2010年09月12日

ピチカート・ファイブ、イアン・デューリー

ピチカート・ファイブ、イアン・デューリー



ピチカート・ファイブ、イアン・デューリー


※HMV渋谷店の跡地には「FOREVER 21(フォーエバー 21)」(国内5店舗目)が2010年末~2011年始までにオープンする予定だそうな~

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、少し前のニュースということで記憶に新しいという方も沢山いらっしゃることでしょうが、イギリスを本店とするCDショップで、1990年に日本初上陸を果たした第一号店。1993年頃には『渋谷系』という独自のムーブメントまで形成し、日本のミュージックシーンに多大なる足跡を残したHMV渋谷店。その渋谷店が、これも時の流れというものか、ネット上でのCD販売や音楽配信などの新しい時代の波に呑まれ、結果、売り上げが激減。営利が目的の企業である以上、それも血も涙もないシビアな外資ともなれば、人情ヨタ話など「無用の長物」とばかりに、靴底で捻り潰しては、極めて冷徹にご判断。先月22日には、とうとう閉店の憂き目をみることになった訳です。集客UPを目指して、内装工事も1、2年前にやったとこだったと伝え聞いておりますがね。
で、日本の音楽史に燦然とその名を刻みつけたHMV渋谷店が閉店するとのニュースが流れた途端に、別れを惜しむ人がワンサカ、ワンサ、ワンサカ、ワンサとレナウン娘(骨董品のフレーズ)の如く店を訪れてみせたということですが…。
何時もこの手の話を聴く度に、ちょっとウンザリしちゃうんですが、名残惜しんで、急に押し掛けるなんてホント薄っぺらで嘘臭い!閉店についてどうのこうのと「コメント」を寄せたり、残念とか言う前に、ネットで音楽のダウンロードや、エンターキーをポンと押してのCD購入なんかせずに、先から「渋谷店」に足運んでCD買っといて欲しかったと私なんかは思う次第では御座いますが…。
原因は結局それ、売れ行き不振なんですから。
偶には若者よ、携帯を、若しくはパソコンを捨てて、そして町へ出よう!で、直にCD屋の店頭でゆっくり、店員さんが選んだ色んなアーティストの音を試聴しては、自らの血の通った両の手で「商品の感触」を確かめながら、素晴らしいアーティスト達がこの世に産み落とした「最高の作品」と、是非、感動的な出逢いを果たしてほしいと思いますね。ヴァーチャルな世界ばかり行き来していたら、その内本当に現実(もと)の世界に戻って来れなくなりまっせ。ダンナ!
生きている、そうした実感を得ながら、ぜひ音楽は、五感を駆使して聴いて頂きたいもんです。
オッサンのメッセージするところを、そこの君は理解してくれたかな?

ピチカート・ファイブ、イアン・デューリー



~と、いうところで何の話かよく分からなくなりましたが(笑)、ここでそれではHMV渋谷店と所縁(ゆかり)の深いアーティストということで元祖「シブヤ系」、あのオリジナルラヴの田島貴男もオリジナルメンバーだった、1984年結成、そして17年の活動を経て2001年に惜しまれつつ解散した
「ピチカート・ファイヴ」

で、「スウィート・ソウル・レヴュー」、そして「メッセージ・ソング」、この2曲を続けて聴いて下さい。
こんな素敵なバンドを送り出した聖地がなくなったんですよ。これは文化的に見ても大きな損失以外の何物でもないと思いますが。大袈裟か?如何でしょう~。
若い皆さんはどうお考えかな?
それではどうぞ!ピチカート・ファイヴです。(最高!)







ピチカート・ファイヴWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%81%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B4

ピチカート・ファイヴ(コロンビア)HP
http://columbia.jp/~pizzicato/
                                                

続きましては~

ピチカート・ファイブ、イアン・デューリー



今日は久々に「イギリス・パンク界のゴッドファーザー」「ミスター・ドゥ・イット・ユアセルフ」、
イアン・デューリー

御大将を取り上げては、ファンキーでダンサブルなロック・サウンドを奏でる、信頼できる仲間達『ブロックヘッズ』の安定した演奏をバックに、自由奔放に跳ね回る、彼のユニークでとっておきとも言える「天使のダミ声」を、ラジオをお聴きの皆さんにお勧めするべく、時間の許す限りオンエアーして行きたいと思います。
先ずは、バックを務めるブロックヘッズの余裕綽々でファンキーなプレイが何とも小粋で憎らしい、「インビットウィニーズ」と「ドント・アスク・ミー」を聴いて下さい。
それではどうぞ!イアン・デューリーです。







ピチカート・ファイブ、イアン・デューリー


                                           
如何でしたでしょうか。
お世辞にも上手いボーカリストとは言えないですが、癖になるような何とも表現し難い魅力に溢れているように私は思うんですけど…。
イアン・ロビンス・デューリーは1942年5月、イギリスはミドルセックス州と言いますから、あのエルトン・ジョンやクイーンのブライアン・メイや、若いところではエイミー・ワインハウスなど、才気あふれる有名アーティストを沢山輩出している伝統的な都市の出身で御座いまして、遊び盛りの7歳の時には、不幸にして「小児麻痺」を患い、幼い頃から左半身が思うように動かない身の上に。しかし、人一倍負けん気の強い少年だったデュリーは、そんなハンディキャップもものともせず、ドラムなどの楽器をマスターするなどのミラクル振りを発揮した訳です。そして成人してからはイラストレーターなどの仕事に携わるも、なかなか安定した収入が得られないことから、美術教師にトラバーユ。暫く教鞭を取りながら、その傍らで音楽活動を続け、ギルバーン&ザ・ハイ・ローズを経て、1976年にビザンチウムというバンドでギターを弾いていたチャズ・ジャンケル(クインシージョーンズがヒットさせた「愛のコリーダ」の作曲者)と共に、イアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズを結成し、その後全英ヒットチャートNo1ヒットにもなる「ヒット・ミー」等を発表し、一躍、イギリスにおける国民的英雄となる訳です。
~ということで、今日は兎に角イアンの曲を沢山お届けしたいということで、ここでお便りやメール等の宛先を申し上げて、お別れのご挨拶をした上で、まとめて曲をオンエアーさせて頂きます。
では、先に宛先!

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

それでは、2000年3月に癌の為に亡くなったパンクの御大将『イアン・デューリー』の曲で最後もお別れしたいと思います。
曲は1978年末に発表し、全英ヒットチャートで15週1位という栄冠に輝いた「ヒット・ミー・ウィズ・ユア・リズムスティック」と「ダンス・オブ・ザ・スクリーマーズ」の2曲をお聴きください。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。



お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2010年9月12日オンエアー分) 


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Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 11:34 │ROCK・MUSIC