2009年08月14日

Milk(ミルク)と70年代ロックその1

Milk(ミルク)と70年代ロックその1



皆さん今晩は!
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック Radio Nowhere」でお楽しみください。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

それでは早速番組の方進めていきたいと思いますが~。

さて、ここのところ、ずっと特集続きでしたので、この番組をどういう構成でお送りしていたのか、私自身、完璧に忘れてしまった気もしますけど(笑)、まぁ、それはそれでひとまず置いときまして、今週と来週も、またまた性懲りもなく「特集」ということで、お送りさせて頂きたく思います。(なんじゃそれ!)
以前この番組で「博多めんたいロック」を取り上げた際に、少しばかりご紹介さして頂きました、1973年、博多がまだ「日本のリバプール」と呼ばれていた頃、時代を先取りするかのようにダンスホールを主たる舞台として、ルーズで骨太なロックを聴かせていた、今や幻と語られておりますロックバンド
「MilK(ミルク)」

そんな彼等の貴重なステージ活動の断片を記録した「赤と黒」とタイトルされるCDが、偶然、この番組で取り上げられたことをお知りになった「MilK」の関係者である、ウェブサイトの管理人(オフィス・ブローミュージック)さんからご丁寧にも、改めてプロモ用音源が送られて参りまして…。
管理人さん!本当にお気遣い賜りまして、誠に有難う御座います。

MilK(ミルク)ウェブサイト
http://officeblowmusic.com/milk.html

~ということでこれをきっかけに、私としては、先にも申しましたように、またまた通常の番組のフォーマットを返上致しまして、Milkを中心として、今では殆んどオンエアーされることもない、まさに日本ロックの黎明期とも言える70年代を熱く駆け抜けてみせた数々のロックバンドの音源をも、合わせてご用意し、この機会にドカンとご紹介させて戴いては、ラジオをお聴きの皆さんとともに、古きを温ねて(たずねて)は新しきを知る、まさしく『温故知新』の言葉通り、さまざまな音を振り返りながら、勿論、若い人達からすれば初めて聴く目新しいモノ許りかも知れませんが、ともかく理屈抜きで、大いに盛り上がって行こうと思っております。

それでは何はともあれ「MilK」!と行きたいところですが~
その前にと、またまた横道に逸れてしまいますが、その前に1曲、今日の特集とは別に聴いて頂きたいのですが、1979年に京都で結成され、今年で30周年を迎えた、日本が世界に誇るキング・オブ・ノイズ
「非常階段」

の30枚組、何と5万円という記念ボックスセットが今年6月16日に発売となり、またその記念ライブが、今月22日に難波のライブハウス「ベアーズ」で開催されるということで、今日はですね、当番組でもそれを祝して、冒頭では、まず他の番組では絶対掛かることのない非常階段のサウンドをお掛けしたいと思います。しかし、非常階段単体でかけるのは、流石の私でも難しいなぁ~(笑)と思いますので、今日は、80年代において「日本最速」とされていたグラインドコアバンド「SOB」とのコラボで聴いて頂きたく思います。曲は
「ノイズ、ヴァイオレンス&デストロイ」

です。それではどうぞ!
SOB階段

です!


●非常階段-結成30周年記念-ワンマンライブ
ゲスト:坂田明
2009.8.22(SAT)
於;難波ベアーズ OPEN18:30 スタート19:00
(前売り3900円、当日4500円)
 
難波ベアーズ
http://home.att.ne.jp/orange/bears/

アルケミーレコードオフィシャルサイト

http://www.kt.rim.or.jp/~jojo_h/ar/p_top/ 

Milk(ミルク)と70年代ロックその1

はい。まず、のっけはSOB階段を聴いて頂きました!どうもスンマセン(笑)
それでは本日のメインイベントと言いますが、今日の特集「Milk」と70年代ロックということで、先ずはMilkで聴いて頂きましょう!
中州のダンスホール「赤と黒」及び佐世保米軍キャンプ「EMクラブ」での貴重なライブ音源を収録した
CD「赤と黒」
から、

「人生なんてくそくらえ!」
、これを聴いてください。
それではどうぞ。MilKです。

Milk(ミルク)と70年代ロックその1

はい、ということで、MilKの「人生なんてくそくらえ!」を聴いて頂きましたが、このMilK。今を遡ること37年前の1972年に、博多の音楽シーンに登場し、丁度1970年代前半と言いますれば、博多は天神にあった(今も勿論現存しているが…)フォークの殿堂「照和」を中心に活動する「井上陽水」や「チューリップ」、はたまた武田鉄也氏の「海援隊」などのフォーク組が全国デビューし、一般的にはフォークソングが脚光を浴びている時期で、それを横目に見ながら中州のダンスホール「赤と黒」などで活動していたのが「第1次博多めんたいロック世代」とも言える「ブロークダウンエンジン」や今日ご紹介の「Milk」、将又「サンハウス」や「クリスタルキング」、後にARBでギターを弾く田中一郎氏の「リンドン」とか、山部善次郎氏の「田舎者」など、こういったバンドがあった訳です。MilKも当初はコピー曲を中心にプレイしていた訳ですが、その内に「村八分」などを彷彿させるような、ルーズでスリリングな臭いのするカッコ良いロックをプレイするようになっていき、その後、広島ではキャロルと同じステージで演奏を相まみえ、矢沢永吉氏に絶賛されたり、またGSバンド「ブルーコメッツ」のリーダーであったジャッキー吉川氏などに高い評価を受け、東京進出の話もあったりした訳なんですが、残念ながらメンバー各々の音楽性の違いから、1974年には解散。1年7カ月の短命で、その活動を終えてしまった訳です…。
それでは、もう一曲
MⅰlK


「ハラをたてているじゃないか」

を聴いて頂きまして、その後、1968年「モンキーズ」の来日の際に前座を務めたGSバンド「フローラル」の小坂忠氏を中心に、細野晴臣氏や松本隆氏などのメンバーが参加して、翌69年に結成された
「エイプリル・フール」

(後のはっぴいえんどの母体ともなる)で「タンジール」
という曲を聴いて頂きたく思います。
それではどうぞ!


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
郵便物等々 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記してお送りいただければ、私の手元に届くかと思いますんで、また是非共、リスナーの皆様、挙ってお送り下さいませ。

さて最後は、あのチャーがプロとして、公式にレコーディングした初めての楽曲になります1970年結成のハードロックバンド
「バッドシーン」

、私もメンバーチェンジしてからのバッドシーンを、中学生の頃かな?観た記憶があるのですが、このバンドの1973年8月発表のデビューシングル
「すべてがわかる時」

をお掛けして、今週はお別れしたいと思います。来週もMilKをお掛けしつつ、70年代日本ロックの特集をお送りしたいと思います。お楽しみに!
お相手は
DJ・PONーCHANG!

でした。それではまた来週!
シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(8・16オンエアー分)


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Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 06:40│Comments(0)ROCK・MUSIC
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