2008年07月31日

「闇の子供たち」

続きましては、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。





今日は、今月2日からテアトル梅田やシネマート心斎橋といったちょっとマニアックで個性的な映画作品を提供し続けている関西のミニシアターなどで公開がスタートした、幼児売買春、人身売買などの知られざる闇の実情といった重い内容をテーマに据えた映画
「闇の子供たち」

に少し触れながら、エンドロールの際に流れる「この作品の為に」として、
桑田佳佑

が書き下ろした
「現代東京奇譚」

を皆さんと共に聴いてみたいと思いますが。

「闇の子供たち」。
この映画は「血と骨」(この作品もビートたけし主演で映像化されましたが)等の小説で今や文壇の重鎮ごとき風格さえ漂う
梁石日(ヤン・ソギル)

氏の問題作をベースとし、「亡国のイージス」などのクオリティーの高い作品を世に放ち、その手腕に注目の集まる
阪本順治監督

がメガホンをとり映像化されたもの。
内容が内容だけに映画関係者の間では映像化するのはほぼ不可能とされていたが、今回タイでの大がかりなロケを敢行して、見事実写化することに成功した。

さて、その問題の本筋だが、現代の世の中では人をお金で買うことなど出来ない。出来得る筈もない。確かに、その昔においては凡そ人権を無視した忌わしき奴隷制度などの存在が史実の上には残されてもいるが…。しかし、現代社会においては消滅した筈の人身売買も、実は漆黒の闇に紛れて存在していたのだ。それも罪もないキディ(幼子)達を標的とする、厭らしい欲望を抱く金持ち達の手によって。
タイ在住の新聞記者・南部(江口洋介)は、NGOの職員として現地で活動する音羽(宮崎あおい)とこれまたフリーカメラマンとして現地で撮影を続ける与田(妻夫木聡)の協力を得て、実際にタイを舞台に横行するとされる欲望の代償としての幼児売買、臓器密売の実態に迫るべく取材に乗り出す。そして辿り着いた先には底なし沼のような悪夢が横臥わり、愕然とする3人。どうにかして犠牲となっている闇の子供たちを救うべく懸命な努力を見せる3人だったがもがけばもがく程に残酷な現実がせせら笑うがごとく立ちはだかるのであった…。
最終的には、傲慢で金にまみれた欲望の塊のような我々「日本人」に跳ね返ってくるストーリー展開が、何とも言えず苦々しく心を押し潰すような感じとなる訳ですが…。

この映画に出演しているのが江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、そして佐藤浩市といった演技に定評のある実力派ばかり。それ故に映画もリアルに観る者の心に響き、圧倒するのである。





是非機会あれば、この放送をお聞きの皆さんにも、この「闇の子供たち」をご覧いただき幼児売買春、臓器密売の実態を認識して貰い、少しでもこういった問題が解決の方向に向かうように進んでくれたらと私自身も願う許りです。

~ということで、では、この映画のコンセプトに共感して、オリジナル曲として書き下ろしたという
桑田佳佑


「現代東京奇譚」

を聴きたいと思います。

なおこの映画の詳しいことに関しては映画の専用HPが御座いますのでそちらの方をご覧くださいね。

闇の子供たちHP

http://www.yami-kodomo.jp/

また、闇の子供たちHPには違法で人権蹂躙も甚だしい破廉恥な幼児売買や臓器密売をSTOPするためのコードプロジェクトや日本ユニセフ協会のHPもございますので、是非アクセスしてください。


コードプロジェクト

http://www.unicef.or.jp/code-p/index.htm


日本ユニセフ協会

http://www.unicef.or.jp/about_unicef/advocacy/movie080701.html

それでは桑田佳佑で
「闇の子供たち」
の主題歌
「現代東京奇譚」

です。
どうぞ。

(8・3オンエア分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 07:03Comments(0)サウンドトラック・映画音楽

2008年07月28日

エゴラッピン / GO ACTION

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!どうぞ宜しく!

それでは早速番組の方進めていきたいと思いますが…。

さて、夏本番を迎えて、学生さん達はサマー・ホリディ真っ只中ということで大いに羽根を伸ばしては、思い思いにさまざまな計画を立てて青春の素晴らしい日々を謳歌していることかとは思いますが、まぁ、我々社会人にはあっては、仕事があったりで、そんなことは関係もなければ、勿論、主婦業に精を出されている奥さん方にあっても吉野家並みに年中無休でフル稼働で活躍されているかと思います。





ということで、今日は冒頭、私を含め、そういったこのクソ暑い最中、夏休みもないという同胞の皆様に向けて、ちょっとでも夏の雰囲気を味わえるような趣きのある曲ということで
エゴラッピン
の最新曲、7月9日トイズ・ファクトリーから発売された
「GO ACTION」

を先ずはプレゼントしたいと思います。
冒頭のホーンの音が、タイか何処かアジアの街角をイメージさせる猥雑で無国籍な雰囲気で、ホント夏らしいナンバーです。
それでは、目を閉じて束の間のイメージトリップをバックパッカーか何かになった気分で楽しんでみてください。それではどうぞ!
エゴラッピンです。
(8・3オンエア分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:03Comments(0)ROCK・MUSIC

2008年07月22日

がんばれ!清志郎!

さて、続きましてはミュージックカレイドスコープ若しくはキーワードAtoZをお送りするところでは御座いますが、本日はその枠組みをちょっと取っ払い、私がリスペクトして止まない、いや私だけではないですね。日本国民全てが世界に誇るグレイトソウルマン・
忌野清志郎

さんにスポットをあてて時間の許す限りフルに特集をさせていただきたく思います。





改めて説明する迄もないですか、先頃足に痛みと違和感を覚えて病院に出向いたところ、腰骨への癌の転移が発覚。7月14日、自らのホームページ「地味変」にその旨を伝える直筆メッセージを寄せては「ブルースはまだまだ続く。もう一度夢をみよう」と力強く記したミスター清志郎。喉頭癌を患った際には、化学療法を寄せ付けず玄米食などを実践し、自然治癒力を巧く引き出しては癌を消し去り、見事に復活の狼煙を挙げてみせた清志郎さん。この夏はフジロックをはじめ色んなイベントに登場しては、そのソウルフルな歌声を爆発させる予定だった訳でした。
しかし、好事魔多しとはよくいったもので最悪のタイミングで癌が再発。
我々ファンが待ち望んでいた清志郎さんとのイカしたロッキンな時間はまたも、暫しお預けとなってしまいました。
だがホームページのメッセージにもあるように必ずや彼は戻ってくる。まだまだ魂を揺さぶる彼のブルースは続くのである。ということで、今日は清志郎さんの一刻も早い回復に思いを馳せながら、RC時代の楽曲を中心として、皆さんと共にしっかり彼の歌声に耳を傾けたいと思います。

但し、これは何時ものことではありますが、選曲に関してはまたまた私の好みでチョイスしてはお送りしますので、中には消化不良を起こし、おかんむりとなられる御仁もいるやもしれませんが、その点については予めご容赦くださいね。
では、お待たせしました。まずは1980年発売当時、若者の勤労意欲を削ぐということで、有線で放送禁止となったいわくつきのシングル
「ボスしけてるぜ」

をお送りしたいと思います。それではどうぞ!

さてさて、続きましてはRCの数多あるアルバムの中でも、私があの問題作「カバーズ」と共に最高傑作として高く評価しては、大いに贔屓にさせて貰っております1981年発表のアルバム(正直、最近紙ジャケCDで買い直しました。)
「BLUE」

から軽快なジャンプナンバー、チャボのソリッドでトレブリィーなギターとG2の鍵盤が印象的な飲んだくれジョニーの歌
「ジョニーブルー」

をおかけしたいと思います。
どうぞ。

“ラジオでロック”
「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便636-8555 FM 81.4(ハイホー)

またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!

●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere.narasaku.jp/

●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/

さて、本日はエンディングも清志郎さんの歌声をオンエアして、お別れしたいと思いますけども。
これまた私が贔屓にしているアルバム「BLUE」に収録されている何とも切ない胸に沁み入るリリックと鳴きのサックスが印象的でブラボーなナンバー
「まぼろし」
をおかけ致します!

それではまた来週。時間になりましたらダイヤルはFM81.4に合わせて頂きまして、この番組にお付き合いくださいませ。お相手はDJ PON-CHANG!でした。
またね。BYE-BYE!

(7・27オンエアー分)

今週はおまけとしてちょろりと「デューク・エリントン楽団」
『A列車でいこう』
が流れますっ!おまけですが…。



清志郎さんHP・地味変

http://www.kiyoshiro.co.jp/


清志郎さん直筆メッセージ

http://www.kiyoshiro.co.jp/news/index.html





  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:30Comments(0)ROCK・MUSIC

2008年07月22日

改めてラモーンズ!

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!

「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しく!

それでは早速番組の方進めていきたいと思いますが…。

その前に、今週もまたまた、この粗忽者PON-CHANG!
冒頭からリスナーの皆様に対してお詫びをしなければいけない粗相を番組の中でやらかしてしまいました。



~というのも、実は先週、先々週と2回に跨がってノックオンザヘブンズドアのコーナーでは、張り切ってルーツ・オブ・パンクロックとも言える、かのヘイホーレッツゴーの掛け声でもお馴染みの
『ラモーンズ』

を取り上げて、その痛快無比なバブルガムパンクサウンドをお届けする予定だったのですが、先々週も、先週も触りだけといった格好で、そのサウンドを殆ど電波に乗せることもなく番組自体がフェイドアウトするという、とんでもない展開になってしまいまして。ハイ。
まぁ、言い訳をするわけではありませんが、番組の主旨としましては、お掛けする曲はなるべくフルコーラスで言うことにしておりますので、この2週に関してはかなり欲張り過ぎて、かのような事態を引き起こしてしまったのかも知れませんが。
兎に角、ここに改めてリスナーの皆さんに対しお詫び、特にラモーンズファンの方々には平身低頭、慎んで陳謝したいと思います。本当に申し訳ございませんでした。
ということで今回冒頭は懺悔の意味を込め、電波に乗ることもなく不憫な格好となってしまったラモーンズサウンドを『グレイテストヒッツライブ』より今一度お掛けして私の禊とさせていただきたく思います。曲はお掛けできなかった
「ペットセメタリー」


「ドゥ・ユー・リメンバー・ロックンロールレディオ」

です。それでは続けてどうぞ。ラモーンズです。あいすまん!

(7・27オンエアー分)  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:05Comments(0)ROCK・MUSIC

2008年07月20日

ラモーンズ / ドゥー・ユー・リメンバー・R&R・レイディオ

“ラジオでロック”
「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。





E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便636-8555 FM 81.4(ハイホー)

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さて最後は…

ノックオンザヘブンズドア
のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今週もガバガバヘイ!ヘイホー!レッツゴー!の掛け声でお馴染みの、今は亡き
『ラモーンズ』
のナンバーをお届けしたいと思います。
1974年にニューヨークで結成されたラモーンズは、メンバーのセカンドネームが全て「ラモーン」でありましたが、別に家族でもなければ親類縁者でもなく、全くの赤の他人であって、実は意外にもジョーイはじめメンバーは皆、ビートルズ・フリークで、中でもとりわけポールが大好きだったということから、その彼に敬意を表す意味を込めて、ポールが無名のシンガー時代に名乗っていた芸名「ポール・ラモーン」からラモーンを拝借してはセカンドネームに採用。バンドを演るにあたって、常に自分たちのモチベーションをアップさせるために大いに活用していたようです。
因みにファースト・アルバム「ラモーンズの激情」にしても、その録音の方法はビートルズの影響ということで、ギターとべースの音を左右に振り分けて制作したとの話。

~というところで、今回も前回と同じくラモーンズのグレイテストヒッツライブから
「ドゥー・ユー・リメンバー・R&R・レイディオ」
をお届けしながらお別れしたいと思います。

それではまた来週。時間になりましたらダイヤルはFM81.4に合わせて頂きまして、この番組にお付き合いくださいませ。お相手は
DJ PON-CHANG!
でした。
またね。BYE-BYE!

(7・20オンエアー分)

  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 17:44Comments(0)ROCK・MUSIC

2008年07月20日

ザ・クランプス / ビッグビート・フロム・バッズヴィル

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。





今週もその頭文字がCのアーティストということで、ラックス・インテリアとポイズンIVYという変態夫婦が中心核をなし、ガレージロック、パンクロック、サイコビリーの元祖と崇められるバンドであるアメリカはニューヨーク出身の
 『ザ・クランプス』 

をご紹介したいと思います。





異常なほどのレコードコレクターであり、ホラームービーマニアであったボーカルのラックスが、ヒッチハイクでニューヨークに流れてきたポイズン・アイビー(デビュー時にはアイビー・ロールシャッハとも彼女は名乗っていた!)と出会っては意気投合し、1976年1月に結成したのが、このザ・クランプス。





1977年にアレックス・チルトンをプロデューサーに迎え、ロカビリーの聖地であるメンフィスでファーストアルバムを録音。1980年にそれは「SONGS THE LORD TAUGET US」というタイトルで発表される。
バンド結成当初は、ギター2本とドラムスとボーカルといった変則的な編成で演奏をしていたクランプスだったが、93年発表のアルバム「STAY SICK」以降はベースも加えての通常のバンド編成となっている。
このクランプスは、狂気のカルトバンドと称されるだけあって、ラックス&ポイズン夫婦のお尻も性器もチラチラ覗くTバック 姿のステージ衣装やラックスのマゾ的な気持ちの悪いライブパフォーマンス、また1978年6月、カリフォルニア州の精神病院に特設ステージを設け、狂喜乱舞のライブを見せるビデオ作品など、およそ尋常とは思えないものを惜しげもなく(!)披露しては今日に至るまで、ノーマルな感覚に生きる大多数の人々の度肝を抜いてきた。(ビデオは今年3月19日に「ザ・クランプス 精神病院ライブ」なるタイトルで発売された。)

今日はそんなザ・クランプスの97年の発表ながら、今もって最新作とされる
「ビッグビートフロムバッズヴィル」

から、続けて3曲
「クランプ・ストンプ」「ゴッド・モンスター」「イット・シング・ハード・オン」

聴いて頂きたく思います。
それではどうぞ。

(7・20オンエアー分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 06:01Comments(0)ROCK・MUSIC

2008年07月19日

ザ・ラカンターズ / コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!
「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。

お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しく!

それでは早速番組の方進めていきたいと思いますが…。

最初のコーナーは、
ミュージックカレイドスコープ

のコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて、今日は破壊力抜群。庶民の生活を直撃する昨今の物価高をぶっ飛ばせとばかりに、ディストーションの効いた往年のブルーズロックを現代に甦らせながらも、単なるルーツ・ミュージックの焼直しに留まらず、斬新な要素もふんだんに、明日のロックの希望の星と輝くイカしたロックバンド、
ザ・ラカンターズ
をご紹介したいと思います。





結成は2006年。アメリカは工業都市として名高いデトロイトを舞台に、昔からの音楽仲間であった
ザ・ホワイト・ストライプス


ジャック・ホワイト

とソロ・アーティストとして八面六臂の活躍を見せている
ブレンダン・ベンソン

が意気投合。奇跡ともいえる強力タッグを組んで、今や時代遅れとも思えるギター、ベース、キーボード、ドラムスといったオーソドックスなバンド・スタイルで、ブルースをはじめとするルーツ音楽をベースとしながらも、決して古臭さを感じさせないアップ・トゥ・デートなガレージロックを紡ぎだしては、世のロックファンの熱い視線を集めているのがこの
ザ・ラカンターズ(ザ・話し上手達)

である。
メンバーは、先にも紹介したジャック・ホワイト(ギター、ヴォーカル、キーボード)、ブレンダン・ベンソン(ギター、ヴォーカル、キーボード)の2人のほか、オハイオ出身のガレージロックバンド、ザ・グリーンホーンズのメンバーであるジャック・ローレンス(ベース)、パトリック・キーラー(ドラムス)が参加している。

それでは、今日は2006年5月のデビューアルバム『ブロークン・ボーイ・ソルジャーズ』に続いて、今年5月28日、完成から1カ月を待たずして宣伝も何もなしにワーナーからスピード発売された画期的なセカンド・アルバム
「コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー」

から一気呵成に3曲お届けしたいと思います。
曲は、アルバムのタイトル・チューンでもある「コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー」「サルート・ユア・イリュージョン」そして「ユー・ドント・アンダースタンド・ミー」の3曲です。
それではどうぞ。ザ・ラカンターズです。

(7・20オンエアー分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 00:10Comments(0)ROCK・MUSIC

2008年07月13日

ハプニング(7/26公開)





  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 11:20Comments(0)シネマ

2008年07月13日

ラモーンズ・ペットセメタリー

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便636-8555 FM 81.4(ハイホー)

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●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/

さて最後は…

ノックオンザヘブンズドア

のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今週と来週はガバガバヘイ!ヘイホー!レッツゴー!の掛け声でお馴染みの今は亡き
『ラモーンズ』

のナンバーをお届けしたいと思います。



1974年にニューヨークで結成されたラモーンズは、76年にサイアーレコードから「ラモーンズの激情」でデビュー。皮ジャンに穴のあいたボロボロのジーンズをトレードマークに、「ワンツースリー」のカウントを合図として、1曲2分という楽曲をスピーディーに演奏しては、たちまちパンクロックの教祖、時代の寵児として当時の若者たちから熱狂的な歓待を受けた。
80年頃に一時人気は低迷するものの、その後に登場するハードコアパンク勢が、彼らに対して大いなるリスペクトを見せた頃から再びのブームが到来。
またぞろ第一線に返り咲くことになる。
しかし1996年に解散。
その上、2001年4月にはジョーイがリンパ腺ガンで他界。また2002年6月にはディーディーがオーバードーズで、さらには2004年に9月ジョニーが前立腺ガンで亡くなるという不幸に見舞われ、二度と再結成される目は失ってしまった。
それでは今日は、そんなラモーンズのグレイテストヒッツLIVEから「ペットセメタリー」を聴いて頂きます。

それではまた来週。時間になりましたらダイヤルはFM81.4に合わせて頂きまして、この番組にお付き合いくださいませ。お相手はDJ PON-CHANG!でした。
またね。BYE-BYE!

(7・13オンエアー分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 07:57Comments(0)ROCK・MUSIC

2008年07月13日

THE  CLASH / コンバットロック

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
今週はその頭文字がCのアーティストということで、最早故人ではありますが、生前はその旺盛なる反骨精神をもって全世界に向けて、革命ラッパを高らかに吹き鳴らした、私が最も敬愛するところのロッカー、ジョー・ストラマー率いるところの
ザ・クラッシュ

をご紹介したいと思います。

THE CLASH…。
簡単にバンドの概略を説明させて頂きますと、結成は1976年。当時ジョーがやっていたパブロックバンド101ers(ワンオーワンナーズ)の前座に、かのピストルズを迎えたことがそのきっかけ。それまでR&Bに傾倒し、その手の音楽を懸命に追い求めていたジョーだったが、ピストルズのステージを目の当たりにした途端、覚醒。「甘い歌をやっている時代じゃない!エルビスもビートルズもいらない!」とばかりに101ersを唐突に解散。同じく一度もライブすることなく空中分解したロンドンSSというパンクグループのメンバーだったミック・ジョーンズやポール・シムノンと合流し、後世にその名を残す「THE CLASH」のスタートを切ることとなる。
その後は、暴力衝動、否定衝動の塊のような熱い音楽を奏で、徹底した反体制の姿勢を貫き、時には「赤い旅団」などの極左グループを応援するなど行き過ぎた正義感から、批難の矢面に立つこともままあったが、一方でキッズを終始一貫して大切にするバンドでもあり、当時サッチャー政権のもと失業率の高かった若い世代にもレコードが買えるようにとかの2枚組「ロンドンコーリング」を1枚もののLPと同じ金額で販売したりと、とにかく常にファンの目線でものを考えるバンドでもあった。
また一方で音楽的にはグループ結成当初から、ジャマイカ発のレベルミュージックであるレゲエなども取り入れる貪欲で旺盛な音楽的咀嚼力も有しており、LPの枚数を重ねるごとに他のパングバンドの音楽的堂々巡りを横目で見ながら、プログレッシヴに変貌していった。





では、今日はそんなクラッシュの数々の珠玉の作品群の中でも特に私が贔屓にしているレゲエありダブあり、ファンクありといった正に黄金期のクラッシュの集大成的作品
「コンバットロック」

から、
「権利主張」「ロック・ザ・カスバ」「イノキュレイテッド・シティ」

の3曲を聴いて頂きたく思います。

(7・13オンエアー分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 07:31Comments(0)ROCK・MUSIC

2008年07月13日

ブライアン・イーノ

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しく!

それでは早速番組の方進めていきたいと思いますが…。

最初のコーナーは、
ミュージックカレイドスコープ
のコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。





さて、皆さん。今月7日から3日間、北海道は
洞爺(とうや)湖でサミットが開催

されて、多分今回は…
注・というのも、この番組はご存知の方も多いことかとは思いますが、録音で、前倒しの収録をさせて貰っているので、現時点では正確な動きが判らないという事情があるわけでは御座います。)

…原油高などに端を発したエネルギーにまつわる経済問題のほか、当初からマスコミ等を通じ話題となっていたように、人類の存亡に関わる環境問題が俎板の上に乗せられては、あ~だこ~だと自国の不利益にならない程度の範囲で、スタイリッシュに意見を戦わせながら、シーモじゃないけど、生きていたら「またあいましょう」とばかりに洞爺湖宣言かなんかを発しては、ご陽気にシャンシャンで閉幕になったことかとは思いますが。

このサミットに合わせ、特別番組などが各TV局でオンエアーされ、皆さんも嫌と云う程ご覧になったかとは思いますが、しかし残念ながらというか、案の定というか、どれもが奇麗ごとの警鐘を鳴らすばかりで、物事の本質を伝えるものではなかったように感じます。
そんな中、中部大学の、資源材料工学の権威でもある
武田邦彦教授

が書き下ろした
「偽善エコロジー」(幻冬舎新書)

はまさに快哉を叫ばずにはいられない好著であり、いちいち納得しながら読ましていただきました。

スーパーのレジ袋不使用運動から、室内温度28℃調節運動に至るまで、それは生半可な自己満足、他愛ない言い訳にしか過ぎず、やるべきことは他にあると喝破されております。
環境問題は、今や待ったなしの全人類における最重要課題であるには言うに及ばず、各国首脳が時間を割いて座卓を囲み、話し合いを持つことに反対するものではないが、問題はその中身。とにかく『人類すべてがエゴを捨て、一致団結することを潔しとしないことには問題解決には至らない』と指摘しながら、緩やかな自殺に似た滅びの道は続くとばかりに、武田教授はこの本の中で糾弾する。
私も同感。環境問題は自らの問題でありながら、最早個人の規模で解決する問題ではない。これとこれを止めて、これとこれを交換してと、悠長に「エコ」なんて言える時節はとうに過ぎてしまった。時計の針を戻すように、今ある経済活動を一旦封印しなければ確実にアイスランドの氷も解ければ、ツバルも海に沈んで、挙句世界は終わってしまう。

まぁ~、今回のサミットがどのような解決策を全世界に向けて発信したのか(しかし、終わり間近で、焼きの回ったブッシュに、朝倉総理の足元にも及ばない不人気振りを発揮する福田さんと、キャストもパッとしないサミットですから、あんまり期待はしてませんが…)それなりに興味深いところでは御座いますが。

…てな具合で、存在自体が公害(ポリュージョン)な私が今回はガラにも無く環境問題に触れながら冒頭の話を進めさせて頂いたということで、おかけする曲もそれに因んでということで、
環境と言えばアンビエントミュージック






アンビエントと言えば
「ブライアン・イ―ノ」

ということで今日は彼の曲を聴いて頂きたく思います。

では今日は、1975年発表のソロ3作目、アンビエントミュージックへの目覚めが感じられる意欲作「アナザーグリーンワールド」から、『ザ・ビッグシップ』『スピリッツ・ドラフティング』を、そして77年発表のカンやクラスターなどの豪華ゲストの招いて作成した「ビフォア・アンド・アフターサイエンス」から『バイ・ディス・リヴァー』をお掛けします。
それではどうぞ。

(7・13オンエアー)  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 07:17Comments(3)ROCK・MUSIC

2008年07月05日

ボ・ディドリー / クラッキン・アップ

“ラジオでロック”
Radio Nowhere

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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MAIL 郵便636-8555 FM 81.4(ハイホー)

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さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて、今日は我らがロックの創設者、偉大なるロッキンダディ、かのローリング・ストーンズのも大いなる影響を与えた男で、今月2日に「心臓疾患」で天国に召されるまで、世紀の大発明「ジャングルビート」を陽気に奏でながら、第一線で活躍し続けた本名エラス・O・B・マクダニエルこと、ボ・ディドリー御大。今日は最後にその人を偲ぶべく曲をご紹介したいと思います。

ボ・ディドリー御大は、今を遡ること1928年12月30日にアメリカはミシシッピ州・マコムで生を受ける。その当時、多くの黒人がそうであったように、彼もまた幼少の頃からコットンファームで働いていたが、しかして、彼は最初からロックの神様の寵愛を受ける身の上だったようで、その内にミュージシャンとして1955年にチェスレコードからデビュー。のっけからシングル曲「ボ・ディドリー」が大ヒットして一躍有名人の仲間入りを果たすのでありました。





四角い独特のエレキがトレードマークだったボ・ディドリー。今日はそんな彼の1959年発表のストーンズも取り上げている名曲「クラッキン・アップ」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではまた来週。時間になりましたらダイヤルはFM81.4に合わせて頂きまして、この番組にお付き合いくださいませ。お相手は
DJ PON-CHANG!

でした。
またね。BYE-BYE!


(7・6オンエアー分)


  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 21:14Comments(0)ROCK・MUSIC

2008年07月05日

クリエイション / スピニング・トゥー・フォールド

続きましては
キーワードAtoZ






今週はやっと頭文字Bから離れて、その頭文字がCに当たるアーティストということで、日本が世界に誇る天才ブルースギタリスト“
竹田和夫
”率いる「クリエイション」の絶妙でクオリティーの高いサウンドを、1996年にリリースされた「TWINBEST」からご紹介したいと思います。19歳でプロになった早熟天才肌ギタリスト・竹田和夫は1969年に前身のバンドに当たる「ブルース・クリエイション」を結成し、当時日本のロック・フォーク界において野外のイベントとしては最も権威があり、ありとあらゆるアーティスト達の憬れの的でもあった「第3回全日本フォークジャンボリー」(別名・中津川フォークジャンボリー)に、ボーカルとしてあのカルメンマキを擁し登場。因みにこの時、他には吉田拓郎や、はっぴいえんどや、はちみつぱいなど日本のロック界の黎明の時期を支えてきたそうそうたるメンバーが肩を並べていた。

1972年にブルース・クリエイションを解散して、この年名前も新たに「クリエイション」としてスタート、その後ライブ活動を精力的に重ねては、1975年「クリエイション」でレコードデビュー。3作目に当たる「ピュアエレクトリクソウル」は歴史に残る名盤として、今もロック野郎の間では語り草になっており、この中に収録されている「スピニング・トゥー・フォールド」はプロレスラー「ザ・ファンクス」(ドリー&テリー・ファンク・ジュニア)のテーマ曲として大ヒットした。

その後もTBSドラマ「ムー一族」の主題曲である「暗闇のレオ」やアイ高野をボーカルに迎えての楽曲「ロンリーハート」などがヒットし、地味ながらも確実な歩みを持って、その足跡を日本ロック界の歴史に刻みつけていった。
しかし、1984年に残念ながら解散。竹田和夫は「ボーイズオンロックス」など新たなバンドを結成。また1997年からは活動の拠点もロサンゼルスに移し、アメリカでのライブプレイを中心に現在も活躍している。
今年4月19日、20日、東京は水道橋のJCBホールで開催されたライブイベント「ロック・レジェンド」に、竹田和夫は電撃的に「クリエイション」を再結成して参戦。その健在ぶりと「クリエイション」というバンドの偉大さを、今一度時代を超えた形で再認識させた次第。



それでは今日はそんな「クリエイション」の楽曲を堪能していただきたく思います。
曲は先にもご紹介したザ・ファンクスのテーマ曲にもなっていた
「スピニング・トゥー・フォールド」

「トーキョー・サリー」
そして
「ロンリーハート」

の3曲をお届けします。それではどうぞ!

(7・6オンエアー分)
  


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 21:00Comments(0)ROCK・MUSIC