは、情報を自分で判断することの大切さを語って
おられるところではないでしょうか。
この本が正しいとは思いませんが、理詰めで書かれた論文を読むより、
多くの人が環境問題に関心を持つきっかけになると思います。
そして自分でその情報の真偽を確かめることの大切さを知るのでは
ないでしょうか。
「騙されてんだよ」と言う前に、あなたも騙されているかもしれないという
危機感を持つべきだと私は思います。
そうしたら、この問題に関してそんな言葉は自ずと出てこないはずです。
本当に大切な環境なら、物事が切迫しているなら、人を中傷するよりも、
人を正しい方向へ導こうとするほうが先ではないでしょうか。
真摯に感じられないコメント、本当に環境問題を考えているとはとても
思えません。
Posted by 百聞は一見に如かず at 2008年07月14日 03:12