2011年06月11日
スワントン・ボムズ マン・ウィズ・ア・ミッション…etc.
この2つのニュースどう思う?

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて先週は、将来に向けての成長が、実に楽しみな若干20歳(ハタチ)の日本のロックシンガーということで、私自身、思い入れもたっぷりに、「反原発」で芸能事務所を辞めた(あれも、ほんま変な話やけどね~!義務教育が実行出来ないから年間の放射線被曝量を20ミリシーベルトに引き上げるとはどういうことか、文科省さん!それに反対というか、異を唱えたら芸能界を干されるというのもどうなんですか?まァ、その問題の件を語り出すと長くなるので、ひとまず置いておきますが…)で、その太郎クン、山本太郎クンではなく、「小林太郎」クンを番組丸ゴト30分費やして、ご紹介させて頂いた訳ですが、本日は海の向こうのユナイテッド・キングダム、記憶に新しいところでは、4月にウィリアム王子とキャサリン妃の「今世紀最大」との謳い文句も鮮やかに、マスコミ業界を駆け巡った『ロイヤル・ウェディング』が、ロンドンはウェストミンスター寺院で、全世界20億人の人々が見守る中、開催されたということで盛り上がり、また日本時間の5月29日未明には、UEFA(欧州)チャンピオンズリーグの決勝が、サッカーの聖地と称される「ウェンブリー・スタジアム」で行われた訳ですが、下馬評通り、リオネル・メッシを擁するバルサ(FCバルセロナ)が、サー・アレックス・ファーガソン監督率いる、こちらもルー二―や朴智星(パク・チソン)などタレント揃いと言われているマンチェスターUを3-1のスコアで撃破し、2年振り4度目の頂点を極めるといった「感動の物語」も展開されましたイングランド!ということで…。
ことロックにおいても、最早、英国と言えば、説明も要らないところではありますが、あのビートルズにストーンズ、そしてザ・フーにキンクスと、その昔から枚挙に暇もない程に、素晴らしいロックヒーローを輩出してきた場所としても名高いイギリス様の方から、タマタマ、またまたと、極めて、しょうもないフレーズを間髪入れず挟み込み、すぐさま後悔と反省を、お猿の「次郎」君のようにしてしまいましたが、特段、この先、大化けするようなではないでしょうが、兎に角、少しは楽しめる、正に英国版「ホワイト・ストライプス」とも言える、面白そうなガレージサウンドを奏でる新人2人組が、イギリスから飛び出してきたということで、今日はそのバンド、
「スワントン・ボムズ」
をご紹介したいと思います。
このバンドは、イーストロンドン出身の2人組で、弱冠20歳と言うギター・ボーカル担当のドミニク・マクギニスと同じく20歳のドラム担当のブレンダン・ヒーニーが、2年前の2009年からタッグを組みスタートしたバンドで御座いまして、古いところではクラッシュやラモーンズ、ビリーブラッグ、トム・ウェイツなどの影響を多大に受け、また直接的な活動の引き金となったのは、あのNYの新星(といってももう大分時間は経っていますが…)「ザ・ストロークス」の登場だったとのことです。2009年にイギリスの新興インディーレーベルである「ターンスタイル・ミュージック」と契約を交わし、ここでのシングル曲の発表やコンピレーション・アルバムなどへの参加によって、イギリスの若者たちの注目を集め、さらにイギリスの同じくインディーレーベルである「ヤング・アンド・ロスト・クラブ」に移籍を果たし、昨年3月に念願の本格フルアルバム「マンボ・ジャンボ・アンド・マーダー」を発表し、ロックフリークを自称する当地の若者たちの支持をさらに集めているとのことで御座います。
それでは説明はこの辺りで「ディス・イズ・ジ・エンド」と致しまして、ギターと太鼓のみというシンプルな編成ながらも、実に骨太で力強いサウンドを聴かせる若きロック・デュオ「スワントン・ボムズ」の演奏を聴いて頂きたいと思います。
曲はバンド名と同じタイトルの「スワントン・ボムズ」、そして「フーズ・アスキング?」さらに「イフ・ユー・ウィル」の3曲です。
それではどうぞ!「スワントン・ボムズ」です。
スワントン・ボムズ
http://vinyl-junkie.com/label/swantonbombs/

まずはスワントン・ボムズで3曲聴いて頂きましたが…
さて、続きましては~
今日はもうひとつニューカマーとして紹介したいバンドがありまして、そのバンドの音をご用意したので、ここでお届けしたいと思いますが。
もうあちこちのニュース・バラエティー番組などで、福島第一原発並みとは行かないまでも、時々「狼の着ぐるみを身に付けたロックバンド」として紹介されていることから、もうご存知の方もいらっしゃることかとは思いますが、地球の最果ての地(ワールド・エンドですな~)にある「エレクトリック・レディ・ランド研究所」で究極の生命体についての研究に没頭していた、ギターが趣味と言うジミー・ヘンドリックス博士の手によって作られた狼の頭を持つ
「マン・ウィズ・ア・ミッション」。
日本語に訳すと「使命を持った男」になる訳ですが、その彼等がとうとうこの8日に1stフルアルバムを発表したということで、今日は、それでは無くて「アイ、スミマチェ~ン」ということになりますが、昨年11月3日発表のファースト・ミニアルバム「ウェルカム・トゥ・ザ・ニューワールド」から、「ドント・ルーズ・ユア・セルフ」と「1997」の2曲をお掛けしたいと思います。それではFACTとビークルの合体版と言った「マン・ウィズ・ア・ミッション」をお聞きください。どうぞ!
MWAM
http://mwamjapan.info/

はい、それではここで今度は1969年にアメリカはカンザス州で結成されたことから、その名も「カンサス」とする、アメリカン・プログレッシブ・ハードロックの先駆的な存在となったバンド
「カンサス」
をご紹介したいと思います。
カンサスは、英国留学中に全盛期を迎えていた、かの地の「プログレッシブ・ロック」の魅力に触れて、母国アメリカに帰国後、バンドの結成を思い立ったドラムのフィル・イハートがメンバーを集めて、1974年に1stアルバム「カンサス」を製作しメジャーデビューを果たしたのがそのスタートで、その後、あの名曲「伝承」を含むアルバム「永遠の序曲」を1976年に発表。1995年までに400万枚のセールスを記録し、一躍世界のビッグネームとなりはしましたが、幾多のメンバーチェンジ等が災いしてか、その内に人気も低迷。しかし、今も解散することなく、一応は「現役」として地道に活躍はしております。
~ということで、それでは、今日はヴァイオリンをフュ-チュアしたその音が特徴でもある、カンサスの代表曲「伝承Carry On Wayward Son」をここでお届けしたいと思います。
それではどうぞ、聴いてください。カンサスです。
カンサスHP
http://www.kansasband.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、未だ首相の座に固執している菅さんはじめ、この大変な時期に合同誕生会などアホなことやっている民主党の皆さんに捧げる意味で、ミンク・デヴィルの「キャデラック・ウォーク」をベースにして作られたという「憑依現象、ボケ状態、精神変調、被害妄想気味」と歌う、
ザ・ルースターズ
の「バリウム・ピルス」をお掛けして、お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイアルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年6月11日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
16:29
│ROCK・MUSIC
2011年06月04日
小林太郎特集

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて本日は番組枠30分をフルに使って、特集と言うことで将来が実に楽しみなある日本の若手ロックシンガーにスポットを当てて、そのストレートでパッショネイトなR&Rサウンドと歌声に耳を傾けてみたいと思います。何はともあれ、先ずは名刺代わりの一曲ということで、名前は敢えて伏せたままで、破壊力満点のダイナマイトナンバー、「フリーダム」という楽曲をお届けしたいと思います。背筋に心地よい電気が走ること請け合いで御座います。
それでは聴いてください。どうぞ!

先ずは1曲目ということで「フリーダム」というナンバーを聴いて頂きましたが…
昔、こういう荒ぶるロックサウンドに合わせて、ふてぶてしい歌声を聴かせる国産ロックシンガーとしては、宮原学クンという見た目にも生意気そうなシンガーがいたことを記憶しておりますが、あ、誤解のないように言っておきますが、私はその彼、大好きでした。
で、その彼よりもさらに本日この番組で特集として紹介させて頂く
『小林太郎』
クンの歌声は、もっと骨太でダイナミック。シャウトした時のしゃがれ具合や巻き舌気味の歌い方などは、あの元ミッシェルのチバ君などにも似ていますが。しかし、その一方で歌詞やタイトルなどには全く気負ったところがなく、これまた、明け透けで実にユニーク極まりない雰囲気に満ち満ちておりまして、その辺り、私の目にはとても新鮮に映る訳なんですが~。
で、改めて紹介させて頂きますが、今日この番組で取り上げる『小林太郎』クン。名前は鈴木一郎並みに平平凡凡ではありますが、しかして、われわれが若い頃、ちょうど1970年代末から80年代にかけて流行っていた気恥ずかしくなる様な軟弱フォークソングの代わりに、現在、J-POPシーンを席巻している、イライラするような良い人ぶりっ子の「歌謡ヒップホップ」なんぞ、幾ら束になってかかったところでモノの数ではないような、気持ちの良い「硬派っ振り」発揮して、カッコ良いこと請け合いであります。

小林太郎クンは静岡県浜松市出身の現在20歳のロックシンガーで、青山学院高等部出身で、2002年4月からテレビ朝日系で放映されている「ストリートファイターズ」という、ストリートミュージシャン達が演奏で凌ぎを削り合うといった内容の番組に「マサカリカツイダーズ」というヒョウキンなバンドを従え、お茶の間に登場し、その演奏と一風変わったキャラが視聴者の間で評判を呼び、結果、他のバンドを寄せ付けることなく、優勝を果たし、メジャーデビューのチャンスを掴む訳です。現在は、かのマイケル・シェンカーのようにフライングVを手に取り、ボーダーの服をトレードマークとして、アマチュア時代とは一変、真摯な態度で音楽と対峙しながら、スリリングで緊迫したムードに溢れた、イカツい、要はどこから見ても正統派と呼ぶに相応しいロックを聴かせては、ロック好きなおっさんや若人達からの熱い支持を集めております。
それではここで、彼が未だ19歳で『iTunesが選ぶ2010年最も活躍が期待される新人』に選出される、そのきっかけにもなった、「ドリフトウッドレコーズ」から2010年の4月に発売されたファーストアルバム「Orkonpood」(オーコンプード)から、アルバムのオープニングを飾る重厚なナンバー「ドラグスタ」と、疾走感溢れるファンキーなウネリに思わず身も心も動き出してしまいそうになるナンバー「安田さん」、そして「リバース」の3曲をお聞きください。これがロックだ!小林太郎です。どうぞ!
小林太郎公式HP
http://www.kobayashitaro.com/

続きましては、小林太郎、2010年10月発売の待望のセカンド、ヒンドゥー教の破壊神であるシバ神をも踊らせてしまうような超強力なアルバム「ダンシング・シバ」から2曲お送りしたいと思います。曲は「ガソリン」です。どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後も、当番組でも一押しとさせて頂きたい、新しい時代のロック・アイコンになること必至の「小林太郎」クンの曲をお掛けしてお別れしたいと思います。曲はセカンドアルバム「ダンシング・シバ」の4曲目に収録されている「サナギ」で御座います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年6月4日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
19:51
│ROCK・MUSIC
2011年05月28日
UVERworld、Heavenstamp(ヘブンスタンプ)

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今週は久々、私、PON- CHANG!(ぽんちゃん)の錆びついた、世の流行り廃りには全くといって良い程、鈍感である音楽アンテナにも「ピピピ」と珍しく引っ掛かってきましたJ-ROCKの新譜が、バンド単位で2曲ほど出て来ましたので、是非共、今日はそれをリスナーの皆さんにご披露、ご紹介させて頂こうと思い立ちまして、音源をご用意させて頂いた次第で御座いますけども…。
で、トップバッターとしてご紹介させて頂きますのは、正直、これまで全く私自身、馴染みのないバンドで御座いましたが、うちの息子達の解説に寄りますと、バンプやラッドウインプスなどと同じぐらい、今、正に旬と言いますか、メジャーなバンドのひとつに数えられているとの事で御座いますけども、関西は滋賀県出身の5人組で、2005年7月にソニー・ミュージック・レコーズのロック系レーベルであるgr8!records(ジーアールエイト レコーズ)の方と契約しまして、テレビ東京系アニメの『BLEACH』、こちらの主題歌にも起用されたシングル曲「ディー・テクノライフ」で華々しくデビューした
UVERworld(ウーバーワールド)
さん。この5月11日には、またまた毎週日曜夕方5時からMBS系で放映されているアニメ『青の祓魔師』(あおのエクソシスト。因みに『祓魔師』は“ふつまし”と読みます!)、こちらの主題歌でもある彼らの19枚目のシングルに当たる「CORE PRIDE」。これが非常に素晴らしい出来で御座いまして、一聴しただけで全身に力が漲り、「血沸き肉踊る」という表現がピタリと当て嵌まる様な、躍動感を満ち溢れたナンバーで、勿論、加藤和恵さん原作(集英社・ジャンプスクエアに連載中。元々は読み切り漫画「深山鶯邸事件(みやまうぐいすていじけん)」がベースになっているとのこと…)のサタンの落胤(らくいん。父親に認知されていない子供)である主人公「奥村 燐(おくむら りん)」が育ての親である「藤本 獅郎(ふじもと しろう)神父」の意思を継ぐべく、悪魔とも人間とも違う立ち位置で「エクソシスト」を志すといったストーリーで展開するアニメ本編のストーリーにも惹きこまれ乍ら、毎週子供達とブラウン管の前で鑑賞させて頂いておりますが、それと同様に、今回の、このUVERworld(ウーバーワールド)のシングル曲がOPで流れてくる度に「良いねェ~」と独りごちながら感心している次第です。

それともう一曲、2009年に結成されたインディーズダンスロック界出身の新星
「Heaven stamp」(ヘブンスタンプ)
の、今月11日にワーナー・ミュージック・ジャパンから発売となった新曲「スタンド・バイ・ユー」。これがまた非常に素晴らしい仕上がりの楽曲でして、たまたま仕事の最中、車で移動している際に、某中波のラジオ関西さんにラジオのダイアルを合わせていたところ、耳に飛び込んできたのがこの楽曲で、大体が私、女性ボーカルをフロントに立てたバンドというのは、『男尊女卑』と言われようとも、それだけで概して敬遠するタイプなんですが、このバンドに関しては、イントロのギターの音色を聴いただけで魅かれるものがあれば、また楽曲の作りも実にシンプルで、余計な装飾も全くなく、ストレートにハートに響くものがありました。で、遡って、あのブロックパーティーのギター「ラッセル・リサック」がゲスト参加して製作された、昨年(2010年)12月発売の「Hype-E,P,+REMIXES」にも耳を傾け、またPVもようつべ(You Tube)で拝見しましたが、ボーカル&ギターのサリー・シナモンさん(ストーンローゼズの曲でこういうタイトルの曲がありましたが…。ここから拝借したんでしょうな。兵庫県は神戸元町にもパン、サンドウィッチの店でこういう屋号の店も御座いますが、個々の関係ということは先ずないですわな~)も綺麗で、むちゃ好みということで、オッサンとしては掛け値なしのファンになってしまいましたとさ、ということで…
それではアッシャー(物質界)でも、いやゲヘナ(虚無界)でも人気が出ること間違いなしのお勧め曲2曲ということで、先ずは清水琢也くんの攻撃的なラップも力強いUVERworld(ウーバーワールド)の「青の祓魔師」の主題歌の「コア・プライド」と同じくそのシングルCDに収録されている「境地・マントラ」の2曲、そして「Heavenstamp」(ヘブンスタンプ)のシングルCD「スタンド・バイ・ユー」から同名リードトラックとブロックパーティーのラッセル共同制作した「Pops」の2曲、計4曲をお聴きください。それではどうぞ!
ウ―バーとヘブンスタンプです!
●UVERworld(ウーバーワールド)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/uverworld/index.html
http://uverworld.jp/
●「Heavenstamp」(ヘブンスタンプ)
http://www.heavenstamp.com/#/top

続きましては~
その前にちょっと一言ということで、このコーナーの趣旨にはそぐわないですが、少し前の話にはなりますが、ラサール石井さんが、先月11日、ロシアはモスクワで行われたフィギュア・スケート世界選手権で浅田真央ちゃんが6位で終わったことに対して、ツィッターで「エッ●しないとミキティーやキム・ヨナに勝てない」と呟いたことから、怒りのコメントがあちこちから寄せられて大炎上。そのコメントをはじめ、真央ちゃんに関する内容のものを一切合財削除したそうですが、別に敢えて両津勘吉じゃないや、ラサールさんを擁護する心算もなければ、このコメント自体、私としてはどうでもいいと思っていますが、しかし解らないのは、こんなコメントにも必死になって怒りの抗議をする人たちの心理。私なんかはこんな人達のハタ迷惑で余計な『一生懸命さ』こそが、逆に真央ちゃんの成績不振を招いているのではないかと勘繰ってしまいますが。彼女が頻繁にコーチを換えるのも、必要以上に痩せたのも、「日本の皆さんの期待に副うように勝たなきゃいけない」と思うからであって、全てはハタ迷惑なファンの応援がプレッシャーとなって起こっていることなんじゃないかなと、思うというよりも、あながちハズレでもないでしょう?まだ真央ちゃんは20歳ですよ!ホンマ、石川遼君にしても真央ちゃんにしても可哀そうだわ。もっと自由に楽しみながら、競技が出来れば、いい成績も残せると思うのですが。この場外乱闘を通じて、外野が「五月蠅い!」と思うのは私だけですかね、どうなんでしょう…。
若いアスリートに対する「贔屓に引き倒し」にも似た過剰な応援はマイナス以外の何ものでもない。自由恋愛も結構でしょうし、皆さん、兎に角、しょうもないことで騒ぎを起こして、ガタガタ言うのは止めましょう。真央ちゃんが何位でも良いじゃん、頑張っているには違いないし。兎に角「真央ちゃん、雑音は気にするな!ユッケは今、暫くやめトキや!」と、オッチャンとしては「応援のエール」を送らせて頂きたいと思います…。
それでは、はい、かなりコーナーから横道に逸れてしまいましたが、ここからがコーナー本編ということで、さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、本日は以前にもご紹介したことのあるイギリスはロンドン、ノッティングヒルで1978年に結成されたポストパンクバンド「キリング・ジョーク」
で、結成当初は暴力的なギターサウンドと反復する重厚なビートをメインに打ち出したアグレッシヴで怒気を漲らせた、典型的なポジティヴバンドのひとつに数えられるバンドであったにも関わらず、その後、ピンクフロイドをフェイバリット・アーティストに上げるバンドの中心人物であるボーカル&Kb担当のジャズ・コールマンの趣味性を前面にフューチュアするように、キーボードやシンセ等の鍵盤楽器をメインに据え、一般的なニューウェイヴサウンドを聴かせるバンドとして音楽的変遷を辿って行く訳です。そこで今日は初期とは全く趣の違う「キリング・ジョーク」の音を聴いて頂きたいということで、1988年発表の、言えば今から23年前の作品ですが、そんなに古さを感じることもないかと思う、彼らにとっての7枚目の作品「アウトサイド・ザ・ゲート」から「ステイ・ワン・ジャンプ・アヘッド」と「アメリカ」の2曲をお聴きください。それではどうぞ!「キリング・ジョーク」です。
キリングジョークHP
http://www.killingjoke.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。

蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日は2009年5月、がん性リンパ管症の為に58歳の若さで亡くなった忌野清志郎さんの3回忌コンサートが、命日に当たる今月2日に武道館で行われたということで、この番組でも、それに合わせてと言う訳でもないですが、清志郎さんを偲んで「空がまた暗くなる」をお掛けして、♪~勇気を出しながら♪~お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイアルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年5月28日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
22:29
│ROCK・MUSIC
2011年05月22日
BOOWY、コンプレックス、Kingdom Come …

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
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お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、「不謹慎」「穿った見方」「臍曲がり」「天邪鬼」「人の善意を素直に喜べ!」といった非難とお叱りを、大いに受けることになるかも知れませんが、未曾有の大災害、戦後始まって以来の国難とも言える『東日本大震災』の発生、その後の復興に向けての義援金集めの一案として、1980年代から90年代にかけて活動してきたものの、それぞれが、それぞれの理由の下、解散してしまった、さまざまなグループの元メンバー達が「チャリティー」という言葉を言い訳がましく、まるで免罪符のように口にしては、バンド復活や一旦封印していた楽曲の数々を「改めて歌う」とばかりに、狼煙を盛んに上げておりますが。ニュースZEROなんかでそんなしょ~もない光景を実際よく見かけますが。
確かに何もない時に復活なんかすると「金に窮したのではないか」「陰りを帯びてきた人気に梃入れする為の再結成ではないか」と、悪意に満ち満ちた詮索とともに、「馬鹿野郎!こんなもんロックじゃね~だろ!ボロックス!」とばかりに揶揄されてしまう(…というか、バンド再結成や過去の楽曲を歌ったりする、その動機の殆どが、またそうしたものであるのも、悲しいかな、間違いなかったりする~)訳ですが、しかし、逆にこうした緊急事態ともなると、再結成してチャリティーライブなどをすると、世の皆さんは「嗚呼、いい人達だ」と、単純に諸手を上げて、その行為を評価しては歓迎してしまう傾向にもあったりして、ロッカーと言えど『人気商売』、再結成にウズウズしていたミュージシャン側としては、まさに「千載一遇のチャンス」とばかりに飛びついてしまうのも致し方ないところかとも思いますが。
で、まずは先月4月28日に、元メンバーである布袋寅泰氏と吉川晃司氏が双方のブログで「COMPLEX」の一夜限りの再結成をすることを明言。今年7月30日に解散コンサートを行った東京ドーム(老婆心ながら節電状況の中、実際7月にドームでコンサート出来るのか?と思ったりもしますがね)でライブをするとのことです。また1988年に結成し、1年で武道館公演を達成する人気を誇るも97年に解散、さらに2007年の11月に1年限定の再結成を行った「ジュンスカ」ことJUN SKY WALKER(S)が「英語にするとロックンロールになる」として、過去にも自らの記念日など、事ある毎にコンサートして来たという、今回の被災地でもある「宮城県石巻市の為にも」ということで立ち上がり、今月16日の名古屋公演を皮切りに来月4日のZepp Tokyoを最終日として、全国5つの都市を回りGIGを行い、また石巻市自体が落ち着き次第、被災地でも公演をしたいと宣言しております。さらには5月4日に東京渋谷で行われた復興チャリティーイベントに参加した元レッズの田所豊氏も「レッド・ウォリア―ズの再結成も計画している」として、バンドを再結成してのチャリティーライブに意欲を見せておりましたということで御座います。
しかしまぁ、特別「震災」云々と言わず、再結成したかったら、周囲の雑音など気にせず再結成するばいいんじゃないでしょうか。再結成して何やかんや言われるのは仕様がないでしょうしね。何時の時代も『悪意の塊』みたいな意地悪な輩は私をはじめ、いますから(苦笑)。かといって講釈垂れの言い訳野郎の方が、全然ロックンロールではなく「男らしくない」と言う気もしますし。自分だけ、過去のバンドのヒット曲をチャリティーといって“カッコ良く”歌うとか、それも非常に厭らしい感じがしますし。何にせよ、ロックバンドの再結成は洋の東西に関わらず、その昔から「格好が悪い」というのが定番で御座います。熱狂的なファンは別としてね。かくいう私もARBが何回目になるか、最早解りませんが、もし仮による年波も顧みず「再結成」するということであれば、周囲がいろいろ言っても歓迎するしね。でも出来れば、こうした時期に再結成というのはロックらしくないから避けて頂いた方がいいと思いますが。
兎に角、勘違いしないでほしいですが、「バンドエイド」はあくまで傷膏で、「USA・フォー・アフリカ」は第3世界から搾取する先進国のマッチポンプの象徴であって、あれこそが「チャリティー」とか「ロック」とは全く別の次元のものですからね! あんなもんを手本としてバカ騒ぎしているメジャーの皆さんがいましたら(きっといるでしょうが…)、反省を宜しくお願いします。
しかし、それにしても流石というべきか、一方でストリート・スライダーズは再結成の「さ」の字もないし、THE CLASHも「ジョー」が死んで永遠に終わってしまいましたし、ヒロトとマーシーは「前に進むだけ!」という姿勢を崩さず、ロックの何たるかを体現しているようで、大いに感銘を受ける次第でも御座いますが…。
~ということで。では講釈抜きに「素直に観たいですよ」「楽しみたい」という気持ちを届けるべく、今日は、先ずコンプレックス結成のきっかけにもなったであろう(だって、ボウイの中でも実にクオリティーも高く、際立って格好良いナンバーですから…)1986年3月発表のボウイのアルバム「JUST A HERO」から、ヒムロック&吉川のツインボーカルによる「1994(レベル・オン・コンプレックス)」と、コンプレックスで「2人のANOTHER TWILIGHT 」、そしてジュンスカで記念すべきデビュー曲「全部このままで」の計3曲を聴いて下さい。どうぞ!


続きましては~

…クラシック・コンプレックス丸出しのディープパープルに対して、ブリティッシュ・フォーク・トラッドをベースとして、アメリカ産の広大無辺な大陸ロックに対峙しようと格闘したジミー・ペイジ率いるレッド・ツェッペリン。そのツェッペリンの流れを与したというか、完璧にその方法論を模倣してみせたが故に、今は亡きゲイリー・ムーア(彼はこのバンドの為に『レッド・クローンズ』という曲をわざわざ書き下ろし、憎しみを込めて攻撃しましたっ!なんちゅうやっちゃ!)やドッケンのジョージ・リンチ(彼はイベントなどで、このバンドと顔を合わす度に移民の歌を口にして、からかって見せたと言うことですが…)、そんなこんなで同業者等から罵倒され、また音楽マスコミからも必要以上の誹謗中傷を受け、あっと言う間にメジャーシーンから陥落。現在はボーカルのレ二―・ウルフの生まれ故郷であるドイツを拠点に地道に活動する、アメリカ生まれの不遇なるハードロックバンド『キングダム・カム』。確かに「ZEPPのそっくりさん」といった部分は否めない事実であろうとも、半面、その演奏は本家本元を凌駕して余りあるような完成度の高さを誇っており、私ははっきり言って嫌いでないので、今宵はそのソックリぶりとともに、リスナーの方々には、非常にクオリティーの高い演奏を確かめて頂きたいと思い、オンエアーすることに致しました。
で、簡単にこの『キングダム・カム』というバンドの横顔をご紹介しますと、このバンドは5人組のハードロックバンドで、元々はドイツの音楽シーンで地道にライブ活動していたボーカルのレ二―・ウルフが、アメリカはロサンゼルスに新天地を求め移住し、先ずはハードロックバンド「ストーン・フューリー」を結成。MCAから2枚のアルバムを発表するも、鳴かず飛ばずの状態が続き、直きに財政難に陥っては空中分解の憂き目を見ることになる訳ですが、その1年後に当たる1987年には『キングダム・カム』を結成し、見事完全復活。ポリグラム・レコードと上手く契約に漕ぎ着け、1988年には、デビュー作にしてプラチナ・ディスクの栄誉に輝く、本日ご紹介する1stアルバム『キングダム・カム』を引っ提げて、全米のハードロックシーンに殴り込みを果たす訳です。高い完成度を誇るアルバムの質に感銘を覚え、熱狂的な声援を送るファンや評論家の支持を得る一方で、その音がツェッペリンに酷似していることから、「全くオリジナリティーがない」「単なる猿真似」というような強烈な誹謗中傷を受けることにもなり、今日までの間に16枚ものアルバム作品を発表しているものの、1st程の評価を得ることもなければ、オリジナルメンバーも2枚目の製作を待たずして全員脱退。今では活動の拠点を自らの出身地であるドイツに再び移し、レ二ーひとりで『キングダム・カム』を名乗り、地味に演奏活動を行っているそうです。本当に可哀そうな話では御座いますが。
~というところで、それではここでそんなハードロック界の貧乏神(俺も滅茶苦茶、もしかしたら言ってるかな?)という形容がピタリ当て嵌まる『キングダム・カム』の珠玉の1stアルバムから、今日は1回オンエアーしただけでリクエストが殺到したとされる「ゲット・イット・オン」を聴いてください。本当にカッコ良いですから。私は大好きですね。
それではZEPPの物真似をオハコとするハードロック界のコロッケこと『キングダム・カム』で2曲お届け致します。どうぞ!
キングダム・カムHP
http://www.lennywolf.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日は何時ものコーナーを返上し、頭のカレイドスコープのコーナーで、震災を理由にして「再結成してみせるバンド」に、嫌味たらしく(笑)スポットを当て、ご紹介しましたが、同じく今日はお別れの場面でも、再結成の可能性、計画があるとされるレッド・ウォリア―ズのナンバーで、サムピックを使うシャケのシャープなカッティングがカッコ良い「アウトサイダー」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年5月21日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
00:00
│ROCK・MUSIC
2011年05月14日
キャンディーズ、毛皮のマリーズ

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、遅ればせながらのお悔やみになり、誠に恐縮ですが、われわれ世代にとっての、スーパーアイドルで御座いました
「キャンディーズ」
の元メンバーで、スーちゃんの愛称で親しまれていたあの
田中好子
さんが、何と55歳という、今の時代、まだまだこれからという年齢で、乳癌を原因として、先月21日に突然お亡くなりになりました。とはいうものの、あの永遠のアイドルである夏目雅子さんの(…といっても、今の若い人はご存知ないかも知れませんが、この方も27歳の若さで、急性骨髄性白血病の為、急逝されています。作家『伊集院静』さんの奥さんとしても脚光を浴びた方です…)この方の実の兄である実業家の小達一雄さんと結婚された平成3年の翌年、平成4年には、すでに乳癌を発症していたとのことで、人知れず病気とは長い戦いを演じながら今日に至るまで頑張って来られたということですが…。
キャンディーズといえば今を遡ること1977年。私がまだ14~15歳の青臭いガキだった頃。「普通の女の子に戻りたい」とする名言とともに、忘れもしません、当時、笑福亭鶴光さんが毎週末、深夜の闇に紛れながら、これでもかとばかりに卑猥な話を聞かせ、私のようなバカな若者を中心に爆発的な人気を得ておりましたニッポン放送のラジオ番組『オールナイト・ニッポン』で、火曜日を担当する所ジョージさんのオールナイトに、我らがキャンディーズも、多分解散の前年からだと記憶していますが、不定期で出演し、翌年(1978年)の4月4日、後楽園球場での解散コンサートの、当日までの「カウントダウン」をしながら、『ビバ・キャンディーズ』というコーナーを担当しては、色んなお喋りを聴かせ、ラジオに耳を傾けるわれわれファンのハートを熱く“キュンキュン”させてくれたことを未だはっきり覚えております。
あの当時のキャンディーズこそが、まさにその後に登場する「ピンクレディー」や「おニャン子クラブ」「モー娘」、そして私も大好きな「ともちん」がいるAKB48など数々のアイドルの存在に大いなる影響をもたらしているのは言うまでもないことかとは思いますが。今のアイドルのスタイルを確立した「時代の先達」「先駆者」だったと言えると思います。
しかし、先月25日、青山葬儀所で営まれた本葬の際に流された3分20秒に渡るスーちゃんの肉声には単純に驚かされると同時に、自らが死の恐怖に直面しているにも関わらず、東日本大震災で被災された人々や亡くなられた方々に対し、思いを巡らせ、「天国では被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務め」とするくだりには、流石の私ももらい泣きしてしまいました。
スーちゃんこと田中好子さんの心からのご冥福をお祈りしたいと思います。
~ということで、皮肉なことに、スーちゃんの死がそのきっかけとなって、今再び世間ではキャンディーズのCDがえらい勢いで売れているそうで御座いますが…。
~と、言いつつ、当番組も今日はスーちゃんの冥福をお祈りする意味で、
キャンディーズのベスト盤から何曲か、ここでお掛けしたいと思います。
曲は先ず彼女達のデビュー曲で、1973年に発表された「あなたに夢中」と1974年発表の、安井かずみさんが作詞を務めた「危ない土曜日」、そして吉田拓郎さんが作曲を手掛けた「やさしい悪魔」の3曲をお送りしたいと思います。
それでは昭和の歌謡番組みたいな感じですが、わが青春のキャンディーズを聴いてください。どうぞ!
田中好子
http://www.tanakayoshiko.com/
キャンディーズWIKI
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA
全キャン連
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA%E9%80%A3%E7%9B%9F

続きましては~
ここ奈良県のお隣であります和歌山県出身のメンバーが3人もいるという、「村八分」や「ルージュ」など、ルーズでグラマラスな乗りのR&Rを聴かせるバンドの伝統を忠実に継承する男女混合の4人組「毛皮のマリーズ」。
今回はこのバンドの音をご紹介したいと思います。
このバンドは文学に造詣が深いとされるボーカルの志摩遼平氏を中心に、何故か東京で2003年に結成。バンド名は最早、説明するまでもなく、あの寺山修司氏が書いた戯曲、今は文庫にもなって、ウチの近所の広陵町立図書館にもありますが、「毛皮のマリー」から拝借したもので、2010年4月21日に、日本コロンビアからアルバム「毛皮のマリーズ」でメジャーデビューするまで、ライブハウスでの地道な活動を繰り返し、自主音源も多数発表し、頑張って来たということですが。

一聴すればわかると思いますが、志摩のボーカルスタイルは、村八分の「チャー坊」や「ジョニーサンダース」の影響を多分に受けており、またバックのメンバーが奏でる音も、村八分やジョニーのバックを務めてきたハートブレイカーズと同様に、ルーズで、70年代パンクやガレージ、グラム・ロックなどのエッセンスが凝縮されたワイルドな雰囲気となっております。
しかし、1stアルバムから9カ月後に発売した「ティン・パン・アレイ」は志摩氏ひとりで手掛けた、およそR&Rとは縁遠い印象を抱くポップスアルバムで、これまでバンドとして築き上げてきた内容を御破算にするような問題作で、今後このバンドがどのような動きを見せるのか、要注目都言えるかも知れません。まぁ解散はないと思いますが…。
現在のメンバーは、志磨遼平(しま りょうへい)ボーカル。越川和磨(こしかわ かずま、)ギター。栗本ヒロコ(くりもと ひろこ)ベース担当。富士山富士夫(ふじやま ふじお)ドラムス担当の4氏からなる構成となっております。
それでは、今日は2006年9月に、UKプロジェクトの傘下会社である「DECKREC RECORDS」から発表されたフルアルバム
「毛皮のマリーズ」
(※ごめんなさい!何を勘違いしたのか、これは明らかに間違い。正式タイトルは『戦争をしよう』です。ここに慎んで訂正させて頂きます。申し訳ございません!)から、「ボーン・トゥ・ミート・ユー」「アンプリファイヤー」の2曲をお届けしたいと思います。
聴いてください。毛皮のマリーズです。どうぞ!
毛皮のマリーズWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%9B%E7%9A%AE%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日は最後も55歳の若さでお亡くなりになった元キャンディーズのスーちゃんを偲んで、「夏が来た」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年5月14日オンエアー分)
2011年05月08日
広瀬隆 原発震災について

「私は首をかけて言う…。今度は相模湾を震源とする大地震で浜岡と、地震活動期に入った若狭湾にある14基の原発が直下型地震で破壊される。仮にフクシマが上手く終息に向かっても、今すぐ54基の原発と止めなければいけない」
「なぜ日本人は死に急ぐのか!」
皆さんは広瀬氏の説明をどのように聞く?…

危機は刻々迫っている!
世界各地で頻発する大地震は何の予兆なのか?
クリーンエネルギーとして推進されている原発は本当に安全か?
「原発震災」がもたらす日本壊滅の危機に警告を発する。
著者15年ぶりの反原発書!!
【内容紹介】
地球温暖化対策のもとで、原発がクリーンエネルギーとして脚光を浴びている。原爆材料プルトニウムを大々的に利用するプルサーマル発電が開始され、ナトリウム火災事故を起こした高速増殖炉「もんじゅ」が14年の冬眠をへて運転再開。さらに政府が閣議決定した「エネルギー基本計画」では、2030年までに原発14基以上を新増設し、現在60%台まで急落している原発稼働率を90%まで引き上げる方針を掲げている。
エコの名の下で、日本人は疑問を抱くことなく電力会社の宣伝文句に踊らされているが、日本の原子力産業が突進しようとしている未来には、とてつもなく巨大な暗黒時代が待ち受けている。その正体こそ、地球の地殻変動がもたらす「原発震災」の恐怖である。
スマトラ島沖地震、四川大地震、新潟県沖地震等々は、刻々迫る東海大地震の予兆である。この日本列島に阪神大震災をはるかに上回る巨大地震が襲うのは確実で、そうなれば浜岡をはじめとする原発が大事故を起こし、首都圏崩壊、さらには日本全土が壊滅するおそれが高い。
本書では、原子力発電の危険性と地震発生のメカニズムを科学的・論理的に解明するとともに、プルサーマル発電、高速増殖炉「もんじゅ」、高レベル放射性廃棄物の最終処分場問題など、原子力産業の現状と欺瞞を明らかにする。
【本文抜粋】
科学的・論理的に考えれば、周期的に到来する東海大地震は間違いなく起こることであり、これを否定する人間は、電力会社にも一人もいない。その時に、浜岡原発が破壊され、取り返しのつかない末期的な大事故が起こる可能性は、ほぼ百パーセントと言ってよい。これは、時限爆弾の爆発を待っている、ということになる。私たちに分らないのは、その時限爆弾が、いつ爆発するようセットされているか、その時刻だけなのである。
【主な目次】
序 章 原発震災が日本を襲う
第1章 浜岡原発を揺るがす東海大地震
第2章 地震と地球の基礎知識
第3章 地震列島になぜ原発が林立したか
第4章 原子力発電の断末魔
電力会社へのあとがき
【著者紹介】
広瀬隆(ひろせ・たかし)
1943年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手メーカーの技術者を経て執筆活動に入る。『東京に原発を!』『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』『危険な話』『柩の列島』などで原子力の危険性を訴え続けるとともに、反原発の市民活動を展開。その他の著書に『一本の鎖』『持丸長者』(以上ダイヤモンド社)、『赤い楯』『二酸化炭素温暖化説の崩壊』(以上集英社)、『世界金融戦争』など…
amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89%E6%99%82%E9%99%90%E7%88%86%E5%BC%BE-%E5%BA%83%E7%80%AC-%E9%9A%86/dp/4478013594
2011年05月05日
ケヴィン・エアーズ、ブルース・スプリングスティーン

さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、今日は1944年8月、イギリスはケント州生まれのミュージシャンで、1960年代から1970年代にかけて注目された、コマーシャリズムとは縁遠い、複雑で難解なサイケデリック及びプログレッシブロックを演奏するカンタベリー派の一群に属し、その中でも特に最重要バンドと目されております「ソフトマシーン」の創設メンバーとしても、つとに有名な
ケヴィン・エアーズ。
今回はその人に注目し、彼の歌声及び演奏に、リスナーの皆さんと共に耳を傾けてみたいと思います。

ケヴィン・エアーズは1944年生まれと言いますから、今年67歳のミュージシャンで、1966年にはオーストラリア生まれのヒッピーであるデヴィット・アレン、そしてロバート・ワイアット等と一緒にプログレ、サイケ、ジャズ、フュージョンなど多様な音楽性を誇る「ミスターヘッド」という4人組バンドを結成し、その後、キーボードのマイク・ラトリッジがバンドに合流した際に、ビート文学の巨匠であるウイリアム・バロウズの了解を得て、グループ名を「ソフトマシーン」(因みにソフトマシーンとは『柔らかな機械』、つまりは女性型のアンドロイドを指していると言うことらしいんですが…。)に変更し、ロンドンのライブハウス「UFOクラブ」を拠点としながらも、ヨーロッパ各地に進出し積極的なライブ活動を展開してみせた訳です。
しかし1967年、麻薬所持などのトラブルからバンドの中心人物であったギターのアレンが脱退し、3人編成となったものの、キーボードのラトリッジが音に厚みを加える為もあってか、使用しているオルガンに強烈なファズをかけ、音色を加工したことから、バンドの奏でるサウンドがモノクロームの色調を帯びるようになり、これが独特のニュアンスを醸し出すこととなり、カンタベリー派の特徴のひとつにもなっていったようですが。
で、1968年、ツアーの真っ只中、滞在先のニューヨークでデビューアルバム「ザ・ソフトマシーン」を制作。アレンの後任ギタリストとしては、後にポリスへ参加することになるアンディ・サマーズがバンドに加わったのですが、長期のライブ演奏に疲れたメンバーの中から、いち早くケヴィンがバンドを離脱。その後、ソフトマシーン時代に手にしていたベースを、ギターに持ち替え、渋いバリトンボイスの歌声を武器に、今日に到るまで、フランス南部に居を構え、極めてマイペースなスタイルでソロ活動を行っています。

それでは、ここでそんなケヴィン・エアーズの歌声と演奏を聴いて頂きたいと思いますが。今日はソロ第1作目、1969年12月発表の「おもちゃの歓び」から、今日は「続・おもちゃの歓び」と「タウンフィーリング」、そして「この狂おしき時」の2曲を聴いてください。
それではどうぞ!ケヴィン・エアーズです。
ケヴィン・エアーズ Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BA
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~

今日は、明日でGWも終わりということで、また週明け月曜からは何時もの気忙しい生活が始まるということで、休みの間の家族サービスや行楽疲れなどと共に、憂鬱な気持ちになっている方々も少なからずいらっしゃることかと思いますので、聴くだけで必ずや全身に力が漲る、滋養強壮剤として効果も覿面と言える、若き日のブルース・スプリングスティーンの溌剌としたナンバーで、1975年発表の「ボーン・トゥ・ラン」、これをお掛けしてお別れしたいと思います。
佐野元春「アンジェリーナ」!あ、違った!
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(予告)
●次週は先ごろ55歳の若さでお亡くなりになった元キャンディーズの田中好子(スーちゃん)を偲んで、ラジオで歌謡曲「Radio Nowhere」で行かせて頂きます。宜しく哀愁~(でも毛皮のマリーズはかけますけど…ネ)
(2011年5月7日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
10:41
│ROCK・MUSIC
2011年05月04日
上を向いて歩こう、見上げてごらん夜の星を…

(レディオノーウェア2011・5・7オンエアー分)
5月1日、小雨降る中…大阪。
「働くものの団結で大震災被災者救援・復興支援、生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本を目指そう」をメインスローガンとする全労連系、片や「全ての働く者の連帯で、働くことを軸とする安心社会と自由で平和な世界を作ろう」をスローガンとする連合大阪、両陣営の第82回メーデーに足を運ぶ。
写真はメーデー当日、JR大阪城公園駅前で枝野幸男官房長官と連帯の覚書(!)を交わしたとされる前時代的な覆面とヘルメットで人相を隠した「日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派」(革マル派)の街宣活動の模様を収めたもの。
「菅内閣打倒」を唱える(?)

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、GWも後半戦(この番組では『GWも終わりに近い今…』となっています。)を迎え~
今更、改めてこんな話題を俎上に乗せて、どうのこうのと語ってみせるのも如何なものかと躊躇いもありましたが、しかしやはり言わずにはおれない(一説にはトゥレット症候群とも言われているプラスマイナスの岩橋君ではないですが)、辛抱出来ん!ということで、諄くならない程度に自らを戒めつつ、お話したいとは思いますが。
4月20日からネット配信をはじめ、さらに今月25日からはCD発売もされる桑田氏はじめアミューズのタレント37組54人が雁首揃えての復興ソングとされる「Let's try again」とそのPV。
あれを聴いて~
あのフザケタ映像を観て~
被災地の人々は心和むのでしょうか?
被災地以外の人々への、さらなる義援金の呼びかけとしても、集まった演者だけが妙にはしゃいで喜んで、お祭り騒ぎしてるだけに見えて、別に東日本大震災の復興ソングじゃなく、桑田氏のただ単なる快気祝いソングでも良かったんじゃないかなぁと思ったりもしたんですが…。私としては見た瞬間に気分悪くなったのですが!
地震と津波によって家族や仲間を奪われ、放射能のおかげで田植えも出来ず、未だ暮らしも傾いたまんまの避難所の人々からしたら、アホな『ウィ・アー・ザ・ワールド』と同じで、上から目線の先進国のアーティストがマスターベーションよろしく悦に入って上っ面だけの善行に酔っているだけの『あれ』と変わらないのではないでしょうか?
ビートたけしさんじゃないが、飯も喰えないのに、馬鹿やろう!お笑いどころじゃない!というのが被災地の人々の本音であって、何が「復興ソングだ」「何がボウイを歌う」だ、自分では偉業を果たしたつもりであっても、その実、傍(はた)は結構『しら~っ』としている感じでなかろうかい。出来れば考えなしの浅はかな行動、言動は慎んで、自分の価値を貶めないで欲しいと思いますね。
無い知恵絞って、特別なことなんてしなくていいでしょ。われわれは、とにかく日々の暮らしを普通にこなし、この資源もない小さな島国の経済的基礎体力が落ちないように頑張ればいいんだと思うんです。出鱈目な風評被害とかに、彼の地の人々が晒されないよう、普通に、冷静に振る舞って、何時も通り、買うものをキチンと買うと。そうした日常に根付いたノーマルな態度こそが喜ばれるんじゃないかなと考える次第でありますが!
ホント、日本のミュージシャンの社会性のなさには驚くばかりです。桑田さんも福山君も謝りなさい!ユウヤさん、イズミヤ、喝入れてやってください。石原軍団やエガちゃん、吉川晃司さん(ひとりBOOWYよりコンプレックスの方が遥かにいいね!)、カイヤさん、コロッケさんの方が何万倍もグレートでっせ!
~というとこで…
震災絡みのCMと言えば、AC JAPAN(公共広告機構)の「ポポポポ~ン」とか実にわざとらしくて嫌ですが、永ちゃんとか小栗くんとか、永瀬くんや仲本さんにカトちゃんなどが出てくる、「日本の力を信じてる」(ああ、鬱陶しい…。わざわざ言われんでも信じてるわい!)とか余計なコメント一切なしのサントリーの「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」のCM。あれは流石のセンスとサントリーさん、感心しておりますが。
―というところから…
ではでは、そんなこんなで今日はその歌声の本家本元「坂本九」さんで、スキヤキソング「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」の2曲をお聞き下さい。
因みに初めて知りましたが、あの29歳でプロバリンの過剰摂取で夭逝した、鈴木いずみの旦那としてもお馴染みの天才サックス奏者「阿部薫」さんは、九ちゃんの甥っ子だったんですね~。
ビックリしました~
それではどうそ。九ちゃんです。高橋尚子(Qちゃん)さんじゃねーです!
坂本九オフィシャルサイト
http://www.kyu-sakamoto.com/
★…FM仙台のメガプレイにもなり、またラジオ関西で今月のA-MUSICとしても紹介されている
Heavenstampの『Stand by you』近日、当番組でも「Stand by you - E.P.+REMIXES」ご紹介します!
http://www.heavenstamp.com/#/top
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
17:40
│ROCK・MUSIC
2011年04月30日
オールマン・ブラザーズ、キングブラザーズ、ARB 他…

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今年もGW(黄金週間)が始まったということで、何時もこの放送を聴いてくれている、まさにレッドデータブックに掲載されている希少種の生物の如き奇特なリスナーの方々の中にも国外への脱出、もしくは国内のあちこちに点在する観光地に出向いて、ラジオの前は空席という状態になっているかも知れませんが。何時もなら「シェーン・カムバック!」とばかりに、自宅に止まることを促しては、春の草花が織り成す色鮮やかで爽やかな、新しい命の息吹きを感じさせる光景とは、全く反対のストレンジで加齢臭満載、そして放送の中で聞かれる蘊蓄及び情報の数々は、元NHK記者の池上彰さんのそれとは違い、ビックリするほど日常生活で役に立たないものでありながらも、繰り返しになりますが普段なら強引に「聴け~聴け~」とばかりに呼びかけるところではございますが、今年に限っては何分、先の東北地方の大震災の関係で勝手が違うということもあります故、高城さんや小向さんのように短期間の国外逃亡もOK(個人的にはファンですよ~)、命の洗濯として国内の観光地に飛び出して行くのも特別許可しちゃって、(無論、ボランティア活動も)なるべく贅沢にお金を使って、日本経済の活性化に貢献していただきたいと思います。また、この放送は一部、大阪府下でも聴けるそうなんで、ぜひ大阪にお住まいで、この放送を『キャッチ』といえば、その昔、今、思い出しましたが、奈良テレビで「キャッチ55」とかいう若者向け情報番組がありましたなぁ~なんて話はどうでもいいですが、とにかく今、この番組をキャッチされている方は、ぜひ奈良にもプチ観光にお越しあれということで。只今、平城遷都1301年祭やってますんで。来年は1302年祭を引き続き実施する予定ですので、大いに奈良に来て、お金も適当に落として観光産業を下支えしつつ、楽しんで頂ければと思います。
後ろめたさみたいなモンを何時までも引き摺って、自粛しても何にも変わんないですし、東北地方も復興しませんから。最早、開き直って、明るく未来に向かい頑張るしかないでっせということで、とどのつまりがGWは何時も通り遊んで頂戴ねという結論で御座います。
~というところで、今日は、そんな感じで表に出て行くことを奨励する「思わず旅に出たくなる~」軽快でアーシーな楽曲をということで、何曲がセレクトしてみました。
まず一曲目は、オールマン・ブラザーズバンドの『ランブリン・マン』、そして当番組では久方振りの登場ということで、ジェリー・ガルシア率いるところのグレイトフル・デッドで『ゴールデンロード』、さらにもひとつオマケということで、カリフォルニアの青い空、あっちの方の「蒼井そら」ちゃんとはチャイまっせ。わかってるか、そんなこと(笑)。ロック界のアウトドア派、思わず元気になること請け合いのドゥービーブラザーズで『チャイナ・グローヴ』をおかけしたいと思います。ベタな選曲でどうもスンマヘンなぁ~。まぁ兎に角、聴いて下さい。東北の地酒や名産品には美味なるものも多いですから、ケチケチと言われる関西人ですが、オッサン、墓場まで金は持って行かれへんど~!皆でこのGWはド派手にお金使って、日本を豊かで素晴らしい未来に導きましょう!今こそ意義あるお金を使いましょう!『レベル7』などぶっ飛ばせ!
♪~「AC~」♪てかっ!
それでは3曲どうぞ!


続きましては~
Ko-coの地元、兵庫県は西宮市出身で1997年に結成された、当初はジョン・スペンサー・ブルースエクスプロージョンのように「ベースレスの3人組」として、迷惑千万極まりない(笑)ライブ活動を行っていたものの、現在はベースを加えての4人組となり、そのサウンドも若干、聴き易くなった、マイルドになったという指摘もありますが、それでも他のミュージシャンと比較した場合、やっぱりというか、相変わらず暴力的で騒々しい、従来通りの猥雑さで、不敵な面構えを前面にフューチャアしては、今もって期待通りの音塊、音像を、切れ味鋭いナイフの如く、聴く者に突き付けてくる極悪・凶暴ガレージバンドである「KING BROTHERS」、そのバンドをご紹介したいと思います。

キングブラザーズ。メンバーは「西宮の大統領」、ギターの暴走族ことボーカル&ギター担当のケイゾウ君に、同じくギター担当で、西宮のミスタードーナツ前の交差点で悪魔に魂を売り飛ばしたとされる「西宮の狂犬」ことマーヤ君、そしてロックシティー福岡からやってきたベース担当のシンノスケ君、そして16ビートの大魔人こと、タイチ君の4人からなるこのバンドは、2001年に東芝EMIからメジャーデビューを飾り、途中、2006年には活動を休止したものの、翌2007年には現在の布陣で復活。コンスタントにライブを行っては、ファンの熱い期待を裏切ることなく、テンションの実に高いライブパフォーマンスを展開しながら、地道に活動を続けております。近いところではというか、メッチャ近過ぎるような気もしますが、明日5月1日には、大阪は十三のファンダンゴで彼らのライブが行われます。夕刻5時開場、6時開演ということですので、是非、今日彼らの演奏を聴き、気に行ったという方で時間とお暇のある御仁は、ファンダンゴまで押しかけて上げて下さい!
それでは今日は、2010年4月に発売された、今のところ最新アルバムである「THE FIRST RAYS THE NEW RISING SUN」から「GET AWAY」、「気が狂いそう」の2曲をお送りしたいと思います。
それではどうぞ。キンブラです!
HP
http://www.kingbrothers.jp/NEWS/index2.html
(キングブラザーズ・LIVE情報)
●DOBERMAN SPA!!!!!!!! DOBERMAN×KING BROTHERS~浪速×西宮!十三激突音泉
2011年5月1日(日)■会場 十三ファンダンゴ
■出演 KING BROTHERS DOBERMAN
■OPEN / START 17:00/18:00 INFO 清水音泉 06-6357-3666
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日はゴールデンウィークに突入ということで、被災地及びその周辺については別としても、奈良をはじめ、近畿そして西日本は経済を活性化させる為にも、自粛ムードには終止符を打ち、頑張って頂きたいということで、活力を漲るような元気なR&Rをお掛けする方がええかな~と考えて…

今日も、ソロとしてボチボチ再復帰されるという「石橋凌」さん率いるところの「ARB」。そのARBの2000年5月発表の「武道館LIVE‘99.1.24 2Days of ARB」から「ロックンロール・エアメール」「ブルーカラーダンサー」をお送りしながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。良いゴールデンウィークをお過ごし下さいね!
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月30日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
21:37
│ROCK・MUSIC
2011年04月23日
斉藤和義、KAGERO、BOWWOW
チームアミューズ、ふざけ過ぎ。腹が立つ!
でも、これは素晴らしい。涙が出るよ。流石はサントリーと誉め讃えよう!

TIME誌
「世界で最も影響力のある100人」に選出された桜井市長(南相馬市長)。
「私は、市の現状と市民の生の声を伝えただけであり、選ばれるべきは、南相馬市民だと考えます。」
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、すでに当番組のブログには、今月9日の時点でアップし終えていますが、あの斉藤和義クンが自らの持ち歌である『ずっと好きだった』の替え歌として、反原発ソング『ずっとウソだった』を作り、YouTubeを通じ、世間に発信したことから、一気に話題となり「流石!」とばかりに支持を訴える反原発派がいるかと思えば、一方で電気を使い『ロック』して、誰よりも原発の恩恵にあやかっているシンガーが「どの面下げて反原発か!」と盛んに矛盾をつきながら、怒りも露わに口撃する現実派がいるなど、ホント種々様々な人々が反応しておりますが、いや、でもこの際ア~ダ、コ~ダの議論は大いに結構。だって、これまでわれわれ日本人は資源のない国に住みながら、盲目的に自分たちの生活における便利さ、快適さみたいなものだけを限りなく追いかけては、電力は勿論のこと、ありとあらえるエネルギーを片っ端から食い尽してきた訳ですから。電気にしてもガスにしても、そして当然、体内細胞の3分の2、つまりは身体の65%を占め、われわれの命を繋ぎ止めている水でさえ、無尽蔵に与えられるものではないのに、そんな当たり前の事さえ意識することなく、文明社会というデラックス・ベッドに身を横臥えては、贅沢な暮らしを送ってきた訳ですよね。
だから、これを機会に、チャンチャンバラバラ激しく意見を討わせて、実に遅きに失したものと呆れるというか悔しい部分もあるにはせよ、ここから真剣に、明日の日本の、この先の未来に繋がるエネルギーに関しての話をすれば良いのではないのでしょうか。
原発のように危険な放射能のリスクを背負わず、この日本の経済発展の原動力と成り得る地球環境にも優しいエネルギーが考えられるなら、その方向に方針を変更すればいいし、代替エネルギーの確保が難しいなら、冷静に、より強固な原発における安全対策を検討すべきだし、いずれにしても今回の人命喪失及びこの国の経済的損失に比べたら、事前に投資するお金の方が遥かに安いでしょうし、しょうもない目先のコストパフォーマンスばかりを計算をすることなく、国策に関わる規模の開発事業なんだから、ぜひ惜しむことなくわれわれの税金などは有意義に使ってほしいと思いますね。また後ろ向きで行くというのなら、それはそれで構わないし、但し、その際は今のような生活水準を維持することはきっぱり諦め、国民全員でコンセンサスを図り、新たなこの国のライフスタイルを提案して行かないといけませんでしょうし、何にせよ将来に向けての「この国のヴィジョン」を描くには格好のチャンス。無責任に批判するのは容易いですが、摩擦を恐れず、議論する方が勇気も要ればエネルギーもいる訳で、兎に角、皆で知恵を絞り、政治をコントロールし、今回の震災と津波で亡くなった方々の尊き御霊を無駄にすることなく、この日本の朝(あした)を盛り上げて、復興に向け頑張っていくのが正しい姿と思います。
それではここで~ということで、その斉藤クンの『セルフ替え歌』のオンエアーと行きたいところでは御座いますが、この音源はYouTubeオンリーで公開されていて、また「次々に消されている」というプルトニウム並みの危険物(笑)ということで、ラジオの電波に乗せてお届けはできませんので、今日はその元歌であるアルバム「ARE YOU READY? 」から「ずっと好きだった」と、斉藤和義と言えば私はこのアルバムということで「月が昇れば」から「COME ON!」と「Bitch!」の計3曲お届け致します。
あの…所詮、ロッカーなんてのは「霊感、ヤマ感、第六感」に基づいて行動している生き物ですから、斉藤君がどんな歌、歌っても目くじら立てんなよ!ということで、それではどうぞ!
斉藤和義
http://www.kazuyoshi-saito.com/

続きましては~
2005年に東京で結成され、パンクとジャズを融合させたような、ダイナミックでオリジナリティー溢れるサウンドで、都内のライブシーンを席巻しては、手厳しい評価を十八番とする『玄人はだし』の音楽通をも唸らせる、紅一点の女性ピアニストひとりを含む4ピースバンドである「KAGERO」(かげろう)、今日はこの「KAGERO」の演奏に耳を傾けてみたいと思います。
「KAGERO」は先にも申し上げました通り、2005年東京で結成。2009年には、今やその名前は全国区ではありますが、元々は名古屋発の雑貨屋か、はたまた本屋さんかと迷うところでもあったサブカルマニアの殿堂ともいえる、あの「ヴィレッジ・バンガード」、こちらの方で限定製作されたシングル曲「オフィシャル・ブートレグ」で世間の注目を集め、同じくパンクジャズの雄として、メジャーを舞台に活躍するPE’Zのトリビュートアルバムなどへの参加を経て、途中、若干のメンバー交代などはあったものの、今日に到るまで、高度なテクニックを駆使した、完成度の高い演奏で独特のグル―ヴを演出しては、ライブ会場に足を運ぶ音楽ファンのハートを鷲掴みにしている「KAGERO」。先月22日にも都内のライブハウス「渋谷PLUG」での公演予定があったものの、先の東日本大震災の影響を鑑みて、急遽ライブを中止したようですが、その後は、またいろいろと、チャリティー音源を提供するなど、世の中の動きと折り合いを付けつつ、演奏活動を行っているもようの「KAGERO」。
現在のメンバーは、白水悠 / YU SHIROMIZU:Bass、鈴木貴之 / TAKAYUKI SUZUKI:Drums、佐々木瑠 / RYU "RUPPA" SASAKI:Sax、菊池智恵子 / CHIEKO KIKUCHI:Pianoという布陣で、圧倒的なスピードと凄まじい爆発力を誇る演奏を聴かせております。
それでは今日はそんな「KAGERO」で2009年12月にメディアファクトリーから発売となった記念すべきファーストアルバム「KEGERO」から、爽快なスピード感が実に心地よい「CHALSEA」と、TVとのタイアップでお茶の間にも流れた楽曲「SCORPIO」の2曲をお聞きください。それではどうぞ!「KAGERO」です。
KAGERO
http://www.kagero.jp/pc/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~
本日はもうすぐゴールデンウィークということで、被災地及びその周辺については別としても、奈良をはじめ、近畿そして西日本は経済を活性化させる為にも、自粛ムードには終止符を打ち、頑張って頂こうということで、ちょい暫くは元気なR&Rをお掛けする方がええな~と考えて…

今日は1976年結成のハードロックバンド「BOWWOW」の彼らのテーマを聴きながらお別れしたいと思います。山本恭司先生と斉藤光浩先生のギターがかっちょいいこと請け合いです。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月23日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
21:58
│ROCK・MUSIC
2011年04月16日
上原ひろみ、キノコホテル、MC5!

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今日は、今年2月13日に開かれた第53回グラミー賞において、アルバム「スタンリー・クラーク・バンド・フューチャリング・上原ひろみ」で最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバムに輝き、その栄冠を手中に収めたジャズピアニスト
「上原ひろみ」
さんに注目して、まさに自らの手足のようにピアノを自由自在に操りながら、彼女が奔放に紡ぎ出す、鮮やかで流麗なる音世界に迫ってみたいと思います。
上原ひろみさんは静岡県浜松市出身のジャズピアニストで、1979年生まれの32歳。現在はシューズデザイナーの三原康裕氏と結婚し、アメリカを生活の拠点とされている訳なんですが、6歳でピアノを始め、全国津々浦々でお馴染みの「ヤマハ音楽教室」に通い、レッスンを受けた彼女は16歳の時、たまたま来日していたピアノの名手「チック・コリア」と運命的な出会いを果たし、いち早く彼女の卓越したピアノの才能を見抜いたチックは、来日公演の最終日に彼女をステージに上げては共演を行い、さらに彼女を音楽の世界に誘うこととなった。その後、チックの見立て通り、見事に音楽的才能を開花させた彼女は、コンサート活動を行う傍ら、日産自動車や花王など日本の有名企業のCMソングを担当。20歳の時には海を渡り、アメリカはボストンにある「バークリー音楽大学」に入学し(因みに此処の卒業生には、かのミッキー“ゴダイゴ”吉野さんに、我儘ナベツネじゃないな、ナベサダこと渡辺貞夫さん、最近ではTBSドラマ『SPEC』の主題歌を担当したライスクッカ―ズの皆々様がいらっしゃいます。全く余談ですが…)、在学中にはアメリカのテラークレーベルと契約し全米デビュー。音楽院を首席で卒業した後、凱旋帰国。日本でも正式にプロとしてデビューを果たし、現在に到るまで挫折らしい挫折を味わうこともなく、順風満帆の音楽人生を謳歌しながら、素晴らしい楽曲と華麗なピアノ演奏でわれわれ音楽ファンをも楽しませてくれている訳です。
~というところで、長広舌のベタな説明はこの辺にして、それでは上原ひろみさんの演奏を聴いてもらいたいと思いますが。今日、ご用意したアルバムは2009年4月に発表となった、世界に名立たるベーシスト「スタンリー・クラーク」のトリオの一員として、ドラマー「レ二―ホワ
イト」とともに参加し、製作したアルバム「ジャズ・イン・ザ・ガーデン」から「シシリアン・ブルー」と「グローバル・デュウィーク」の2曲を聴いてください。
それではどうぞ。上原ひろみさんです!
●上原ひろみ公式サイト
http://www.hiromiuehara.com/

続きましては~
2008年12月に、キーボードとボーカルを担当するマリアンヌ東雲女史を支配人として東京で結成された女性4人組、「ポップで過激な大衆音楽」をコンセプトに掲げ、人工的近未来感覚と昭和元禄的狂騒をない交ぜにしたようなネオGSサウンドを聴かせるバンド
「キノコホテル」。
今日はそのキノコさんの怪しげな調べをお送りしたいと思います。
「キノコホテル」、この奇妙な名前を持つレディースバンドは、メンバー全員がキノコヘアーで赤を基調にしたミニのミリタリールックに身を固めていると言ったヴィジュアルで、最近では青や黒などさまざまなカラーのユニフォームも着用しているとのこと。
メンバーはボーカル&キーボード担当で、ホテルの支配人であるマリアンヌ東雲さんを中心として、ギター担当のイザベルことケメ鴨川さん、この方はキノコホテルで従業員を務める傍ら、ソロのフォークシンガーとしてもご活躍の様子で、この他ベース担当がホテル秘書でもあるエマニュエル小湊さん、そしてドラムス担当がメンバーの中で、唯一、普通免許を取得しているというファービーことファビエンヌ猪苗代さんの、実に個性的な4人から構成されております。
兎に角、昔懐かしい昭和の旋律に、これまたバリバリのファズギターが絡み、何とも言えない異形の音空間を演出。一聴しただけで、聴く者に強烈なインパクトを与えるバンドであるのは間違いのないところと言えるでしょう。
それでは今日はそんなキノコホテルで、昨年2月3日、フリクションのレックが名付け親でもある、徳間ジャパンのニューウェイヴレーベル「WAX」より発売となったアルバム「マリアンヌの憂鬱」から「真っ赤なゼリー」と「もえつきたいの」に2曲をお聞きください。
それではどうぞ!キノコホテルです!
●キノコホテルHP`
http://kinocohotel.web.fc2.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~

今日は1960年代から1970年代前半かけて活動した、アメリカはデトロイト出身の元祖パンクロック、元祖ガレージロックバンドともいわれております
MC5
(モーターシティー5)のギタリストで、かのパティ・スミスの旦那さんでも御座いましたギタリストのフレッド・ソニック・スミスさん。この方は1994年11月4日に、残念ながら、心臓麻痺でこの世を去ってしまった訳ですが、本日はこの彼を偲び、MC5の名盤と誉れの高い1969年発売のライブアルバム「キック・アウト・ザ・ジャムズ」から、タイトルチューンである「キック・アウト・ザ・ジャムズ」と「スターシップ」の2曲をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月16日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
22:09
│ROCK・MUSIC
2011年04月09日
クレモンティーヌ、川上三枝子(未映子)、JAGATARA

苦境にあっても天を恨まず…
頑張って下さい…。それしか言えずにごめんなさい。

皆さん今晩は!
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お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、新年度4月を迎えて、新たに社会人となった方、また進級、進学された学生諸君と、新しい環境で「期待」と「希望」を胸に抱きながら新生活をスタートさせた方々も沢山いらっしゃることかとは思いますが、しかし、今年は残念ながら、先月起こった大震災と、それに端を発した福島第一原発の未曽有のトラブルが追い討ちをかけ、祝賀ムードも一変。例年にない花見も自粛といったインケツな雰囲気の中、明日に続く第一歩を踏み出すことになってしまった訳ですが。
しかし「景気が悪い」といいながらも、全国から被災地に向け義援金の名の下に、日本赤十字社に寄せられた浄財は、伝え聞くところによりますと、3月31日の時点でおよそ696億円が寄贈され、16年前の阪神淡路大震災の時に寄せられた義援金の約3倍の金額が集まったとのことですが、確かにひとりひとりの命の重さに変わりはないとは言うものの、今回の震災及び津波による犠牲者や安否の判らない方々は、その数約28000人にも上り、また避難所で生活されている方は未だ17万人もいらっしゃるという事実を聞けば、それも当たり前の事と言うか、まだまだ資金が足りないように思えてしまうのと同時に、一方で『人の善意』の大きさに感動しては、まだまだこの日本も、そして無償の救援を申し出てくれた世界各国に対し、「この世も捨てたもんじゃないなぁ~」と改めて頭の下がる思いでもあります。
でも、一方で現在、被災地の復旧、復興の一番の足枷になっているのは、誰もがご存知の通り、東京電力が無責任にも「想定外」として、当初、責任を回避して見せた「福島第一原発」の事故であり、今もって人体に悪影響を及ぼす放射能を大量に含んだ汚染水が海に流れ込んだり、風に乗って空気中を漂っては農作物に被害を与えたりと、一向に解決に向かう気配には至っておりません。
本当にこれからどのような展開になるのか、放射能は遺伝子などを傷つける目に見えない猛毒だけに、子どもを持つ親としては、心配でヤキモキさせられること仕切りですが、とにかくこれで「安全」且つ「環境に優しいクリーンエネルギー」と美辞麗句で、盛んに国や電力会社が有名芸能人など使いプロパガンダしてきた『原子力発電』の建設には、否応なしにブレーキもかかり、もっと安全で、真の意味で環境に優しい某かの代替エネルギーを、また、わが日本は探していかなければならない曲がり角に立たされることになった訳です。
全く情けないやら、悲しいやらで「ホンマ、どないしてくれんねん。責任者出て来い!」と人生幸朗師匠ではないですが、怒鳴りたい衝動に身も心も震える次第では御座いますけども~。
でも、少し余談になりますけども、この間見た某夕刊紙には、『東電社員に対する嫌がらせ、過熱』という見出しで、恥ずかしい記事が掲載されていましたが、こういうことはやっぱり止めましょう。確かに東電のお偉方の態度は鼻持ちならないですが、しかしね、一般社員の皆さんはどこもそうですが、懸命に仕事をしている訳で、特に福島第一原発にとどまり、危険な現場で、不眠不休に近い状態で復旧作業に取り組んでいらっしゃる方々には罪もない訳で、混乱する被災地で『火事場泥棒』宜しく、金品の盗みを働くサイテー野郎とか、東電社員というだけで、無差別に非難のターゲットにして、姑息な嫌がらせする卑怯者だけには決してならないで頂きたいと思います。折角の日本人の良い評判が地に堕ちてしまいますしね。こういったことだけは、是非慎んで頂きたいと思います!というところで、それではここで今日は心穏やかになる癒しのメロディーをご用意させて貰いましたので、是非聴いて頂きたいと思いますが、東日本大震災が発生し、いち早く「被災者のために」ということで、日本が世界に誇る名曲、永 六輔・作詞、中村八大・作曲で坂本九さんが歌って大ヒットした「スキヤキ」こと「上を向いて歩こう」、これのカヴァーをプレゼントしてくれたフレンチの歌姫
「クレモンティーヌ」。
今日は彼女のベスト盤から「サントロペで」と「レテ~夏」のこの2曲をお届け致します。それではどうぞ!聴いてください、クレモンティーヌです。
クレモンティーヌ公式サイト
http://www.possion-h.com/cle/

続きましては~
2008年、軽妙な大阪弁を駆使した文体で、一種独特な雰囲気を与える小説「乳と卵(ちちとらん)」で第138回芥川賞を受賞し、一躍日本の文壇における変わり種女流作家と(まぁ~こういう言い方していいのかどうかはわかりませんが…)注目された、大阪市城東区生まれのシンガーソングライター「川上三枝子(未映子)」さんを取り上げて、その歌声に耳を傾けてみたいと思います。
川上三枝子さんは1976年8月、当年34歳の大阪市生まれのシンガーソングライターで、大阪市立工芸高校を卒業した後、2002年にビクターエンターテイメントから「うちへかえろう~Free Flowers~」というアルバムでデビュー。その後「未映子」と改名して、2004年には「夢見る機械」を制作。さらに、その翌年にはセルフプロデュースアルバム「頭の中と世界の結婚」を発表するとともに、青土社から発刊されている芸術総合誌、現在はサブカル、オタク色の強い雑誌との指摘もありますが、その「ユリイカ」という文芸誌に、自作の詩の投稿をするも、ユニークな作風のため、直ぐには掲載とはならず「文化系女子特集」という企画が持ち上がった際に、リズミカルで少し滑稽な大阪弁を駆使した文体の「先端で、さすわ、さされるわ、そらええわ」という作品タイトルの詩が初めて紙面を通じ発表されることとなり、因みにこの作品は2009年に遅ればせながら中原中也賞を受賞しています。で、以降は音楽と文学の二足の草鞋を器用に履きこなしては、2008年には先に申し上げましたように「乳と卵」で芥川賞を受賞、さらには2010年には映画「パンドラの匣」でキネマ旬報新人女優賞を受け、最近では黒坂圭太監督の「エロスとパッションが交錯した」禁断の最新アニメーション「緑子」のエンディングテーマとして「麒麟児の世界」という新曲も提供されている川上さんでは御座いますが…。
~というところで、それでは本日は、そんな「未映子」さんの2002年発表の1st「うちへかえろう」から、お勧めということで「39°」と「美味しい水」の2曲をお届け致します。
それではコケテッシュな雰囲気も魅力的な
川上未映子
さんです。どうぞ!
川上未映子の純粋悲性批判
http://www.mieko.jp/
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さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~
本日は1979年3月に東京都世田谷区にある『上馬(うえうま)ガソリンアレイ』でライブ活動をスタートするも、ステージ上で注目を集めるために、鶏や縞蛇を食い千切ったり、放尿をしたりと過激なパフォーマンスを展開したことから、エログロ際物バンドとしてのイメージが定着し、その優れた音楽性が正当に評価されるまでにかなり時間のかかってしまったジャパニーズ・ファンクバンド
「JAGATARA」
のヴォーカルで、1990年1月、自宅で風呂に入っている際に急逝した「江戸アケミ」氏を偲んで、今日は「JAGATARA」のアルバム「それから」に収録されている「いっちゃいけない症候群」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。

お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月9日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
01:43
│ROCK・MUSIC
2011年04月03日
2011年04月02日
泉谷しげる、マキシマム・ザ・ホルモン、桑名正博…

ミナミの計画停電実施中
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
さて、番組本編に突入する前に一言ということで~
もうお分かりのこととは存じますが、今月4月からは当番組、今まで住み慣れました毎週日曜午後8時半、戦国時代、室町末期の武将だった浅井長政の3女で、淀殿「茶々」の妹でもある「崇源院」(すうげんいん)の生涯を描いたNHK大河ドラマ「江」(ごう)や、眉毛のイモトが暴れまくる「世界の果てまでイッテQ」の裏番組として、耐えがたきを耐え、偲びがたきを偲び…というのは冗談ですが、そこの時間帯から、毎週土曜の午後11時、どちらかと言えば演歌、歌謡曲を御所望されるシルバー世代の方々よりも、よりハイカラと言いますか、ロックの類に興味のアンテナを尖らせている人たちが多いように思われる時間帯にお引っ越しさせて頂きまして、リスタートすることとなりました。
より一層、世間の流行り廃りに関係なく、洋の東西、アングラ、メジャーの垣根もぶっ壊し、バンバン天上天下唯我独尊、時に傲慢と思われることもありましょうが、兎に角、自らの感性に基づき、しかとこれまで通り、いや、これまで以上か、どちらにしてもBPOに怒られない程度に(笑)個性的な音楽情報番組として頑張って行きたいと思いますので、お馴染みさんは勿論、本日初めてお耳にかかった方も、今後とも是非お見知りおき頂き、御贔屓の程、宜しくお願い申し上げます。

それではこの辺で先ずは、初めてお耳にかかるリスナーに向けて名刺代わりの一曲ということで、1993年7月に起こった北海道南西沖地震で被災した奥尻島のために「ひとりフォークゲリラ」と称してチャリティーコンサートを行い、全国を行脚して見せた
泉谷しげる
さんが1994年に発表したアルバム「メッセージソングス」から力強い一曲「都市の夕映え」をお聞きください。
それではどうぞ!イズミヤ!
泉谷しげるオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/shigeru-izumiya/
それでは早速番組、本編の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、先月11日、突如、東北地方や関東近辺の地域を見舞ったマグニチュード9・0とされる未曾有の大地震は、本当にこれまで見たこともないような不幸な爪痕を遺した訳ですが、しかし本当に大変なのはこれから。被災された人々が抱える空虚な思い、喪失感。そうしたものを如何に、国を挙げてケアしていくか。交通インフラが回復し、津波に流され消失した家屋や車、その他さまざまな生活に必要とされるツールは、時間と共に再び取り戻すことは出来たとしても、大切な家族や友人、そして恋人など、失ってしまった命の数々は最早、どこにもその代わりを求めることは出来ない訳で、そんな人たちのためにわれわれが出来ることと言えば、唯一、この悲惨な出来事をいつまでも記憶の中に押しとどめて、風化させないこと。
「人間は忘れることが出来る動物だからこそ、明日を生きて行けるんだ」という言葉も、またひとつの真理ではあるのかも知れませんが、やはりわれわれは喜びも悲しみも全て心に焼き付けて、先の世代に語り継ぎ、70年が経過したあの太平洋戦争にしてもしかり、絶対に忘れることなく、営々とこの国が幸せであるように語り部を努めては、新しい悲劇を振り払うように、一歩でも、この国を、世の中を前進させなくてはいけないと思いますよね。
しかし、少し前の話にはなりますが、津波の影響で、想定外の破損が生じた「福島第一原発」の炉心を冷却させる為、現地入りして、10時間の放水を行い「核の暴走」(4月1日現在。これがエイプリルフールなら良かったが…。残念ながら大本営発表とは違い、チェルノブイリなみの最悪なケースに福島第一原発は陥ってしまっています~)をひとまず抑えてくれた、東京消防庁のハイパーレスキュー隊の佐藤康雄総隊長をはじめとするお3方の、先月19日の記者会見には思わず胸が熱くなりましたね。「日本の救世主になってください」とメールした奥さんも偉いですよね~。
本当にご苦労様でした。でもまだまだ被災地では、救援活動に全力を尽くしている沢山の人たち、諸外国からの応援チームなどがいる訳で、陳腐な表現で、自分の言葉の貧しさを恥じ入るばかりですが、今後とも皆さん方におかれては、くれぐれも体には気をつけて、被災地の人々のため、そして一日も早い東日本の復興のため、ご活躍をお願いするばかりです。そして、このラジオをお聞きの皆さんも、今後とも東日本の被災地のために出来ることを考えて、協力をまたお願いしたいと思います。
それでは、ここで元気のでそうな曲ということで、1998年結成、東京は八王子市出身の、川北兄弟を中心とするハードコアバンドで、お笑い界からの支持も高く、テレビのバラエティ番組でも、偶にその姿見かける、今やお茶の間でも馴染みの深いバンド「
マキシマム・ザ・ホルモン」
で「falling jimmy」と、アニメ「エアマスター」のエンディングテーマでもあった「ROLLING1000tOON」の2曲をお聞きください。それではどうぞ。
マキシマム・ザ・ホルモン
http://www.55mth.com/open.html
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、その昔は東のキャロル、西のファニカンと並び称された浪花が誇るロックンロールバンド「ファニーカンパニー」の看板ボーカリストであり、今もって関西ロックシーンにおいて、その独特な歌い回しと強烈な存在感で、数多くのアーティスト達のリスペクトを集める、いや今や関西ロックシーンのみならず、関西芸能界全体においてと説明した方が正確かも知れませんが、1980年創業の廻船問屋「桑文」(くわぶん)の7代目跡取りとして、1953年、大阪は天王寺区に生まれ、現在は廻船問屋「桑文」から意匠替えした「桑名興業」の社長も務め、実業家としての横顔も持つ、そんな当年57歳の
桑名正博
さんの歌声をお届けしたいと思います。
桑名さんは兵庫県にある甲南高校を入学式だけで退学し、1971年にファニーカンパニーを結成し、ロックの世界へと足を踏み入れる訳です。翌年に「スウィートホーム大阪」でデビューし、まずはバンドとして脚光を浴び、1975年頃からソロとしての活動を開始。1979年には「セクシャル・バイオレット・No.1」が大ヒットし一躍メジャーブレイク。今日に到るまで、連綿とそのキャリアを積み重ねて来ている訳ですが、しかし、当人はファニカンでのデビューの頃から「絶対にメジャーになるぞ!」といった重苦しい決意というか、切羽詰まったような気負いは全くなかったようで、それは今もって全く変わらない様子で、飄々とマイペースな活動を続けられているようです。
それでは、ここでそんな桑名さんの歌声を聴いてもらいたいと思います。今日は1976年7月、バンド「ゴーストタウン・ピープル」と共に製作し、発表した1stアルバム「フー・アー・ユー?」から、「馬鹿な男のR&R」を聴いてください。どうぞ!
桑名正博
http://www.kuwana.com/2010/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日は「ローリングストーンが選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」では堂々28位にランキングされている、アメリカはテキサス州出身の女性シンガーで、ヘロインの多量摂取により27歳の若さで亡くなってしまった
ジャニス・ジョプリン
を偲び、「アズ・グッド・アズ・ユーブ・ビーン・トゥ・ジス・ワールド」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月2日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
02:14
│ROCK・MUSIC
2011年03月27日
かまやつひろし、忌野清志郎

続きましては~
1939年1月生まれの御年「72歳」(!)という年齢も驚きの東京都出身のアーティスト、日本の音楽界の生き字引とも言える「ムッシュ」こと、あの
かまやつひろし
師匠を取り上げて、その歌声をお届けしたいと思います。
エルメスのニット帽がトレードマークのムッシュかまやつこと、釜萢弘(かまやつ ひろし)さんは、先にも紹介しましたように、1939年1月12日、東京生まれのアーティストで、父親は、今の若い人には全く縁遠い存在かもしれませんが、アメリカはカリフォルニア州ロサンゼルス生まれの日系アメリカ人2世で、日本ジャズ界の草分け的存在とも言われているシンガー・ディープ釜萢さんで御座いまして、そうした方を父親に持った訳ですから、当然、幼少の頃から周囲には洋の東西問わず種々様々な音楽が溢れており、自然のうちにムッシュもミュージシャンの道を志すこととなる訳です。
こと音楽に関しては環境も影響もあり、早熟だったムッシュは、青山学院高等部に進学した頃には、プロのカントリー&ウエスタン歌手としてデビューし、ミッキーカーチスさんなどと共に肩を並べ活躍。1963年には父親であるディープ釜萢さんが名付け親でもあったGSグループ「ザ・スパイダーズ」に参加。バン・バン・バン」や「ノーノーボーイ」など数々のヒット曲を書き下ろし、「ザ・スパイダーズ」の人気躍進ぶりに大いに貢献する訳です。1970年からはソロ活動に入り、お馴染みのヒットチューン「我が良き友よ」をはじめ、今日に至るまで数々のヒット曲を飛ばしては、72歳の現在も「現役ミュージシャン」として、音楽に対する情熱を枯らすことなくプレイされている訳です。
~というところで、それではここでそんなムッシュの楽曲を1曲お掛けしたいと思います。
曲はムッシュ自身、愛煙して止まないフランスはアルタディス社製のタバコ「ゴロワ―ズ」を題材にした「ゴロワ―ズを吸ったことがあるかい」です。それではどうぞ聴いてください!ムッシュです。
ムッシュかまやつ:フォーライフレコードオフィシャルサイト
http://www.forlife.co.jp/artist/?aid=FL00159
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。

蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は冒頭のコーナーでお掛けしたRCのヴォーカルで、2009年5月に、58歳の若さながら癌性リンパ管症で亡くなってしまった日本が世界に誇る愛すべきソウルシンガー・
忌野清志郎
さんを偲んで、もう一丁RCの「カバーズ」から「明日なき世界」を聴きながらお別れしたいと思います。
そろそろリビア空爆もやめてほしいぜ!オバマさん
で、ちょいとご報告ということで~
来週からこの番組は毎週土曜日の晩11時にお引っ越しします。
これまで通り御愛聴の程、よろしくお願い致します。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月27日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
10:24
│ROCK・MUSIC
2011年03月21日
RCサクセション、ザ・ブルーハーツ

クレモンティーヌが被災地に癒しの歌のプレゼント
http://www.possion-h.com/cle/
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今日はさんざん他の番組でも話題に上っていることかとは思いますが~。
当番組でも、無論、この話に触れない訳にはいかないということで…。
この番組はご存知の通り、録音ですので、毎度のことながらリアルタイムで発生した問題等にいち早く反応できないというところに難点も御座いますが、本当に今回、宮城県をはじめとする東北地方や関東近辺の地域が未曽有の大震災と、身の毛もよだつような津波災害に見舞われ、あの忌まわしき阪神淡路大震災を凌駕して余りある被害を出したと言うことで、お亡くなりになった方々には慎んで哀悼の意を表するとともに、まだまだ凍えるほどに肌寒いと聞く東北地方で、避難所生活を強いられている被災者の皆さんに対し、心よりお見舞いを申し上げます。また一刻も早い各地域の復興を願っております。本当に皆さん、頑張って下さい。
しかし、それにも増して腹が立つのは、地震災害に追い討ちをかけるように発生した福島第一原発でのトラブル。炉心溶融(メルトダウン)を引き起こし、狭い国土のこの日本が死の灰の恐怖に晒されるやも知れないというのに、歯切れの悪い説明で責任回避とも取れる、しょ~もない会見を繰り返した東京電力幹部の莫迦さ加減には、ほとほと呆れました。
講釈垂れの彼らによれば、『想定外』のマグニチュード9・0の地震によって発生した、これまた『想定外』の津波に襲われ、燃料棒を再臨界させないようにする冷却水を送り込む装置が波にさらわれ、炉心溶融、つまりは映画「チャイナシンドローム」でもお馴染みのメルトダウンの危機に瀕したということですが、唯一の被爆国であり、放射能という言葉には誰よりも敏感に反応するこの国『日本』にあっては、どれほど原子力産業を推進することが難しいかなんてことを、東京電力幹部の皆さんは全く理解していないご様子で、気安く想定外、想定外と連呼していましたが、ひとたび事故でも起これば、取り返しのつかない、正に国の存亡に関わることとなる危険物を取り扱うのに、想定外などということがあっていいものか。私自信、怒りに任せて振り上げた拳はその矛先を求めて、未だ振り下ろすことが出来ない思いで一杯です。
エジプト、リビア(米軍が今、空爆していますが~)、バーレーンなどの政情不安により、化石燃料の供給が難しくなることが必至とされるこの時期に、こうした失態は最悪で、今後、日本は立ち行かない経済とリンクする形でエネルギー問題にも頭を抱え、戦後61年を数える今年、今までにない最も困難な時代を迎えることになるのかなと思ったりする訳ですが。
だからこそ、われわれ日本国民、そしてこの国で共に生きる諸外国の仲間と今こそ一致団結をみせて、前向きに頑張るしかない訳です。どうか、被災地の皆さんは勿論、この日本で生きる皆さんも、今後辛い日々は続こうとも、懸命に歩いて行きましょう。

~ということで、資源に乏しいこの国で、是が非でも原発が要らないと言う訳でもないですが、政治家ともども無責任な東京電力幹部や訳の判らん原子力安全検査院のおっさん達
(『フクシマ50』と海外メディアからも賞賛を受けている、現場で働く東京電力の社員の方々の努力には心より感謝しております…。
今回の件でもわかるように有事の際、何時でも貧乏籤を引かされるのは実直に生きる無辜の民。それだけに、なおのこと!政府はじめ東電幹部や原子力安全検査院の鉄面皮達が許せない!あなたたちこそが現地に赴き、責任をとるべく仕事をすればいい!)に喝を入れる意味で、今日は3曲原発にまつわる曲を用意しました。
曲はRCサクセションの珠玉の名盤「カバーズ」から「ラブ・ミー・テンダー」と「サマータイムブルース」と、ザ・ブルーハーツの「チェルノブイリ」に加え、被災地の皆さんに頑張れとエールをおくる意味で、そして日本国民の全てが人に優しくあるように、そうした願いを込め、ブルーハーツの名曲「人にやさしく」の4曲を聞いて下さい。
地震にも、津波にも、放射能にも負けてたまるか!ということで…
それではどうぞ。


(レディオノーウェア2011・3・27オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
14:19
│ROCK・MUSIC
2011年03月20日
ギャング・オブ・フォー、BlieAN…

被災地に届け!歌声(NYタイムズスクエア)
最新NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000524-san-soci
福島第一原発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000334-yom-soci
被災地の皆様へ。
今、自衛隊、消防隊、警察、そして諸外国からの救援チームが皆様方の地域に入り、救援活動に尽力されています。
厳しい環境の中、被災地の皆様方も大変でしょうが希望をもって踏ん張って下さい。
一日も早く、被災地の皆様方に笑顔が戻りますよう、心より祈念致しております。
2011 3・20 DJ PON-CHANG!
内田裕也、泉谷しげる東北関東大震災支援活動
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110319-OHT1T00155.htm
辰巳琢郎ブログ「道草日記」
地獄…避難所で子どもが餓死(?)これは本当か?
「この状況を、たくさんの人に伝えて下さい。死体がゴロゴロなんですから。避難所にいるのに、食糧がなく、子供が餓死してるんですよ。お願いします、辰巳さん!」
http://ameblo.jp/tatsumitakuro/entry-10831822328.html
こんなことがこの日本で…。本当に何とかしてほしい。もどかしい、許せない、どうしたらいいのか~
(レディオノーウェア2011・3・20オンエアー分)

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今日は久々血湧き肉踊ると言いますか、私がまだ初々しきティーンエイジャーだった頃。第77回芥川賞を受賞した三田誠広さんの著書「僕って何」や岩波文庫から発売されていたフォイエルバッハの「唯心論と唯物論」などを読んでは、遅れてきたプチ学生運動家を気取り、さらにはピストルズやクラッシュなど、1970年代当時のロックシーンを鮮やかに席巻していたふてぶてしいパンクロッカーの洗礼を受けては暴力衝動、破壊衝動の塊として、まさに悪態つきまくりのとんがりコーンだった時代。ボアダム、つまりは退屈とは言いながらも、ロンドンはもちろんのこと、何だかんだと言いつつも、私の周囲も少なからず燃えていたように記憶していますが、問題はその後。直ぐに70年代後半から80年代にかけて、パンクは商業資本に飲み込まれ、一般ピープル受けするような体裁とともに、ニューウェイヴの名のもとに手懐けられ、またまた情けなくも退屈な代物に、その姿を変えてしまった訳です。
そんな中でもスリリングな刺激を与えつつ、今に続くポストパンクの元祖として、1977年に、イギリスはリーズから登場し私の心に躍動感を呼び戻してくれたのが、アンディ・ギル率いるところの「ギャング・オブ・フォー」で御座いまして、そのギャング・オブ・フォーが今年1月に16年振りということでニューアルバムを発表し、見事、健在ぶりをアピールしてくれていて、今や完璧にオッサンと化した私としても、のりピー、うれピー、マンモスピーとばかりに、小向容疑者のように、イラン人から余計な買い物をしなくても、合法的にハイになっている次第で御座います。
~というところで、話が上手く伝われば良いですが、要は久方振りに復活の狼煙を上げ、ポストパンク界の現人神として、現在リスペクトされているギャング・オブ・フォーの音を今日はこの場でご紹介しようということで御座いまして、また時を同じくするように、国内の音楽シーンに目を向けても、この頃ポストパンクサウンドを標榜する、粋の良い若手のバンドが幾つも台頭してきているような機運も伺えるということで、お勧めの国産若手ポストパンクバンドも合わせて2バンドご紹介したいと思います。
まずは何と言ってもギャング・オブ・フォーということで~
通常なら新譜のご紹介というのが当たり前でしょうが、それはまた次の機会にして、今日は1979年発表のファーストアルバム「エンターテイメント」から、「ダメージド・グッズ」と「アイ・ファウンド・ザット・エッセンス・レア」「アット・ホーム・ヒーズ・ア・ツーリスト」の3曲を聴いてください。どうぞ!
●ギャング・オブ・フォー
http://www.gangoffour.co.uk/

はい。ということで先ずはギャング・オブ・フォーで3曲を聴いて頂きましたが~
続きましては国内に目を向けてということで~
今月2日に新譜「モノリス」を発表した長崎県出身のポストパンクバンド「BlieAN」(ブライアン)、現在はフリクションと同じく、ベースと太鼓の2人組になっていますが、今日は2009年発表の、まだブライアンがギターを含めた3人組だった頃のアルバム「do gazar」(ドゥ・ゲイザー)から「morgof」(モーゴフ)と「セルフィッシュ・カンダム」の2曲と、さらにお勧めということで、もうひとバンド。2005年に元ナンバーガール、ザゼンボーイズのドラムだった「アヒト・イナザワ」が、自らヴォーカルその他のパートを務め、新たに結成した「ボラ・アンド・ジ・オリエンタル・マシーン」で、昨年9月に発売となったアルバム「プリンシブル」から~♪国を滅ぼす奴らが暗躍跋扈。左に傾く君の姿勢の悪さを修正♪~と歌う「Flag」を聴いてください。
それでは3曲続けてどうぞ!

●BlieAN HP
http://www.bliean.com/
●BlieANのドラム「Genki」のブログ
http://ameblo.jp/bliean-genki/entry-10412164540.html
●ボラ・アンド・ジ・オリエンタル・マシーン
http://www.volafc.com/


さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、1973年にアメリカで結成された奇抜なメイクと衣装でロックファンの度肝を抜いたハードロックバンドと言えば、最早、説明不要のKISSということで、ここ日本でも相変わらずの人気を維持しておりますが、途中、メイクを落とし素顔をさらした時期もありましたが、未だペルソナメイクは健在。今年中には新作スタジオアルバムも発表するということで、楽しみでは御座いますが、今日はそんなKISSの1977年に発表されたライブアルバム「ALIVEⅡ」から、●ロいタイトルも素敵な「メイキン・ラブ」、しかして邦題は「果てしなきロックファイアー」ということで、何でこんなタイトルがついたのかわかりませんが~。
それでは聴いてください。ケイ・アイ・エス・エス、KISSです。どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
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さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は2009年7月に急性硬膜外血種でお亡くなりになったギタリスト「アベフトシ」を偲んで、久々ミッシェル・ガン・エレファントの曲と言うことで、2003年発表のアルバム「サブリナ・ヘブン」から「ブラック・ラブ・ホール」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月20日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
23:11
│ROCK・MUSIC
2011年03月13日
Kocorono
東北太平洋沖地震で被災されました皆様方にお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々並びにそのご家族の皆様方に心よりお悔やみ申し上げます。
一刻も早い被災地の復興を祈念するとともに、日本国民のひとりとして微力ながらも御支援させて頂きたくも思っております。
被災地の皆様、頑張って下さい!
2011・3・13 DJ・PON-CHANG!

シャルケ04・内田篤人、ケルン・槙野からもメッセージ。インテル・長友は喪章を
http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1299972496
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110312-00000000-spnavip-spo.view-000
http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/f-sc-tp3-20110312-747501.html
(レディオノーウェア2011・3・13オンエアー分)
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今週は元ナンバーガールの紅一点だったギター担当の田渕ひさ子さんの加入によって、そのノイジィーでダイナミックな出色のロックサウンドにますます磨きのかかった北海道は留萌で結成された孤高のロックバンド「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」。そのブッチャーズのリアルな横顔を「77BOADROM」や「アナーキー」といったドキュメンタリー映画を手掛けては、新進気鋭の映像作家として、世間から注目を集めている川口潤監督が、初期のブッチャーズの貴重な映像も織り交ぜながら、「現在」を走るバンドに密着取材を敢行し、緊張感溢れる映像作品として完成させたのが、ブッチャーズの名盤と誉れも高い『アルバムタイトル』をそっくりそのまま拝借した「Kocorono」という作品で御座いまして、本日はその映画の公開と共に、またまた俄かにその周辺が騒がしくなってきている
「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」
をピックアップしては、そのサウンドをお届けしたいと思います。
ブラッドサースティ・ブッチャーズは、北海道は留萌市にある留萌工業高校(ちなみにこの高校は2001年に閉校となっていて、現在はないそうです~)のクラスメートであった吉村秀樹氏(Vo・G)と射守矢雄氏(イモリヤ・タケシ、B)の二人が1987年に結成した「畜生」というバンドを母体として、1989年に高校の後輩である小松正宏氏をドラマーに迎え、正式に「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」としてスタートを切り、その後、札幌のハードコア・シーンを牽引する最重要バンドとして、北海道のロックシーンを熱く彩って行く訳です。そして1991年、アメリカはワシントン出身のハードコアバンドであるフガジの初来日公演での共演をきっかけに、活動の拠点を東京に移すことになり、そこから今日に到るまでの23年間、「Kocorono」をはじめ「NO ALBUM 無題」など数々の名盤を発表するも、その道程は決して順風満帆と言えるものではなく、今回、そんな彼らの動きを追った川口監督のドキュメンタリー作品にも、その辺りの苦悩などが克明に記録されているようです。
この映画は先月5日、東京は渋谷にある「シアターN渋谷」で公開となり、その後は順次愛知、大阪、広島、福岡と全国各地を行脚するように公開されることになっておりますが、残念ながら、ここ関西においては、大阪はミナミに在る「シネマート心斎橋」で、先月26日から今月11日の日程で、既に公開は終わっておりまして、かくいう私も鑑賞のチャンスを逸して、正直観ておりません。是非、また近畿圏での再上映、それが叶わないのであれば、早々にDVD化をお願いしたいとも思っております。実に勝手なことを言っておりますが~(笑)
それでは、ビークルのヒダカトオルや俳優・浅野忠信など、星の数ほどのアーティストやアクター、そしてクリエイターにリスペクトされて止まない、そんな日本ロック界の至宝とも言われるブッチャーズの曲ということで、本日はジミー大西がジャケット画を手掛けたアルバム「未完成」から「ファウスト」と「未完成」、そして名盤「Kocorono」から「2月」の3曲お届けします。
お聴き下さい。どうぞ!
●長編ドキュメンタリー映画「Kocorono」
http://www.kocorono-movie.com/
●ブラッドサースティ・ブッチャーズ
http://www.bloodthirsty-butchers.com/


続きましては~
1970年にドイツはデュッセルドルフで結成された、後にアフリカバンバータや、日本では坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の3人組からなる、言わずと知れた国民的音楽集団「YMO」に多大なる影響を与えた、元祖テクノバンド、日本語に訳すと「発電所」という意味なるバンド名を持つ
「クラフトワーク」
(因みに母国ドイツではクラフトヴェルクと発音するようですが…)をご紹介したいと思います。
クラフトワークは先にも紹介したように1970年、ドイツはデュッセルドルフで結成された4人組で御座いまして。現在はバンドの創始者であるラルフ・フッター以外オリジナルメンバーは在籍していませんが、シンセサイザーを前面に打ち出した「エレクトロ・ポップ」といった音楽性については、全く変化のないところであります。
YMOをはじめとするテクノミュージシャンや、ヒップホップの黎明期には「ゲロッパ!」でお馴染みのR&B界の巨人「ジェームス・ブラウン」御大の楽曲と共に、最もサンプリングされたバンドのひとつに数えられているということです。
それでは今宵は1977年発表の「ヨーロッパ特急」から、日本では広島県出身のデザイナー「三宅一生」が登場したサントリー角瓶のCMを通じてヒットした「ショールーム・ダミー」を聞いて下さい。それではどうぞ。クラフトヴェルグです!
●クラフトワーク
http://www.kraftwerk.com/

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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さて最後は…何時もなら「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日もまたまたこのコーナーはお休みさせて頂きまして、本日のラストは大阪市此花区生まれのSAMURAIギタリスト、昨年EMIミュージックジャパンに移籍し、名前も新たに
「雅-MIYAVI」(ミヤヴィ)
とした、その彼の通算10枚目のシングルである「TORTURE」(トリート)をお掛けしてお別れしたいと思います。

スラップを中心としたアコースティック・ギターによる独特のプレイスタイルが素晴らしく、一聴するとエレキに聞こえるかもしれませんが、今回お掛けする曲もアコギによるプレイですから!ビックリしまっせ!ホンマ!
~ということで、それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月13日オンエアー分)
一刻も早い被災地の復興を祈念するとともに、日本国民のひとりとして微力ながらも御支援させて頂きたくも思っております。
被災地の皆様、頑張って下さい!
2011・3・13 DJ・PON-CHANG!

シャルケ04・内田篤人、ケルン・槙野からもメッセージ。インテル・長友は喪章を
http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1299972496
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110312-00000000-spnavip-spo.view-000
http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/f-sc-tp3-20110312-747501.html
(レディオノーウェア2011・3・13オンエアー分)
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今週は元ナンバーガールの紅一点だったギター担当の田渕ひさ子さんの加入によって、そのノイジィーでダイナミックな出色のロックサウンドにますます磨きのかかった北海道は留萌で結成された孤高のロックバンド「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」。そのブッチャーズのリアルな横顔を「77BOADROM」や「アナーキー」といったドキュメンタリー映画を手掛けては、新進気鋭の映像作家として、世間から注目を集めている川口潤監督が、初期のブッチャーズの貴重な映像も織り交ぜながら、「現在」を走るバンドに密着取材を敢行し、緊張感溢れる映像作品として完成させたのが、ブッチャーズの名盤と誉れも高い『アルバムタイトル』をそっくりそのまま拝借した「Kocorono」という作品で御座いまして、本日はその映画の公開と共に、またまた俄かにその周辺が騒がしくなってきている
「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」
をピックアップしては、そのサウンドをお届けしたいと思います。
ブラッドサースティ・ブッチャーズは、北海道は留萌市にある留萌工業高校(ちなみにこの高校は2001年に閉校となっていて、現在はないそうです~)のクラスメートであった吉村秀樹氏(Vo・G)と射守矢雄氏(イモリヤ・タケシ、B)の二人が1987年に結成した「畜生」というバンドを母体として、1989年に高校の後輩である小松正宏氏をドラマーに迎え、正式に「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」としてスタートを切り、その後、札幌のハードコア・シーンを牽引する最重要バンドとして、北海道のロックシーンを熱く彩って行く訳です。そして1991年、アメリカはワシントン出身のハードコアバンドであるフガジの初来日公演での共演をきっかけに、活動の拠点を東京に移すことになり、そこから今日に到るまでの23年間、「Kocorono」をはじめ「NO ALBUM 無題」など数々の名盤を発表するも、その道程は決して順風満帆と言えるものではなく、今回、そんな彼らの動きを追った川口監督のドキュメンタリー作品にも、その辺りの苦悩などが克明に記録されているようです。
この映画は先月5日、東京は渋谷にある「シアターN渋谷」で公開となり、その後は順次愛知、大阪、広島、福岡と全国各地を行脚するように公開されることになっておりますが、残念ながら、ここ関西においては、大阪はミナミに在る「シネマート心斎橋」で、先月26日から今月11日の日程で、既に公開は終わっておりまして、かくいう私も鑑賞のチャンスを逸して、正直観ておりません。是非、また近畿圏での再上映、それが叶わないのであれば、早々にDVD化をお願いしたいとも思っております。実に勝手なことを言っておりますが~(笑)
それでは、ビークルのヒダカトオルや俳優・浅野忠信など、星の数ほどのアーティストやアクター、そしてクリエイターにリスペクトされて止まない、そんな日本ロック界の至宝とも言われるブッチャーズの曲ということで、本日はジミー大西がジャケット画を手掛けたアルバム「未完成」から「ファウスト」と「未完成」、そして名盤「Kocorono」から「2月」の3曲お届けします。
お聴き下さい。どうぞ!
●長編ドキュメンタリー映画「Kocorono」
http://www.kocorono-movie.com/
●ブラッドサースティ・ブッチャーズ
http://www.bloodthirsty-butchers.com/


続きましては~
1970年にドイツはデュッセルドルフで結成された、後にアフリカバンバータや、日本では坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の3人組からなる、言わずと知れた国民的音楽集団「YMO」に多大なる影響を与えた、元祖テクノバンド、日本語に訳すと「発電所」という意味なるバンド名を持つ
「クラフトワーク」
(因みに母国ドイツではクラフトヴェルクと発音するようですが…)をご紹介したいと思います。
クラフトワークは先にも紹介したように1970年、ドイツはデュッセルドルフで結成された4人組で御座いまして。現在はバンドの創始者であるラルフ・フッター以外オリジナルメンバーは在籍していませんが、シンセサイザーを前面に打ち出した「エレクトロ・ポップ」といった音楽性については、全く変化のないところであります。
YMOをはじめとするテクノミュージシャンや、ヒップホップの黎明期には「ゲロッパ!」でお馴染みのR&B界の巨人「ジェームス・ブラウン」御大の楽曲と共に、最もサンプリングされたバンドのひとつに数えられているということです。
それでは今宵は1977年発表の「ヨーロッパ特急」から、日本では広島県出身のデザイナー「三宅一生」が登場したサントリー角瓶のCMを通じてヒットした「ショールーム・ダミー」を聞いて下さい。それではどうぞ。クラフトヴェルグです!
●クラフトワーク
http://www.kraftwerk.com/

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…何時もなら「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日もまたまたこのコーナーはお休みさせて頂きまして、本日のラストは大阪市此花区生まれのSAMURAIギタリスト、昨年EMIミュージックジャパンに移籍し、名前も新たに
「雅-MIYAVI」(ミヤヴィ)
とした、その彼の通算10枚目のシングルである「TORTURE」(トリート)をお掛けしてお別れしたいと思います。

スラップを中心としたアコースティック・ギターによる独特のプレイスタイルが素晴らしく、一聴するとエレキに聞こえるかもしれませんが、今回お掛けする曲もアコギによるプレイですから!ビックリしまっせ!ホンマ!
~ということで、それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月13日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
12:38
│ROCK・MUSIC
2011年03月06日
グラミー賞、筋肉少女帯

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、先月13日。世界最高峰とも言えるワールドワイドな音楽賞「第53回グラミー賞」が、今年はロサンゼルスのステイプルズ・センターを舞台に挙行された訳ですが、今年は何と4人の日本人がタイトルを獲得するという快挙が起こり、それが故に朝のワイドショーなどでは、B'zの松本孝弘氏の受賞の模様や、スタンリークラーク・バンドの一員として栄誉に浴したジャズピアニストの「上原ひろみ」さんなどを、直接ゲストと引っ張り出しては、例年になくグラミーのニュースを頻繁に取り上げておりましたが…。
で、今年のグラミー賞。主要4部門では、まず年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞の2部門で栄冠に輝いたのは、下馬評通り、アメリカはテネシー州出身のバンドで、『南北戦争以前』と言う名前を持つ「レディ・アンテベラム」の「ニード・ユー・ナウ~いま君を愛してる」でしたが、一方、レディ・アンテベラムをはじめエミネムやレディー・ガガなどの強力な競争相手を抑え込み、見事、周りの予想を覆し、年間最優秀アルバム賞を手にしたのは、カナダはケベック州モントリオール出身の、木琴やクラリネットなどを駆使した、どちらかと言えばロックバンドというよりも「旅芸人の一座」と表現した方が、イメージ的にはぴったりくるようなインディーズ界出身のバンド「アーケイド・ファイア」の「ザ・サバーブス(郊外)」で御座いまして、これには当地の数多ある音楽マスコミもびっくりしたようで御座いますが。また最優秀新人賞には、かのジャスティン・ビーバー君を抑え、アメリカはオレゴン州ポートランド出身のアフリカ系アメリカ人で、ウェールズやスペインの血も受け継ぐという才気豊かなマルチ・インストゥルメンタリストで、主にベースをプレイするエスペランサ・スポルティングさんという女性ミュージシャンが獲得しました。結構、私はこの手の黒人混血女性に弱いですな~。個人的な趣味の話はどうでもいいですが…(笑)。
しかし今回は何と言っても注目の的となったのは、芸能マスコミが色めきたったように4人の日本人がタイトル・ホルダーになったこと。最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバムに輝いたのは、あのルーム335のおっさん「ラリー・カールトン」とタッグを組んだ松本孝弘のアルバム「TAKE YOUR PICK」、そして最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞ということで、クラシックピアニストの内田光子さんがモーツァルト・ピアノ協奏曲第23番・第24番で受賞、上原ひろみさんがスタンリークラーク君とともに最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞で受賞、さらにポール・ウィンター・コンソートの一員として「最優秀ニューエージアルバム賞」を受賞し、トロフィーを手にしたのが松山夕貴子さんということで、本当に日本人にとっては嬉しさも100倍といった感じの今年のグラミーとなりました。
いや~スポーツの世界と言い、音楽の世界といい、日本経済が落ち込む中でも明るい話題を提供してくれるニュースが他方では多く、同じ日本人としては嬉しい限りではございますなぁ~。
~というところで、それでは今宵はグラミーに因んでということで、これがレディー・ガガとかエミネム、ジャスティン・ビーバーとかが独占するような催しになっていたら、完璧に他の番組聞いてくれという具合になっていたでしょうが…。いやいや嘘、嘘…。
で、今日はラリーと松本氏の作品であります「TAKE YOUR PICK」から、タイトルチューンの「TAKE YOUR PICK」を、そして年間最優秀アルバム賞の栄冠を手にしたアーケイド・ファイアの「ザ・サバーブス」からお届けできたら良かったんですが、私手持ちがないんで、今日は2004年発表の1st「フューネラル」から「ネイバーフッド#1(タネルズ)」の2曲を聴いて頂きたく思います。それではどうぞ!

第53回グラミー賞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC53%E5%9B%9E%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%BC%E8%B3%9E

続きましては~
中学生時代の1979年に結成した「ドテチンズ」や「筋肉少年少女隊」を母体に、1982年から活動を開始した、現在、作家、エッセイスト、タレントとしても活動の幅を広げている才能溢れる大槻ケンヂ君と、過去に「週刊ファミ通」への連載も持っていたゲーム通としても一部では知られているベースの内田雄一郎氏を核とするバンド「King-Show」こと「筋肉少女帯」、このバンドに今宵はスポットを当ててご紹介したいと思います。
江戸川乱歩をこよなく愛し、多感な中学時代に諸星大二郎や蛭子能収などの特殊漫画家(このフレーズは根本敬さんの専売特許か!)に多大なる影響を受けた大槻ケンヂの幻想的で自虐的な世界観をベースにした歌詞と、プログレ、ハードロックに通ずる異常にテクニカルな演奏で、日本のロックシーンにおいて出色の個性を放つバンドとして存在感を示すKing-Showでは御座いますが、その楽曲タイトル、たとえば「高木ブー伝説」とか、「日本をインドにしてしまえ!」でお馴染みの「日本印度化計画」など、その独特の表現手法が世間ではかなり誤解の種として流通しているきらいがあり、イロモノ、際物、コミックバンドの類と位置付けられるといった不幸な側面をも持ったバンドであります。
じっくり聞いて頂ければ、人生における悲哀や無情さなど切々を刻みつける歌詞やめちゃめちゃクオリティーの高い演奏など、他のバンドにはない、その素晴らしさにきっと気付いて頂けることかと思います。
それでは筋肉少女帯で2曲行きましょう。
「僕はこの世を憎む」と犯行声明を出して、爆弾騒ぎを起こす、猫とサボテンだけが友達とする孤独な少年を主人公とする「サボテンとバンドライン」、そして「いつか恋も終わりが来るのだから」「ひとりででも君が生きていけるように」と、彼女に今、僕が出来ることは何かと自問自答する男の子の気持ちを綴った「香菜、頭をよくしてあげよう」を聞いてください。筋肉少女帯です。ほんとに良いバンドでっせ!どうぞ!
大槻ケンヂHP
http://www.okenkikaku.jp/okenkikaku/o-ken/top.html
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日はちょいお休みをいただいて、最後も先にお掛けした筋肉少女帯を聞きながら、お別れしたいと思います。
曲は「僕の宗教へようこそ」です。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月6日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
14:20
│ROCK・MUSIC
2011年02月27日
Gary Moore ゲイリームーア

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、今晩もまたまた悲しいお知らせといいますか、当然もうご存知の方も多数いらっしゃることかとは思いますが、ブルースをベースにしながらも、アイルランド人ならではの叙情性を全面的にフィーチャアした『泣きのフレーズ』が同じ島国で生きる、われわれの心の琴線を揺さぶるのか、特にここ日本では圧倒的な人気を誇っておりましたスーパーギタリスト、孤高のハードロッカー
『ゲイリームーア』
様が今月6日、休暇で訪れていたスペインはコスタデルソルのホテルで、当初、大量飲酒を原因とした窒息死ではないかと報じられていたようですが、彼のマネージャー曰く、ジミヘンのように「ゲイリーはロックの犠牲者ではない」というように、実は心臓麻痺で唐突にお亡くなりになったというのが真相のようで、最近では新しいギターも購入し、子どものごとく意気揚々としていたようで、兎に角、58歳という若さでもあり、本当にまだまだ人生はこれからというところでの突然のリタイア。神の思し召しとはいえ、さぞかし当人も無念だったとは思いますが…。
…ということで、今回はまたまたぶち抜きでゲイリーの御霊を慰めるべく、特集で、ゲイリーの名を一躍ロックシーンに轟かせることになったシンリジィの名盤「ブラックローズ」の中から何曲か、また、その他ギター職人として(彼はボーカリストとしても大したものでしたが~)さまざまに手がけてきた仕事の幾つかを時間の許す限り、ご紹介したいと思います。まずは何はともあれシンリジィの名盤「ブラックローズ」から、スコット・ゴーハムとの流麗なるツインリードの調べも素晴らしい「やつらはデンジャラス」と「アリバイ」そして「キブ・イット・アップ」の3曲行きましょう。それではどうぞ。ゲイリームーアです。
●ゲイリームーア HP
http://www.gary-moore.com/
●ゲイリームーアWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%A2


はい、まずはシンリジィ時代のゲイリームーアのプレイを聴いて頂きましたが、如何でしたでしょうか。シンリジィを知らない人でも十分楽しんでお聞き頂けたことかと思いますが。実にストレートで取っつき易い曲の構成が、このシンリジィの何ものにも代えがたい魅力で御座いまして~。ゲイリーにしてもテクニシャンでありながら必要以上に早弾きで押しまくることもせず、兎に角、印象的でメロディアスなフレーズをひとつひとつ丁寧に、安定感抜群の演奏で聴かせるといった具合で、こうしたところが、この日本で高い人気を勝ち得るひとつの原因だったようにも思いますが…。
で、このゲイリームーアさん。1952年4月生まれの北アイルランドはベルファスト出身のスーパーギタリストで、音楽は小学生の頃に始めたピアノがきっかけだったようですが、ピアノについては師匠に恵まれなかったこともあって途中で挫折。10歳の頃からギターを無手勝流、つまりは独学でスタートし、当時、人気だったリッチー・ブラックモアやエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、その中でも特にフリードウッド・マックの創設メンバーでもあったピーター・グリーンを一番の御贔屓にしていたようで、若かりし頃は熱心にコピーし、果てはプロデビューを夢見ていたようあります。
1968年にスキッドロウというバンドに加入し、後のシンリジィの中心人物であるフィル・リノットと運命的な出会いを果たすも、このバンドでは3枚のアルバムを制作して脱退。その後、1970年にはゲイリームーアバンドを結成、さらに1974年からはフィルが結成したシンリジィに誘われ参加。一旦脱退するも、1977年に正式メンバーとして復帰し、先に紹介させて頂きました名盤「ブラックローズ」を1979年に制作。また一方でレインボーのメンバーとしてもお馴染みの鍵盤奏者「ドン・エイリー」や、ホワイト・スネイクや日本が世界に誇るハードロックバンド「バウワウ」のメンバーとしても顔を売ったベース奏者の二―ル・マーレイ等と共にジャズロック・バンド「コロシアムⅡ」などでもプレイ。多岐に亘る音楽活動を展開し、その輝かしいキャリアに磨きをかけていく訳です。
1990年からは原点回帰。ブルースにのめり込み、さまざまなミュージシャン達と交流を重ねながら演奏活動を続けていた訳ですが、番組冒頭にもお伝えしたように、休暇滞在先のスペインで今月6日、心臓麻痺のため、非常に残念なことではありますが、帰らぬ人になってしまった訳です。
ここに改めてゲイリーの冥福を祈りたいと思いますが…。
~というところで、それではここでまたまたゲイリーの曲を。
1978年発表のソロ第一弾アルバム「バック・オン・ザ・ストリート」に収録されている盟友フィル・リノットが手掛けた楽曲にしてゲイリーの代表曲でもある「パリの散歩道」をライブで、そしてフリーのカヴァー曲で「ウィッシング・ウェル」の2曲をお聴きください。どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後も…本日はゲイリームーアの曲ということで、シンリジィの名曲でもあります、ゲイリーの早弾きが炸裂する「アウト・イン・ザ・フィールズ」、これをお掛けしながら、お別れしたいと思います。
今週で2月、如月も終わり。来週からは3月、弥生ということで、さらに気合いをいれて、頑張って行きますんでよろしくね~。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
おまけ!
この曲、面白いですよ~

痛快!ドキッてする方も多いでしょう!お猿の次郎君のように反省!
くたばれJ-POP
タニザワトモフミ 作詞・作曲
逢いたすぎ 着信待ちすぎ ひとり怖すぎ
励ましすぎ 守りすぎ なぜに桜舞いすぎ
どれもこれも似たような歌詞とメロディ
アレンジまでおんなじ
アレが売れたらアレ真似して それが音楽かい
くたばれよ みんなのJ-POP
「翼広げて」消えろ
昔はよかったなんて言いたくないぜ
泣かせてよ 酔わせて 笑わせて 感動させてジャパニーズ・ポップ
こんなに愛してやまないのに
間奏約25秒!(笑)
英語使い過ぎ フューチャリングしすぎ
遊びなさすぎ
リスナーの顔色 伺いすぎた結果 レベル低すぎ
I Love You 君と永遠にForever
弱い自分に負けないで
かけがえのないキセキ抱きしめる これが好きなのかい?
くたばれよ みんなのJ-POP
「瞳閉じて」死んじまえ
今こそ最高だって僕は言いたいだけさ
泣かせてよ 酔わせて 笑わせて 感動させてジャパニーズ・ポップ
こんなに愛してやまないのに
(2011年2月27日オンエアー分)
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at
09:16
│ROCK・MUSIC