2009年12月23日

黒猫チェルシー、井上陽水

黒猫チェルシー、井上陽水


2nd Mini Album
『All de Fashion(オール・ド・ファッション)』

01.スピーカー
02.オンボロな紙のはさみ
03.廃人のロックンロール
04.毛にからまって
05.のらりのらねこ
06.ショートパンツ
07.南京錠の件
08.排泄物 from くち
09.ロンリーローリン

2009年12月2日発売
DCRC-0066
DECKREC/UK PROJECT
¥1,995(税込)

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオで
ROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!
どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

さて、2009年も残り僅かということで、皆さん如何お過ごしでしょうか~
今年も色々あったということで、さまざまな感慨を抱きながら、今、このラジオをお聴きになってらっしゃる方もいるかと思えば、一方で、年末年始にも拘らず、普段通り、お仕事ということで、「年末も糞もないぞ!この野郎!」と殺気立っている方も数多いらっしゃることかとも思いますが、取りあえず、否応なしに、あと何日かすれば「2010年」もやって来るということで、兎に角、私としては、来年も「無病息災」「ビンボーでも元気が一番」「年末ジャンボ当たりやがれ!」と祈念しながら、残りの日日を過ごしたく思います。
しかし、かの映画界の巨匠「スタンリー・キューブリック」が手掛けた映画作品「2001年宇宙の旅」では、2001年の時点で、人類はもはや地球を離れ、月面で生活し、主役のボーマン船長に至っては、木星で巨大な石柱「モノリス」と遭遇し、スターチャイルドに変貌するといったストーリー展開になっておりましたが、未だ現実には小林多喜二の「蟹工船」の方がリアルとする、この現実、世界はなんなんでしょうか。
ホンマ、現実とは「夢」も「希望」もござんせんなぁ~。
来年こそは良き年になるよう、民主党さんには、世の中の仕分けを上手くやって頂いて、この国の地図を素晴らしいものに塗り替えていってほしいと思いますね。頼むで!おかんから金もうて、苦しい答弁してるようではあきまへんで!
と、いうことで、ウダ漕ぎはこの辺りに致しまして、先ずは当番組お馴染みのメニュー~

「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー」!

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて今日は、今年も洋の東西問わず、様々な作品が色んなアーティストによってリリースされた訳ですが、その中でも私個人としては、特にこのアーティストとの出会いが印象に残っているということで、先月16日にニューアルバム
「オール・ド・ファッション」

を発表しました
黒猫チェルシー

を取り上げまして、その最新作から幾つか音源を紹介したいと思います。
今年全般の傾向としては、やはり年配のアーティスト達によるバンドの再結成など、そういったものが主流ということで、なかなか元気な若いアーティストにお目にかかることがなかったような印象が強い1年だったように思います。ラップとかヒップホップとかあの辺りの方々は抜きとしまして。私は正直、あの辺については全く聴きもしなければ、音楽的な魅力とか解りませんので…。
そんな中でも、この黒猫の登場は、実におっさんとしましては、痛快と言いますか、久方振りのヒットということで快哉を叫んでしまいましたね。
高校生にも関わらず、オールドスクールなパンクや、R&Rなど、特にびっくりしたのはみうらじゅん原作で、あの田口トモロヲが映画監督を務めた「色即ぜねれいしょん」の主題歌として、黒猫のヴォーカルの渡辺大知くんが、かの「村八分」の名曲「どうしようかな」をカヴァーしてみせたこと。当然、脇を固めているのが、みうらさん、田口さん、また共演として銀杏BOYZの峯田君、くるりの岸田君といった曲者揃いですから、安物臭い選曲をする筈はないですが~。
それにつけても、よりによって「村八分」をチョイスして、それを歌いこなすとは凄い若者では御座います。~ということで、そんな早熟な若者四人からなる、私個人としては今年最大の収穫と言っても良いでしょう!黒猫の、それでは新譜「オール・ド・ファッション」から、「スピーカー」「廃人のロックンロール」そしてこいつはピストルズだ!の「ロンリーローリン」の3曲を聴いてください!黒猫チェルシーです。

黒猫チェルシー
http://kuronekochelsea.jp/index.html#indexBody

 



続きましては~
その頭文字にアルファベットのIが来るアーティストということで、今日はかの大物フォークシンガー、私も最初にギターを手にした時、彼の「心もよう」でアルペジオの練習をした記憶が御座いますが(笑)、そうです、かの
「井上陽水」

さんを取り上げてご紹介したいと思います。
余りにメジャー過ぎて、今更、陽水さんのプロフィールとか必要ないでしょうが、ごくごく簡単にご紹介させていただきますと、井上陽水さんは1948年8月30日生まれの御年なんと61歳の福岡県出身のフォークシンガーで御座いまして、本名は陽水と書いて「あきみ」と読むようですが…。実家は「歯科医」で、幼少期より恵まれた生活環境にあり、そのせいもあってかどうかは知りませんが、身長も178センチということで当時にあっては大柄。1969年「アンドレ・カンドレ」という芸名で、デビューした辺りからアフロっぽい髪型でしたから、当時としては「コブクロ」の黒田クン並みにタッパのあるアーティストとして印象も強かったのではないかと思いますが。どうでもよい話ですが(笑)
で、1972年に名前も本名の「井上陽水」(読み方は「ようすい」でありますが…)に変えて、ポリドールに移籍。そこからが彼の黄金時代の始まりでありまして、特にその存在を、日本の音楽シーンに決定的に刻みつけることになったのが、1972年12月に発表となったアルバム「氷の世界」で、これは日本初のミリオンセラーとして、日本の音楽界に金字塔を打ち立てることとなった訳です。
それでは今日は「日本初のミリオンセラー」となった陽水さんの
記念碑的作品「氷の世界」
から
「あかずの踏切り」「氷の世界」「自己嫌悪」

の3曲を聴いてください。
どうぞ! 

  


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/

さて最後は…

ノックオンザヘブンズドアのコーナー

蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今年最後になるのかな?
今日はですね、先のコーナーでご紹介しました井上陽水さんのアルバム「氷の世界」からの曲をお掛けしてお別れしたいと思いますが、勿論、陽水さんがお亡くなりになった訳ではなく、このアルバムの3曲目に、かの忌野清志郎さんとの共作にして、名曲と誉れの高い
「帰れない二人」

が収録されていますので、今年5月に亡くなった清志郎さんを偲びながら、それを聴きつつお別れしたいと思います。
ちなみにギターは高中正義さん、ベースは細野晴臣さんが担当してます。



それではみなさんまた来週。おわっ!来年か!
時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(12・27オンエアー分) 


来年も一つ宜しくお願いいたします!



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Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 11:06│Comments(0)ROCK・MUSIC
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