2009年11月01日

Electric Eel Shock、ハイウェイ61

Electric Eel Shock、ハイウェイ61



皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANGで御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて、今日は1996年に結成された3ピースのご機嫌な「国産ガレージ・メタル・バンド」ながらも、本国・日本よりも欧米で先に人気を勝ち得て、先月7日、オランダの音楽サイト「セラバント」が運営するファンからの寄付5万ドルによってアルバム製作が出来るというユニークなシステムに基づいてレコーディングされた、通算6枚目に当たるフルアルバムCD「スゴイ・インディード」が注目を集め、漸くその存在が国内でもクローズアップされることになってきた
Electric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)

を取り上げては、ご紹介したいと思います!






Electric Eel Shock(エレクトリック・イール・ショック)は、先にも申し上げた通り、3人編成のガレージ・メタル・バンドで、ヴォーカル・ギター担当の森本明人氏(アキ)とベースの前川和人氏(カズト)は共に大阪出身で、学生時代から馴染みの存在だったそうで、一緒に地元大阪で結成したポップロックバンドのメンバーとして上京してはメジャーデビューを果たし、本格的な音楽活動に臨むことになる訳ですが、直ぐに方向性を見失い空中分解。そのため、森本氏と前川氏は一旦それぞれに別の道を歩み、森本氏はバス釣りにおける秀でた才覚を生かし、プロのバスフィッシャーマンに転向(余談ですが、今持ってプロのバス釣り師として活躍しており、バス専門誌“Basser”にコラムを連載中で、偶にサンTVなどでオンエアーされている釣り番組に登場したりもしているそうな~)。また前川氏は、とあるファンクバンドのセッション・ベーシストとして活動しては生計を立てることになる。その後、互いにそれぞれの道で成功を収めるも、前川氏が自身の音楽活動を通じ知り合ったドラムのジャイアンこと伊藤知治氏を森本氏に紹介することで、再びバンドを結成。それが今日ご紹介のElectric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)であり、結成の翌年にあたる1997年には「Maybe… I Think We Can Beat Nirvana」をインディーズからリリースし、これを契機に本格的な演奏活動を展開する。そして1999年には初のアメリカに進出。NYツアーを行うも、これについては特別、母国「日本」に対してどうのという気持ちがあった訳でもなく、「単純に楽しそうだったから~」という動機から計画したようだが、結局はこれが引き金となり、2000年にも再びNYツアーを敢行。ここで大きな反響を呼び、EESは日本よりも欧米諸国で人気が先行し、今ではNY、ロンドンに活動の拠点を置き、ハノイ・ロックスやセパルトゥラなど有名ハードロック・バンドと共演するなど、将来が嘱望されるワールドワイドなバンドとしての評価を得るに至っている訳です。
~というところで、それでは海外で評価も高く、現在にあっては逆輸入的にその評判が日本国内でも浸透しつつあるElectric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)。今日は「ジューダスプリースト」や「スコーピオンズ」などのプロデューサーとしてもお馴染みのアティ・バウを起用して制作した、2007年発表の
「トランスワールド・ウルトラ・ショック」

から、ミニー・リパートンをオリジナルとする「ラヴィン・ユー」のカヴァーバージョン、そして、このアルバムの日本盤のみにボーナストラックとして収録された彼等の十八番(おはこ)のナンバーである「バスタード!」のインダストリアル・MIX、さらに、あの44マグナムの代表曲「ノー・スタンディング・スティル」のカヴァーの3曲をドバッとお掛けしたいと思います。

それでは聴いてください!出来ればボリュームは大きめで~。Electric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)です!どうぞ!

EES HP
http://www.electriceelshock.com/
バンド・オフィシャル・マイスペース
http://www.myspace.com/beatme
EES・AKIの「ロックンロール・フィッシャーマン」BLOG
http://rocknrollfisherman.blog16.fc2.com/
EES・Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/Electric_Eel_Shock



Electric Eel Shock、ハイウェイ61



続きましては~

その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、2005年5月に、ワーナー・ミュージック・ジャパンより発表した「サヨナラの名場面」が『中島みゆき』さんの楽曲に酷似していることから、盗作問題に発展。同年6月発表の1stアルバムも発売中止となり、その後、ワーナーとの契約も解除。自らでインディー・レーベル「BOUND FOR GLORY !! records」を設立し巻き返しを図るも、2007年9月、富士山の麓にあります「朝霧高原」で主催した2日間の野外ロックフェス「MUSIC PEOPLE FESTIVAL」を最後に解散してしまった、シンプルでストレートなサウンドが売りだったバンド
「HIGHWAY61(ろくじゅういち)」

にスポットを当てて、今回はご紹介したいと思います。
私がこのバンドを知ったのは、メジャー第一弾のシングルにあたる「POWER TO LIVE」(パワー・トゥ・リヴ)のジャケットが、あのトム・ロビンソン・バンドの名盤「パワー・イン・ザ・ダークネス」のジャケットにそっくりだったことから、手を伸ばしたのがきっかけで、まぁ、実際聴いてみると、「可もなく不可もなく」と言った印象で、(現在もそうですが~)当時の邦楽ロックシーンを席捲していた、ハイスタやブルーハーツを勘違いした一連のメロコアや青春パンクと何ら変わらない代物で、正直「肩透かしを喰った」というのが率直な感想です。
『中島みゆき』さんの「ファイト」にそっくりとされる楽曲「サヨナラの名場面」を巡る盗作問題では、インターネット上でもかなり強力なバッシングにあい、居場所を失してしまったHIGHWAY61ではありますが、これは何もこのバンドに限ったことではなく、これまでにも繰り返し「盗作問題」というのは音楽業界では枚挙に暇もない程起こっており、勿論、意識せず仕上げた作品が誰かの曲に酷似している、確かにこれだけ世の中に様々な音楽が蔓延している訳ですし、更に言えば、ヒップホップやラップの世界ではサンプリングの名のもとに、他人の楽曲の「美味しいフレーズ」を拝借するなんて日常茶飯事の行為となっていますし、最早「偶然の産物」として、そういったものが染み出して来ると言うのは、仕方の無いことなのかも知れませんが、出来れば、創作に携わるミュージシャンの矜持として、又は「最低限の礼節」として、仮に他人の曲との「関連」を指摘されるような「疑惑の作品」が、予期せぬ形で出てきたとしても、それを潔く斬り捨ててしまう位の勇気と決断を示して、格好良く処置して貰いたく思いますね。
現在、HIGHWAY61の元メンバーがどのような活動をされているかは知る由も無いですが、もし、今もって音楽活動に従事されていると言うことであるなら、過去は過去の事として(発売中止の措置も取られている訳ですし…)今一度、仕切り直しを行った上で頑張って頂きたく思っております。そういった「応援のエール」としての意味合いをも込めながら、それでは今日は、彼等の記念すべき1stシングル(先にも述べたように、さほど楽曲には思い入れはないですけども…)「POWER TO LIVE」(パワー・トゥ・リヴ)「ノー・モア・ティアーズ」の2曲をお掛けしたいと思います!それではどうぞ!HIGHWAY61です。

HIGHWAY61 Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/HIGHWAY61


 

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は予定を変更して、冒頭のミュージックカレイドスコープのコーナーでご紹介した、EESのカヴァーによる44マグナムの「「ノー・スタンディング・スティル」、ここではそのオリジナルの方をお掛けしてお別れしたいと思います。



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(11・1オンエアー分)



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Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 07:12│Comments(0)ROCK・MUSIC
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