2009年03月19日
セックスピストルズ、THE CLASH、ザ・ジャム
皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。
さて、相変わらずの不景気に喘ぐ日本列島では御座いますが、政局は未だ混迷状態のダッチロール。自民党は失態、失言続きの麻生首相の立ち居振る舞いを巡り、第一線から離脱した筈の「ミスターXJAPAN」こと、グローバルスタンダードの名の下に規制緩和をやらかした小泉のオッチャンまでが怒りの赤いトランクスを身に纏い、スポットライトのあたる政界のリングに返り咲き、バトルロワイヤルに参戦。そんな下らない与党のお家騒動の間隙をついて、政権奪取に意欲満々だった民主側も西松建設からの献金問題で小沢党首の旗色がおかしくなってきたりと、本当に国民としては、一縷の望みも託せない蟻地獄のような絶望的な政治状況に陥っている今日この頃。(…とか言いながらも、この番組は録音なので、突然劇的に政局は変わっているかも知れませぬが~)この番組をお聞きいただいているリスナーの方の中にも、不景気から職を失い、日毎ハローワークに顔を出しては、求人案内とにらめっこ。番号札片手にパソコンの前に座っている人もいることかとは存じます。そんな大変なご時世。暢気にロックを語るなんざ馬鹿も休み休みにしやがれ、このノンポリ野郎!と自分でも思わないでもないですが、逆にこういう時だからこそ、体勢を占める、昨今の去勢された下らないロックモドキとは違う、カウンター・カルチャー、反体制のフラグメントとして、血も飛び散らん許りの勢いで真摯に時代と対峙してきたモノホンのパンクに身を委ね、今再び暴力衝動、否定衝動の塊のような情念のシャワーを浴び、飽くなきチャレンジャーとしての活力を手にすると共に、革命の朝(あした)を迎えるべく、前向きに戦ってみるのもどうかと思ったりするのですが。
まぁ~正直なところ、天国のジョンレノンは怒るかも知れませんが、確かに音楽ごときで世の中なんて変わらないでしょうが…。
それでは、1970年代後半から80年代前半にかけて、当時の若者のうち凡そ70万人が職もなく失業保険で食いつないでいたという悲惨なイギリスの経済事情を背景に人気を集めることになった、チョー有名なパンクバンド3組の、まさにアンセムと言うべき伝説的なナンバーをお掛けしたいと思います。まずはロンドンパンクと言えばこのバンド、永遠の悪ガキ・ジョニーロットンとシド・ヴィシャスの二枚看板でお馴染みの
セックスピストルズ
で
「神よ。女王様にご加護を。イギリスの夢に未来なんてあるものか!」
とエリザベス女王の戴冠25周年の年である1977年に発表しては、皮肉たっぷりに毒づいて、当然のことながらBBCで放送禁止になったものの、逆にそれが話題を呼び、全英のヒットチャートでは皮肉にも見事第2位の栄冠に輝いてしまった
『ゴッドセイブザクイーン』
をお掛けして、次いで1978年2月17日に、イギリスで発表となった
ザ・クラッシュ
の3枚目のシングル曲
『クラッシュ・シティ・ロッカーズ』
、そして1977年・4月15日にポリドールからデビューシングル
『イン・ザ・シティ』
を発表した、当時まだ18歳という年齢だった若きキャプテン、ポール・ウェラーが率いていた
「ザ・ジャム」
の、そのナンバーをお掛けしたいと思います。
それではどうぞ!燃えるパンク3連発です!
(3・22オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 01:11│Comments(0)
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