2009年11月13日

ウォッカコリンズ「VODKA COLLINS」

ウォッカコリンズ「VODKA COLLINS」



皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

さて今日は、通常の番組メニューを変更して、以前から名前は聞いていたものの、改めてその音に触れた途端、「1970年代の日本に、こんな素晴らしい、時代を先取りしたかのような画期的な音を聴かせるR&Rバンドが存在したのか」と、今更ながらではありますが、感心するとともに、一方で大いに反省をすることになってしまった一組のバンドにスポットを当て、懺悔の意味も込めながら、今日はリスナーの皆さんとその音を大いに堪能して行こうといった趣向でお送りしたく思っております。
それでは何はともあれ、今日ご紹介するのは、この曲のオリジナル・バージョンを創った方ということで、先ずはこの曲を聴いてください。

ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ


「アイ・ラブ・ロックンロール」!




先ずはジョーン・ジェットで「アイ・ラブ・ロックンロール」を聴いて頂きましたが、今日は勿論のこと、この「ジョーン・ジェット」を特集で取り上げると言うことではなく、これを作った
「アラン・メリル」

という1951年、アメリカはNY生まれで、御年58歳のロックンローラーが、今年1月25日に、残念ながら「肝臓癌」の為に亡くなってしまった元・テンプターズ(“ショーケン”こと萩原健一氏が在籍していたことで有名なアイドルGSバンド)のドラマー
「大口広司」

氏とともに、1972年に、此処日本で結成されたのが、伝説のグラムロックバンド
「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)

で御座いまして、今日はこのバンドを取り上げては、「1970年代の当時から、われわれの国にも、こんなに表情豊かなR&Rを聴かせる、世界水準のバンドがいたんだ」と言うことを再認識してもらいたいということもあって、特集企画としてお送りさせて頂こうと思い立った訳です。
この「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)は、1968年から、ザ・リードと言う名前の、外国人の所帯から成るバンドを率いて、東京で活動していたアラン・メリルがソロとなり、その後、渡辺プロダクションと契約。元エモーションの近田春夫氏と結成した「ゴジラ」というスリーピース・バンドなどでの活動を経て、先にも申しましたように1972年に、ドラムに大口広司氏、そして、後にテンソウのギターとなる横内 健亨氏(たけひろ・通称タケ)がベースで加わり、かのR・ストーンズのキースが愛飲していたというカクテルドリンクの名前に因んで、「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)と命名して活動を始めた訳です。このバンドは、当時、流行りのグラムロックの影響下にあって、D・ボウイの「ハンキー・ドリー」やモット・ザ・フープル、ルーリード、ストーンズなどの音を聴き漁っては、アンチ・コマーシャルな楽曲を書き下ろし、正に時代の先端を行くバンドとして、当時、アップ・トゥ・デートな風俗に敏感だった人々の関心を集めるに至った訳です。
しかし、そうはいっても本格的なロックサウンドを支持してくれる人など、当時は極々少数ということもあって、直ぐに金銭的な行き詰まりに瀕し、1stアルバム「TOKYO NEW YORK」の完成を待たずにアランは1973年に渡英し、
「アローズ」

を結成、「アイ・ラブ・ロックンロール」をヒットさせた。バンドはアランが脱退した時点で、一旦解散したものの、1996年に
ムッシュかまやつ
氏(G)と元ゴールデンカップスの加部正義氏(EX、ジョニー、ルイス&チャー、ピンククラウド)を加え、再結成。以降、それまでとは打って変わって「ケミカルリアクション」「ピンク・スープ」(共に96年発表)そして98年には「ボーイズライフ」と立て続けにアルバムを制作し、アクティヴな活動を続けましたが、その後、残念ながら「自然消滅」というような雰囲気でフェイド・アウトしてしまいました。

~というところで…。

それでは、お待たせしました。何時もと同じく、前口上が長くなりましたが、2004年にポリスターから編集盤として発売となりました、まぁベスト盤ですね、「Boys in the band」とタイトルされた作品から、先ずは「オートマチック・パイロット」「ヴァキュームガール」の2曲を聴いてください。どうぞ! 

 

                   

~続いても「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)で、2004年発売の「Boys in the band」から、今度は「ピンク・ソープ」、そしてあの「アイ・ラブ・ロックンロール」を聴いてください。どうぞ!

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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

では、最後も、今日は「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)のナンバーで、曲は「サンズ・オブ・タイム」をお掛けして、お別れしたいと思います。



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(11・15オンエアー分)




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Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:45│Comments(0)ROCK・MUSIC
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