2009年09月17日
アビイロード 「ザ・ビートルズ」
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて、本日はもう何をか言わんや、今月9日に、英国のアップル社とEMIミュージックの手によって、オリジナル・アルバム全14タイトルの歴史的名盤がリマスタリングされ、鮮やかな音色をもって、この21世紀に見事復活と相成ったザ・ビートルズ。その中でも、特に解散を目前に控えた、バンドとしては、実に不安定な時期に制作された作品であったにも関わらず、「最高傑作」と語られることの多い『アビイロード』から、今日は、何曲かピックアップしては、今もって時を超え愛されるその秘密は一体何処にあるのか、その核心に迫るべく、リスナーの皆様方とともに五感のアンテナを、しっかりと研ぎ澄ませては、耳を傾け、聴いて行きたいと、このように思っております。
ちょっと余談になりますけども、現在、全国津々浦々の書店の店頭に、ミュージックマガジンの40周年記念の増刊ということで、1969年から2008年までの40年間で発売されたアルバムを、ミュージックマガジンの編集部が無作為にピックアップしては、300から400タイトルに絞り込み、それを基に今度は40人の音楽評論家があれやこれやと理屈をつけては順位を決めるという、そういった喧しい(かまびすしい)内容の「アルバム・ランキング・ベスト200」という雑誌が今、並んでおりますが、この中でも1位は何とビートルズの『アビイロード』(萩原健太さんがコメント書いてます!)ということで、華やかなりし扱いを受けております。
1967年、メンバーの誰しもが信頼を寄せていたマネージャーのブライアン・エプスタインが睡眠薬の多用で他界し、急速にメンバー間の人間関係も悪化、「昔に戻ろう」とするポールの想いそのままに計画された「ゲットバック・セッション」(1969年1月)も余り功を奏さず、その時の音源や、同時に収録されたライブ映像は、その後1年もの間、放置されることになる。勿論、この時の音源はフィル・スペクターの手によって後に「レット・イット・ビー」として発売となる訳ですが~。
しかし、そんな状況の中でも、ポールは何とかビートルズを再生しようということで、盟友ジョージ・マーティンに助け舟を依頼。「以前と同じように本気でメンバーが協力し合い作品創りに打ち込むなら」という条件のもと、ジョージ・マーティンはプロデューサーとして仕事を請け負い、かのサージェント・ペパーズに匹敵するような素晴らしい完成度、特に「ヒア・カムズ・ザ・サン 」から始まるB面のメドレーに対する評価は高く、今もって世紀の名盤と語られるそんな作品として『アビイロード』は、世に放たれることとなる訳です。
~というところで、それでは下手な能書きはこの辺に致しまして、全14タイトルが、リマスタリングされ、最も原音に近い「リアルな音質」で、見事蘇りました世紀のポピュラー楽団「ザ・ビートルズ」!その中でも傑作中の傑作とされる『アビイロード』から今日は、暴力的なリフがカッコ良いアルバムのオープニングを飾る「カム・トゥゲザー」、そして注目のB面から「ビコーズ」「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー」の3曲、続けて聴いて頂きたく思います。それではどうぞ!ビートルズです!
(9・20オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 00:44│Comments(0)
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