2008年11月25日
ジョン・コルトレーン「スターダスト」
皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」
でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。
どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープのコーナー
でございますが。
さて今日は、本国アメリカの方では一足早く、昨年出版になり、日本では今年9月19日にブルース・インターアクションズという出版社から「私は聖者になりたい」という邦題で発売となった、NYタイムズに寄稿している音楽ライター・ベン・ラトリフの手による、
ジョン・コルトレーンの
『ア・ストーリー・オブ・ザ・サウンド』。
今回はその本のご紹介と、ジョン・コルトレーンが生前遺した素晴らしいサックスの名演に耳を傾けてみたいと思っております。
9月19日に発売となった、ファンの間で待ちに待たれておりました、このジョン・コルトレーンの本「私は聖者になりたい」は、コルトレーンを語る日本語に翻訳された書物としては、多分数えること2冊目の本と言うことらしく、コルトレーンのそのネームバリューからすれば、もっと沢山の研究書やら関連書物が出ていても良さそうなものですが、そうではないということで、その点から考えても非常に貴重な一冊と言えるかも知れません。
内容を簡単にご紹介すると、まず第1部ではコルトレーンの主だった作品の紹介と、その音楽的な変遷について纏めておりまして、次いで第2部ではジャズ界に拘ることなく幅広いフィールドで活躍するミュージシャンなどにインタビューを試み、コルトレーンというミュージシャンのその影響力の凄さを浮き彫りにしている訳ですが、例えば、一見全く無関係にも思える、かの元祖パンクロッカー・イギーポップにしても「コルトレーンがサックスでやることを、俺は肉体を通じてやろうとした」というような、ちょっとビックリとするコメントがあったりしまして、実に面白い仕上りにもなっております。
で、ジョン・コルトレーンの方でございますか、1926年、アメリカは北カロライナの生まれで、50年前後にはガレスピー楽団に参加し、下手なテナーサックスのプレイヤーと評されながらも、そのキャリアをスタートすることになります。その後、マイルス・デイビスのバンドに誘われることで、彼の運命は急展開を見せ、67年に病死するまで後世に語り継がれる演奏を残しております。
それでは、「私は聖者になりたい」という本の出版と共に、また俄かに注目を集めているコルトレーンの演奏をここで皆さんとともに聴いてみたいと思います。
曲は、没後25年を迎える
ジョン・コルトレーン
のバラードを中心に収録した2006年7月にビクターエンターテイメントから企画盤ということでプレスティッジ時代の名演ばかりを収録しているアルバム
「スターダスト」
から、そのタイトルチューンをお届けしたいと思います。10:42秒もある大作ですので全編その音源をご紹介できるかどうかわかりませんが、極力頑張ってお掛けするように尽力したいと思います。それではどうぞ!
●ジョン・コルトレーン P−Vine BOOks
私は聖者になりたい
ベン・ラトリフ著
川嶋 文丸訳
税込価格: ¥2,500 (本体 : ¥2,381)
出版 : ブルース・インターアクションズ
サイズ : 20cm / 369,23p
ISBN : 978-4-86020-283-5
発行年月 : 2008.9月19日
ジョン・コルトレーン「Every Time We Say Goodbye」(1961)
(11・30オンエアー分)
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」
でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。
どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープのコーナー
でございますが。
さて今日は、本国アメリカの方では一足早く、昨年出版になり、日本では今年9月19日にブルース・インターアクションズという出版社から「私は聖者になりたい」という邦題で発売となった、NYタイムズに寄稿している音楽ライター・ベン・ラトリフの手による、
ジョン・コルトレーンの
『ア・ストーリー・オブ・ザ・サウンド』。
今回はその本のご紹介と、ジョン・コルトレーンが生前遺した素晴らしいサックスの名演に耳を傾けてみたいと思っております。
9月19日に発売となった、ファンの間で待ちに待たれておりました、このジョン・コルトレーンの本「私は聖者になりたい」は、コルトレーンを語る日本語に翻訳された書物としては、多分数えること2冊目の本と言うことらしく、コルトレーンのそのネームバリューからすれば、もっと沢山の研究書やら関連書物が出ていても良さそうなものですが、そうではないということで、その点から考えても非常に貴重な一冊と言えるかも知れません。
内容を簡単にご紹介すると、まず第1部ではコルトレーンの主だった作品の紹介と、その音楽的な変遷について纏めておりまして、次いで第2部ではジャズ界に拘ることなく幅広いフィールドで活躍するミュージシャンなどにインタビューを試み、コルトレーンというミュージシャンのその影響力の凄さを浮き彫りにしている訳ですが、例えば、一見全く無関係にも思える、かの元祖パンクロッカー・イギーポップにしても「コルトレーンがサックスでやることを、俺は肉体を通じてやろうとした」というような、ちょっとビックリとするコメントがあったりしまして、実に面白い仕上りにもなっております。
で、ジョン・コルトレーンの方でございますか、1926年、アメリカは北カロライナの生まれで、50年前後にはガレスピー楽団に参加し、下手なテナーサックスのプレイヤーと評されながらも、そのキャリアをスタートすることになります。その後、マイルス・デイビスのバンドに誘われることで、彼の運命は急展開を見せ、67年に病死するまで後世に語り継がれる演奏を残しております。
それでは、「私は聖者になりたい」という本の出版と共に、また俄かに注目を集めているコルトレーンの演奏をここで皆さんとともに聴いてみたいと思います。
曲は、没後25年を迎える
ジョン・コルトレーン
のバラードを中心に収録した2006年7月にビクターエンターテイメントから企画盤ということでプレスティッジ時代の名演ばかりを収録しているアルバム
「スターダスト」
から、そのタイトルチューンをお届けしたいと思います。10:42秒もある大作ですので全編その音源をご紹介できるかどうかわかりませんが、極力頑張ってお掛けするように尽力したいと思います。それではどうぞ!
●ジョン・コルトレーン P−Vine BOOks
私は聖者になりたい
ベン・ラトリフ著
川嶋 文丸訳
税込価格: ¥2,500 (本体 : ¥2,381)
出版 : ブルース・インターアクションズ
サイズ : 20cm / 369,23p
ISBN : 978-4-86020-283-5
発行年月 : 2008.9月19日
ジョン・コルトレーン「Every Time We Say Goodbye」(1961)
(11・30オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:29│Comments(7)
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