2010年06月27日

P・ガブリエル、F・クティ、ジョン・メイオール…

祝!日本代表 
決勝T進出!


P・ガブリエル、F・クティ、ジョン・メイオール…











皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、今月11日から、母なる大地、瀬名秀明さんのベストセラー小説「パラサイトイヴ」にも出来てきますが「ミトコンドリア・イヴ」の発祥の地、人類のルーツ、進化の起源をそこに見ることが出来るとも言われているアフリカ大陸。その中の南アフリカ共和国で、31日間の熱闘、64試合を行い、世界の頂点に君臨する国を決めるサッカーW杯(ワールドカップ)が始まった訳ですが、このお国というのは1994年までは不名誉な人種隔離政策、所謂、アパルトヘイト(カラード排斥政策)で有名な、かのアドルフ・ヒトラー率いるナチスドイツ並みに非人間的な国家だった訳ですが、イギリスからの非難や、映画「遠い夜明け」でもお馴染みの、キング牧師や、マルコムXと並び称される偉大な黒人解放活動家「スティーヴ・ビコ」や、ゲリラ戦も展開した「ネルソン・マンデラ」氏率いるANC(アフリカ民族会議)などの長きに亘る抵抗によって、漸くその分厚い壁は破られ、全人種による総選挙が1994年4月に行われ、見事、ANCが勝利。ネルソン・マンデラ氏が初代大統領となって、アフリカでは極めて珍しい複数政党制による、現在のような民主主義国家になった訳ですが、しかし、今もって、長年におけるアパルトヘイトの後遺症は根深く残り、教育水準の格差を背景とした労働差別は、裕福な白人と貧しい黒人といった具合に、生活レベルの二極化を引き起こし、1日40件といった殺人事件の発生や、日常茶飯事とも言える強盗事件などを誘発する要因となっており、未だ国内の情勢は安定していないといった感じでごじゃります。
そんな恐ろし気な空気の中で、我が日本も、警官隊&軍隊にスタジアムを守られながら、世界を相手に奮闘している訳ですが、私がこの放送を収録している時点では、1勝1敗、インテルナツィオナーレミラノ、通称「インテル」、あのディエゴ・ミリートや憎っくきスナイデルも在籍しているチームで御座いますが、そこで活躍するサミュエル・エトオ率いる「不屈のライオン」カメルーン相手に1-0で勝利、また優勝候補の一角と言われている、これや、これ、誰もオランダ!って親爺ギャグも空しく響きますが、今月19日にアウェースタイルで行ったオランダとの試合では逆に1―0と惜敗。世間ではGK川嶋のミスが云々されてますがの~。ちゃうやろーと。彼は頑張ってますよ。で、その後に行われた試合で、デンマークがカメルーンに逆転勝ち(2-1)したということで、この時点ではもう結果も解っていることでしょうが、決勝リーグ進出を賭けて、24日はデンマークと日本が一騎打ち。兎に角、日本は勝利を収めているものとして、日本、ニッポンと応援のエールを送らせて頂きます!負けてたら空しい放送になるなぁ~(笑)。
いやいや、決勝リーグへの進出を信じております!
~というところで、それでは曲をお掛けしたいと思います!
今日は、W杯が行われている南アフリカに因んでということで、南アの偉大なる黒人解放家である「スティーヴ・ビコ」を歌った、元ジェネシス「ピーターガブリエル」ビコと、アフリカと言えばこの人、ナイジェリア出身で、黒い大統領とも言われたアフロビートの創始者で、偉大なる黒人解放運動家でもあった「フェラ・クティ」でカッコイイ「ゾンビ」(フェラ自身、襲撃を受けた軍隊をそう呼んでいる)の2曲を聴いて下さい。それではどうぞ!





スティーヴ・ビコ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%83%93%E3%82%B3
遠い夜明け
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E3%81%84%E5%A4%9C%E6%98%8E%E3%81%91
アパルトヘイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88
南アフリカ共和国
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD
ネルソン・マンデラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A9

続きましては~

イングランド北西部のチェシャー州生まれの、1933年生まれと言いますから、今年で76歳のブルースミュージシャン、ジョン・メイオールをご紹介したいと思います。

父親がギタリストで、その影響から幼い頃からブルースに親しんでいたジョンは、1962年に移り住んだロンドンで、イギリスにおけるブルースギタリストの先駆的存在であるアレクシス・コーナーの影響を受け、「ブルース・ブレイカーズ」を結成。このバンドには、まだまだ当時無名であったエリック・クラプトンやミック・テイラー(後にストーンズに参加)、ピーター・グリーン(フリートウッド・マック)などのギタリストが在籍、各々その後、ロックシーンに置いて頭角を現し、偉大なる足跡を残したことから、ジョンのこのバンドは「ジョン・メイオール学校」と呼ばれるようにもなった次第で御座います。
~ということで、それでは、今日は、ヴォーカリストであり、またギタリストでもあり、ピアノやオルガンも巧みに弾きこなすマルチな才能を発揮しては、ロック界におけるブルースミュージックの伝道師として活躍してきたジョンの名演を、ここで聴いて頂きたく思います。曲は「オール・ユア・ラブ」をお届け致します。
それではどうぞ!
ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ

です!どうぞ!

ジョン・メイオールHP
http://www.johnmayall.com/

 

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日はこの番組でも何回か取り上げてはおりますが、ナチスドイツの将校用の慰安所というバンド名を持つ「ジョイ・ディヴィジョン」のヴォーカリストで、アメリカツアーを控えた1980年5月18日に自宅で首吊り自殺を果たし、24歳の若さで星になったイアン・カーティスを偲んで、ジョイ・ディヴィジョンのナンバーで、「デッドソウルズ」をお掛けしてお別れしたいと思います。
イアン・カーティス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2010年6月27日オンエアー分) 




同じカテゴリー(ROCK・MUSIC)の記事画像
毛皮のマリーズ、ラウドネス
THE WAYBARK(ザ・ウェイバー)特集
ザ・ベイカーブラザーズ、レッド・ツェッペリン
アート・リンゼイ、THE LOST、デレク&ドミノス 
イギーポップ、ライトニング・ボルト、M・ジャクソン
COBRA、LIVINGEND、TOTO
同じカテゴリー(ROCK・MUSIC)の記事
 毛皮のマリーズ、ラウドネス (2011-10-15 21:59)
 THE WAYBARK(ザ・ウェイバー)特集 (2011-10-08 21:51)
 ザ・ベイカーブラザーズ、レッド・ツェッペリン (2011-10-02 11:54)
 アート・リンゼイ、THE LOST、デレク&ドミノス  (2011-09-24 21:36)
 イギーポップ、ライトニング・ボルト、M・ジャクソン (2011-09-17 22:14)
 COBRA、LIVINGEND、TOTO (2011-09-11 07:04)

Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 13:37 │ROCK・MUSIC