2009年06月16日
S・レイ・ボーン。次週予告!THE RUDE BOYS!
皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」
でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープ
のコーナーでございますが。
さて今日は、今年で、生誕55周年ということから、今月6月3日に、Epic/Sony・Recordsより9タイトルの歴史的名盤が、紙ジャケ仕様で再発になりました、かの「ローリングストーン誌」が選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリストの中で、堂々第7位と言う栄冠を勝ち取った、テキサス生まれの、言わずと知れたスーパー・ブルースギタリスト
「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」
にスポットを当てて、その数々の名曲の断片をお届けしたいと思います。
「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」
彼は1954年10月3日に、アメリカはテキサス州ダラス、オーク・クリフという町で産声を上げた、生きていれば今年で55歳のブルースギタリストで御座いまして、残念ながら、1990年8月、ウィスコンシン州のアルバイン・ヴァレイ・ミュージック・シアターで盛大に開催された「ブルース・フェスティバル」に参加した後、移動に使ったヘリコプターが電線に接触して墜落。そのまま帰らぬ人となり、現在は、その偉大なるブルースギタリストとしての業績を讃えるべく、テキサス州オースティンに銅像が作られている次第であります。
彼は、日本語訳すると「素敵な雷鳥」となります、現在も活動中で、アメリカ南部や、メキシコの伝統的な音楽をベースとした、ロッキン・ブルースを聞かせる
『ファビュラス・サンダーバーズ』
(1986年発表の「タフ・イナフ」が大ヒット!)のギタリストである実兄「ジミー・ヴォーン」の影響を受けてギターを始め、高校中退後、本格的な演奏活動を志し、オースティン州に向かったところで、同じくテキサス州バーモント生まれの、アルビノ(白子)ブルース・ギタリスト「ジョニー・ウインター」に見出され、その後1970年代半ばまで、「ポール・レイ・アンド・ザ・コブラス」で活動、シングル3枚を発表している。
1975年には、ボーカルにルー・アン・バートン、ベースにW.C.クラーク、Kbにマイク・キンドレット、そしてDrにクリス・レイトンというメンバーを得て「トリプル・スレット・レヴュー」を結成し、精力的なライブ活動に乗り出すも、ボーカルのバートンが78年に脱退。それを機にボーカルもレイ・ヴォーンが担当することとなり、グループ名もレイ・ヴォーン自身が敬愛して止まなかったブルースミュージシャン「オーティス・ラッシュ」の楽曲から拝借し、『ダブル・トラブル』と改名。ここから加速度的に彼の運命は急展開を見せるのですが~。
自らのバンド活動と並行して、ジャクソン・ブラウンをはじめとする有名ミュージシャンとのコラボにも積極的に取り組み、そういった動きの中で、メジャーブレイクに向けての最大の契機となったのが、モントレー・ジャズ・フェスティヴァルで「デヴィット・ボウイ」のバックを務め、1983年発表となった彼のアルバム「レッツダンス」の制作に参加したことで、これをきっかけに「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」は、ブルースロックファンのみならず、一般のロックファン、ポピュラーミュージックの聴き手にまで、その存在を知らしめることになった訳です。
~ということで、それではここで、そんな彼のアーシーで、ブルース魂に満ち満ちた演奏を聴いて頂きたく思いますが、先ずは「おまけ」と言っては、言葉は悪いですが、レイ・ヴォーンに対して最初にギターの手解きを行った兄貴である「ジミー・ヴォ-ン」が在籍し、現在も活動中の
『ファビュラス・サンダーバーズ』
で、2000年発表のアルバム『ワッツ・ザ・ワード』から
「アイム・ア・グッド・マン」
を聞いて頂いた上で、
スティーヴィー・レイ・ヴォーン
のグレイテスト・ヒッツの中から、今日は
「コールド・ショット」「テキサス・ハリケーン」
をピックアップしてお届けしたいと思います。彼の愛器「フェンダーストラトキャスター・ナンバーワン」のドライヴする音のウネリにどっぷり浸って頂きたく思います。
それではどうぞ!
スティーヴィー・レイ・ヴォーン Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3
ファビュラス・サンダーバーズHP
http://www.fabulousthunderbirds.com/
続きましては、
キーワードAtoZ
のコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週は、その頭文字にGの付くアーティストということで、先月15日に世界同時発売でリリースした通算8枚目のアルバム「21センチュリーブレイクダウン」が全米、全英のヒットチャートで、何と初登場第1位に輝きました3人組のパンクバンド
「グリーン・デイ」
を取り上げては、その音をお届けしたいと思います。
最早、パンクバンドとはいえ、前作「アメリカン・イデオット」から続く、そのコンセプチュアルで、ドラマチックな創作姿勢は、往年のプログレバンド「ピンクフロイド」など、大掛かりな舞台装置で人々を沸かせた「スタジアムロック」に通ずる印象が強く、また、彼らが創るメロディーも、正に老若男女、日本でいえばカラオケ店で、誰からもリクエストされ歌われる「ビートルズ」のようなポピュラティーというか、通俗性を獲得したようにも思えるのですが~。
そういった部分では、かのパンクの帝王・ピストルズのジョニー・ロットンが
「グリーン・デイをパンクと呼ぶな。偽パンク!!!!!!!!!」
と罵倒したとするニュース報道にも、異論なく、私自身としても頷けるところではありますが。
こんなこと言うとファンの方から怒られるかも知れませんが~。
メジャーデビューは1994年。インディーズから数えて3枚目になる「ドゥーキー」で狼煙を上げて、丁度その年に行われた「ウッドストック94」に出演した際には、観客と泥のついた芝生の投げ合いを演じ、そのハチャメチャなライブ・パフォーマンスが全世界に放映されたことから一躍注目を集める存在となり、とどめはアルバム「ドゥーキー」に収録されている「バスケットケース」の大ヒット。ここから「グリーン・デイ」はメジャーシーンの王道を歩み始め、今日に至るまで、その勢いを失速させることなく、突き進んで来る訳です。
それでは、今日は「グリーン・デイ」の名前を、多くの人々の脳裏に刻みつけることとなった、単純なメロディーラインとコード進行が魅力(!)の素敵なポップチューン「バスケットケース」
と同じく「ドゥーキー」のオープニングを飾るパワーポップソング
「BURN OUT」
を聞いてください。どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
郵便物等々 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
さて最後は
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」
のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は頭のコーナー「ミュージックカレイドスコープ」の方でもお届けさせて頂きましたけれども、「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」。彼の楽曲を今一度、ここでもお送りしてお別れしたいと思います。
曲はジミヘンのカヴァーで
「リトルウィング(インスト)」
で御座います!
それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(6・21オンエアー分)
次週予告!
6月28日
の“ラジオでロック『Radio Nowhere』 ”では、浪速のパンクロック界・最後の大物である
THE RUDE BOYS(ザ・ルード・ボーイズ)
の初フルCD
『1981-2009』
の特集を致します!
またその際、
彼らのTシャツを抽選で1名様にプレゼント!
黒字に「THE RUDE BOYS」のロゴの入った渋いレア・アイテム!是非とも、当日の番組を聞いて、ご応募下さい!お待ちしています!
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 01:32│Comments(0)
│ROCK・MUSIC