2010年01月17日

1・17

1・17


前田耕作氏写真http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/photo/maeda/index.html

1・171・17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100117-00000185-yom-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100117-00000111-yom-soci

http://www.kobe-np.co.jp/news_now/10shinsai.shtml

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100116-00000095-jij-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100116-00000046-san-soci

http://www.jiji.com/jc/v?p=hanshin-awaji-earthquake_0401&rel=y&g=soc
※被災地データ

(以上2010年震災関連ニュース)





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

さて、今日は
1月17日

ということで、今を遡ること15年前の1995年、皆様もご存じの通り、震度7の激震と共に、死者6434人、行方不明者3人、負傷者43792人という多数の犠牲者を出すことになった
「阪神・淡路大震災」

が起こった日でありまして、地震に見舞われた午前5時46分には、被災地の神戸市にあります「東遊園地」などで、例年と同じく追悼式典も開催され、不幸にも予期せぬ災害で命を落とされた方々の御霊を慰めるべく「竹灯篭」に火が灯された次第ではありますが…。私も改めてこの場を借り、心より哀悼の意を表したいと思います。

合掌。

あの日、私は奈良県と大阪府の境にあった、当時の安普請の住まいにて、この震災を経験した訳ですが、震源地から遠く離れたこの奈良の地においても、その地震の凄まじさは家屋の揺れを通じ十二分に伝わって来て、TV報道などで長田区の火災を目の当たりにするに至っては、凡そ、現実の出来事とは思えないような恐ろしさを噛みしめては、放心状態に陥ったことを未だはっきりと覚えております。

ライフラインも絶たれ、外からの情報もシャットアウトされるなど、不自由を絵に描いたような前時代的な生活に晒されることになった被災地の人々にとって、その時、一筋の光明と成り得たのは、NHKや民間のラジオ局、特に普段から地域密着型の情報提供に奮闘していたコミュニティFM局「FMわいわい」さんなどで、そのことを切っ掛けに、今、われわれが携わっているミニFM局が注目され、それこそ雨後の筍の如く、全国規模で増設されることとなったわけですが~。
(※厳密にいえば、1992年12月24日、北海道は函館にて設立されたFMいるかの開局を切っ掛けに普及が進んだものではありますが…)
で、ちょっと話は本筋から外れてしまうかも知れませんが、そのコミュニティFM局が、昨今のリーマンショックをはじめとするアメリカ発の不況のせいもあり、第3セクターであろうが、民間であろうが、この辺りは分け隔てなく、現状、非常に厳しい情勢に立たされています。
ここFM81.4にしても、その設立目的は、災害発生時の迅速なる情報提供、また自治体、行政からの地元民に対する情報発信などにあって、そういった責務を果たすべく、日々、公共の電波を用い、放送をオンエアーしている訳ですが、これからもそういった意味でのコミュニティFM局の地域における必要性というものを、リスナーの方々は無論、地域住民の方々にも再認識して頂いた上で、「FM西大和」への大いなるご理解と後ろ盾、改めて宜しくお願いしたく思います。スタッフの方々も、地域の縁の下の力持ちとなるべく、毎日、懸命に活躍されていますので!
また、緊急の際には、TV、携帯よりも絶大な効力を発揮し、人々の支えとなるのがラジオですから。これは、災害時においては完璧に実証済みですから。ハイ。

~というところで…。話がかなりトッ散らかってしまいましたが~

では、ここで一曲お届けしたいと思います!この番組の真のテーマソングともいえるこの曲!


ブルース・スプリングスティーン


「RADIO NOWHERE」

です!聴いて下さい!どうぞ!



♪~
故郷に帰る道を見つけようとしていた
ラジオから聞こえてきたのはただブーンと言う単調な音
人工衛星を通じて配信される個性のない音楽
それが最後の孤独なアメリカの夜を粉砕した
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きている奴はいるのかい
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きている奴はいるのかい

役に立たないダイヤルを回し続けた
どれもこれもファイルされた生気のない曲
暗いトンネルを進んだ
魂のある世界を探して

こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きている奴はいるのかい
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きている奴はいるのかい
そっちに誰か生きている奴はいるのかい

聴きたいのは激しいリズム

欲しいのは千のギター、轟くドラム、熱狂的な百万の声…

霧雨の中、車を走らせた
ミステリートレインを探して
青空の荒野を進んだ あなたと繋がることを心から願いながら
         ~♪ B・スプリングスティーン「レディオ・ノーウェア」



ハイチでも大地震。以下、赤十字社の救援募金
サイトです。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1301013/index.html

●JCBA日本コミュニティー放送協会
http://www.jcba.jp/
                                           

ここからが番組の本編ということで~
最初のコーナーはお馴染み「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

今日は、昨年末にイギリスにあるPPL(UKの全てのアーティストの楽曲ライセンスを管理する会社。この会社に登録さえしておけば、国内の各放送局などで自らの作品がオンエアーされる度に報酬が自動的に支払われることになっている~そういった会社)から発表されました2000年から2009年までの十年間で、イギリスで最もオンエアーされた楽曲のベスト10と、それと、これは昨年の5月期発表ということですので、ちょっと前の話になってしまいますが、PPL設立75周年ということもあり、設立から2009年に至るまでの75年間で、同じくイギリス国内においてオンエアーされた回数が多かったアーティストのデータが発表されておりましたので、それをご紹介するとともに、幾つかの楽曲をピックアップしてはお届けしたいと思いますが。
先ず2009年までの10年間で、ラジオ、テレビ、オンライン、ショップなどの公共の電波、施設を通じオンエアーされた回数の多かったアーティストのベスト10は次の通りとなったそうで、簡単にご紹介しますと…。

1.スノウ・パトロール「チェイジング・カーズ」
2.テイク・ザット「シャイン」
3.シザー・シスターズ「アイ・ドント・フィール・ライク・ダンシン」
4.ザ・フィーリング「ラヴ・イット・ウェン・ユー・コール」
5.シュガーベイブス「アカント・ユー・ナウ」
6.テイク・ザット「ルール・オブ・ザ・ワールド」
7.ジェイムス・ブラント「ユー・アー・ビューティフル」
8.カイザー・チーフス「アイ・プリディクト・ア・ライオット」
9.カイリー・ミノーグ「キャント・ゲット・ユー・アウト・オブ・マイ・ヘッド」
10.ナールス・バークレイ「クレイジー」


~という結果に落ち着いたようですが、私としては、テイク・ザットや、カイリ―・ミノ―グあたりがオンエアー頻度も高く、英国のパンピー紳士淑女に支持されることについては、ある程度、予想していたところでもあって、チャートインについては違和感もなかったですが、1位のスノウ・パトロール「チェイジング・カーズ」については、正直、意外な印象を受けましたね。またPPL設立75周年を祝しての、昨年までの75年間のオンエアー回数ベスト10(実際には20位まで発表されていましたが、若干割愛)については~

1.プロコル・ハルム-青い影( A Whiter Shade Of Pale) 8/6/67
2.クイーン-ボヘミアン・ラプソディー( Bohemian Rhapsody) 29/11/75
3. エヴァリー・ブラザーズ-オール・アイ・ハブ・トゥ・ドゥ・イズ・ドリーム( All I Have To Do Is Dream) 4/7/58
4 .ウェット・ウエット・ウエット-ラブ・イズ・オール・アラウンド( Love Is All Around )4/6/94
5. ブライアン・アダムス-(エヴリシング・アイ・ドゥ)アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー((Everything I Do) I Do It For You) 13/7/91
6. ロビー・ウィリアムス-エンジェルズ( Angels) 1/12/97
7.エルビス・プレスリー-オール・シュック・アップ (All Shook Up) 12/7/57
8. アバ-ダンシング・クイーン( Dancing Queen) 4/9/76
9.ペリー・コモ-マジック・モーメンツ Magic Moments 28/2/58
10 ビング・クロスビー-ホワイト・クリスマス( White Christmas) 1/1/42


~といった結果になったそうですが、皆さんはこのランク付けについてどのようなご感想、印象をお持ちになったでしょうか。
私は異を唱えることもなく、「妥当なところか」と言った印象を抱くと同時に、こういったアーティストを御用達としないこの放送というのは、実にマイノリティ-向けの特殊な音楽番組であるんだなぁ~と再認識しては、ますます妙な自信を得た次第で御座います。(笑)
~というところで、まぁ何はともあれ、75年の歴史を誇る英国の「PPL」の、栄誉ある10年間及び75年間に亘るチャートのベスト10にランクインしたということに対して、素直に敬意を表し、今日は「カイザー・チーフス」(このバンドは、当番組にもピッタリ、フィットする感じのバンドでは御座いますが~)の「アイ・プリディクト・ア・ライオット」、そしてクイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」をお聴きください。それではどうぞ!



 

続きましては~

本来なら夏場辺りにご紹介するのが、背筋も凍りつきそうな感じで、良い雰囲気かとも思いますが、前のコーナーが、存外、この番組としては例外的に地味なニュアンスで進みましたので、ここは一発強烈なインパクトと共に、他とは違う、この番組としての醍醐味をも堪能して頂きたいということで、四国が誇る恐怖のアングラ・ホラーシンガー「井内賢吾」さんをご紹介したいと思います。

井内賢吾さん。
詳しいことについては良く分かりませんが、現在は第一線から身を引いて、地元「四国」にて、静かなる生活を送られているようですが、彼を語るに当たり一番有名な作品は、かの漫画家「丸尾末広」氏(長崎県生まれの漫画家、イラストレーター。54歳。代表的な作品は「少女椿」で、江戸川乱歩や夢野久作の影響を感じさせる怪奇的な作風が特徴。アメリカのアヴァンギャルド・サックス奏者「ジョン・ゾーン」のプロジェクトである「ネイキッドシティー」のアルバムジャケットも手掛けている方)がジャケット画を担当し1997年、限定500枚で発売となったLP「あなたの狂気の春が咲く」で、今もYahooのオークションなどで、その取引を見かけることがあります。
基本は、地元の四国の伝承文化をベースとした「アシッド・フォーク」風弾き語りではありますが、時に放つ、その雄叫び(シャウトというには余りに苦しげ)とノイズは、凡そ尋常な精神のバランスを保った者とは思えない、正に鬼気迫る代物で、聴く者を、確実に、恐怖の音塊が渦巻く無間地獄へと導いてくれます。
私の手元にあるのは、彼が1990年に、自らのレーベル「四国満都」から発表したライブテープ「邪気祭‘89ライブ」というカセット作品で、今日はそこから狂気の弾き語り「夢うつつの世界」を聞いて下さい。
夏の夜の肝試しには“持って来い”のBGMと言える曲です。
誰かが「夜聴くと気持ち悪く、朝聴くと具合が悪くなる作品」とのコメントを彼の作品に寄せては、そう評していましたが、まさしく言い得て妙。
兎に角、怖いもの見たさ(?)で聞いて下さい。井内賢吾さんです!どうぞ!

1・17



“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、昨年12月24日、クリスマス・イブの日に29歳の若さで急逝したフジファブリック志村正彦さんを偲び、彼らの代表曲「虹」をお掛けしてお別れしたいと思います。
まだまだ発展途上の、次代を担う大いなる可能性を内に秘めた、期待のミュージシャンだっただけに本当に残念です!



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!



(2010 1・17オンエアー分)




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Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 09:03│Comments(0)ROCK・MUSIC
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