2008年12月20日
マークリボー(ラウンジリザーズ)
皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。
さて、本日はかなり前の話で恐縮ではございますが、10月22日に発売となった矢野顕子のニューアルバム「akiko」に客演し、またまた注目を集めることになった異能のギタープレイヤー「Marc Ribot(マークリボー)」にスポットを当ててその個性溢れるプレイを堪能したいと思います。
マークリボー。彼は1954年5月21日、アメリカはニュージャージー州のニューアークで産声を上げた、御年54歳のユダヤ人ギタリスト。幼い頃にはさほど音楽に興味を示すこともなかった彼だが、11歳の頃に叔父夫婦を介し、知己を得たハイチ生まれのギタリストにして作曲家の「フランツ・カシウス」にギタープレイの手解きを受けると同時に、クラシック音楽の伝統と、ハイチのフォルクローレ(ラテンアメリカ諸国の民族音楽、若しくはそれをベースにした大衆音楽)、またジャズなどのアメリカ発の現代音楽などのエッセンスを浴びるように習得していく。
そして14歳の頃に、地元のガレージバンドでエレキギターをプレイするようになったリボーはそれを契機にプロのギタリストを志すようになり、1977年にはニューヨークに活動の拠点を移し、そこでセッションプレイヤーとしてのキャリアを地道に積み上げながら、80年代にはアート・リンゼイの後釜ギタリストとしてジョンルーリー率いるところの「ラウンジリザーズ」に加入。また、その後にはニューヨークの酔いどれ吟遊詩人・トム・ウェイツのアルバム「レインドッグ」や、エルビス・コステロの名作「スパイク!」などにも参加。この他、ジョン・ゾーンやフレッド・フリスなどのアヴァンギャルドで先鋭的なミュージシャンともセッションを重ね、数多くの歴史的名盤にその足跡を残している。
一部では、その器用さが仇となってか、インチキミュージシャンとか実に有り難くもないような称号を与えられることも多いリボーではあるが、当人は然にあらず。正に孤高の音楽家として、現在においても自らが信ずる道を歩み続けては、さまざまなミュージシャンと交流を重ね、素晴らしい音楽をクリエイトし続けております。
それでは、今日はそんなリボーの豊かな音楽性と、それを見事に反映したようなユニーク極まりないギタープレイを体感して頂くべく、1987年発表のラウンジリザーズのアルバム「ノー・ペイン・フォー・ケイクス」から「マイ・トリップ・トゥ・アイルランド」という曲と、タイトルチューンの「ノー・ペイン・フォー・ケイクス」、そして「ボブ・アンド・ニコ」という3曲を聴いて頂きます。
では、マークリボー擁するところの「ラウンジリザーズ」です!どうぞ!
(12・21オンエアー分)
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。
さて、本日はかなり前の話で恐縮ではございますが、10月22日に発売となった矢野顕子のニューアルバム「akiko」に客演し、またまた注目を集めることになった異能のギタープレイヤー「Marc Ribot(マークリボー)」にスポットを当ててその個性溢れるプレイを堪能したいと思います。
マークリボー。彼は1954年5月21日、アメリカはニュージャージー州のニューアークで産声を上げた、御年54歳のユダヤ人ギタリスト。幼い頃にはさほど音楽に興味を示すこともなかった彼だが、11歳の頃に叔父夫婦を介し、知己を得たハイチ生まれのギタリストにして作曲家の「フランツ・カシウス」にギタープレイの手解きを受けると同時に、クラシック音楽の伝統と、ハイチのフォルクローレ(ラテンアメリカ諸国の民族音楽、若しくはそれをベースにした大衆音楽)、またジャズなどのアメリカ発の現代音楽などのエッセンスを浴びるように習得していく。
そして14歳の頃に、地元のガレージバンドでエレキギターをプレイするようになったリボーはそれを契機にプロのギタリストを志すようになり、1977年にはニューヨークに活動の拠点を移し、そこでセッションプレイヤーとしてのキャリアを地道に積み上げながら、80年代にはアート・リンゼイの後釜ギタリストとしてジョンルーリー率いるところの「ラウンジリザーズ」に加入。また、その後にはニューヨークの酔いどれ吟遊詩人・トム・ウェイツのアルバム「レインドッグ」や、エルビス・コステロの名作「スパイク!」などにも参加。この他、ジョン・ゾーンやフレッド・フリスなどのアヴァンギャルドで先鋭的なミュージシャンともセッションを重ね、数多くの歴史的名盤にその足跡を残している。
一部では、その器用さが仇となってか、インチキミュージシャンとか実に有り難くもないような称号を与えられることも多いリボーではあるが、当人は然にあらず。正に孤高の音楽家として、現在においても自らが信ずる道を歩み続けては、さまざまなミュージシャンと交流を重ね、素晴らしい音楽をクリエイトし続けております。
それでは、今日はそんなリボーの豊かな音楽性と、それを見事に反映したようなユニーク極まりないギタープレイを体感して頂くべく、1987年発表のラウンジリザーズのアルバム「ノー・ペイン・フォー・ケイクス」から「マイ・トリップ・トゥ・アイルランド」という曲と、タイトルチューンの「ノー・ペイン・フォー・ケイクス」、そして「ボブ・アンド・ニコ」という3曲を聴いて頂きます。
では、マークリボー擁するところの「ラウンジリザーズ」です!どうぞ!
(12・21オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 21:53│Comments(0)
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