2009年06月11日

デトロイト7、ジェネレーションX、ザ・タイマーズ

デトロイト7、ジェネレーションX、ザ・タイマーズ



皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、30分間という短い時間枠では御座いますが、エネルギッシュにブッ飛ばして行きますんで、暫しお付き合い下さいませ。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープのコーナー

でございますが。

さて今日は、レーベル「ゲッティングベター」(ビクター)移籍後第1弾であり、3作目のフルCDにあたる「ブラック&ホワイト」を5月20日に発表した、女性2人と男性1人という編成ながらも、ダイナミズムに溢れた演奏で度肝を抜いてくれる、正に轟音ロックの申し子、「世界水準の3ピースオルタナティヴロックバンド」と言ったキャッチフレーズにも素直に頷けるバンド
『デトロイト7』

に脚光を当てて、破壊力満点の演奏とともに、女性ならではの繊細さも垣間見せる独特の個性に満ちた、そのサウンドをお届けしたいと思います。

「デトロイト7」。この名前を初めて聞くというリスナーの方の為に、先ずは簡単に何時も通り、予備知識としてバンドのプロフィールをお伝えしたいと思いますが~。
「デトロイト7」は、2001年2月にギター・ボーカルの菜花知美(なばなともみ)嬢が、とあるイベントに出演する為に、ベースの古田島信明氏などを誘い、1回のリハーサルで6曲作って(歌詞は完成しておらず、本番当日も行き当たりばったりの出鱈目だったそうだが~)ステージにあがったのが結成のきっかけだったそうで、その音楽性については「それまではラッパズボン(いわゆるベルボトム)をはいて、60~70年代のオールドタイプのR&Rなどをバンドで演奏していたが、そのバンドが解散した際に、何か新しい試みにチャレンジしたいということで、当時流行していたダイナソーJrやピクシーズ、ペイブメントなどのUSオルタナやグランジなどを意識して、轟音の3ピースバンドをやり始めることとなった」と某雑誌のインタビューでも語っていました。
その後、細身ながらもダイナミックで、小手先の器用さを武器に多様なリズムを演出する山口美代子嬢が正式なドラマーとしてメンバーに加わり、今年3月からは、SXSW Festivalへの出演を皮切りに、“Black & White WORLD TOUR 2009” をスタートし、世界7カ国31都市で、今年7月迄コンサートを続ける予定の「デトロイト7」では御座いますが~
それでは、ここでそんな彼らの楽曲を聴いて頂きたいと思います。
今日は、残念ながら新譜の「ブラック&ホワイト」ではありませんが、2006年11月29日にヴァージンミュージュクから発売となった、私、贔屓のフルCD『グレイトロマンチック』から、
「レーズ・ハイ!」「赤い花」「ハローエルビス」

の3曲聴いてい頂きたく思います!
それではどうぞ!「デトロイト7」です。

HP
http://detroitseven.com/

続きましては、キーワードAtoZのコーナー

デトロイト7、ジェネレーションX、ザ・タイマーズ



このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今回は、その頭文字にアルファベットのGが来るバンドということで、かのビリー・アイドルがリードヴォーカルを担当していたことでも御馴染み、1976年にロンドンで結成されたパンクバンド
「ジェネレーションX」

をご紹介したいと思います。
「ジェネレーションX」は、それまでジーン・オクトーバー率いる「チェルシー」と言うパンクバンドでギターを弾いていたビリー・アイドルが脱退して、元ロンドンSS(クラッシュのミック・ジョーンズなどが在籍していた)のベーシストで、尚且つ、アイドルと同じくチェルシーでもプレイしていたトニー・ジェイムスと共にロンドンで立ち上げたのがこのバンドで、グループ名はアイドルの母親が愛読していた、カナダ人作家の「ダグラス・クープランド」が1991年に発表した、過度に商業化された都会を逃れモハベ砂漠で暮らす三人の男女の姿を描いた処女作であり、国際的なベストセラーとなった『ジェネレーションX -加速された文化のための物語たち』から取られたものである。
(因みにこの小説、クープランドが日本に滞在している時に読んだ、あのヤッシーこと現在、日本新党の代表を務めている元・長野県知事でもあった「田中康夫」氏が執筆し大ヒット作となった1980年発表の小説「なんとなくクリスタル」を、何とそっくりそのまま下敷きにしているとの話もありますが~)
で、結成直後の1976年12月には、パンクバンドでは初のロキシーでのGIGを敢行。翌年77年には1stアルバム「ジェネレーションX」を、そして続けて79年には「人形の谷」を発表、そのルックスの良さからアイドルパンクとして脚光を浴び、イギリス・BBCで放映されていた人気TV音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」にもこれまた初めて出演を果たしたパンクバンドとして記憶されている。しかし、1960年代のブリティシュ・ポップ・サウンドとか、ハードロック的なアプローチを好むなど、音楽的には、その他同時期に頭角を現してきたパンクバンドとは一線を画すところがあり、その志向性の違いがバンド内で上手く好転し、一つの個性として確立されればよかったのですが、ご多分に漏れず、逆にそれが「いがみ合い」のネタになってしまい、1981年には、残念ながら解散の憂き目を見ることになってしまう訳です。
その後はご存じの通り、アイドルはスティーヴ・スティーヴンスとコンビを組んで映画「スピード」の主題歌などを歌ってアメリカで大成功を収めています。
ということで、それではここで、アイドルの声も若々しい、そんな「ジェネレーションX」の演奏を聴いて頂きたく思います。
曲はデビューシングルの
「ユア・ジェネレーション」「ワイルド・ユース」「キス・ミーデットリー」

の3曲を続けてお聴きください。それではどうぞ!


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
郵便物等々 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)

デトロイト7、ジェネレーションX、ザ・タイマーズ



さて最後は
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナー

で御座いますが、さて今週は、先月17日、24日と2週に亘って追悼特集をさせて頂きました清志郎さんですが、まだまだご紹介できていない作品も沢山ありますので、また少しずつでも、このコーナーを通じて皆さんにお聞かせして行きたいとも思っています。ということで、今日は清志郎さんが自らをゼリーと称し、土建屋ルックで過激にカヴァーソングを歌い飛ばした
ザ・タイマーズ
、「タイマーズのテーマ」をお届けしてお別れしたいと思います。それでは、皆さん。また来週!
お相手はDJ・PONーCHANG!ことT・KARAKAMAでした。
バイバイ!
(6・14オンエアー分)



同じカテゴリー(ROCK・MUSIC)の記事画像
毛皮のマリーズ、ラウドネス
THE WAYBARK(ザ・ウェイバー)特集
ザ・ベイカーブラザーズ、レッド・ツェッペリン
アート・リンゼイ、THE LOST、デレク&ドミノス 
イギーポップ、ライトニング・ボルト、M・ジャクソン
COBRA、LIVINGEND、TOTO
同じカテゴリー(ROCK・MUSIC)の記事
 毛皮のマリーズ、ラウドネス (2011-10-15 21:59)
 THE WAYBARK(ザ・ウェイバー)特集 (2011-10-08 21:51)
 ザ・ベイカーブラザーズ、レッド・ツェッペリン (2011-10-02 11:54)
 アート・リンゼイ、THE LOST、デレク&ドミノス  (2011-09-24 21:36)
 イギーポップ、ライトニング・ボルト、M・ジャクソン (2011-09-17 22:14)
 COBRA、LIVINGEND、TOTO (2011-09-11 07:04)

Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 06:03│Comments(0)ROCK・MUSIC
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。